味わって食べる
「チキンなどを2箱分買い込み、事故現場からわずか数メートルしか離れていない場所で片膝を地面についてむさぼり始めたのだ」(2021/6/19 7:00 Techinsight)って、「むさぼる」は「普通以上に欲しがる」ということで、「すごい勢いで食べる」と言いたいのなら「むさぼり食ったのだ」とか「がつがつ食べ始めたのだ」とか言わないと。
「林修の今でしょ!講座」(2020/9/22)で認知症の人の口座は凍結されるという話をしているとき、「親族でも下ろせない?」という質問に「現状は引き落とせません」と答えた岸博幸(経済評論家)。「下ろせない」か「引き出せない」でしょ、テロップは「お金を引き出せない」でした。しかしまぁ、岸さん、しゃべり過ぎ( ̄" ̄)。
「コーヒーを淹れたときに出る『出がらし』を」(2021/5/27 17:11 マネーの達人)、このライターは最後まで何度も「出がらし」と書いていましたから、完全に思い違いをしています。「出がらし」は、何回も出して味の薄くなったもの。「出し殻」は茶を出した殻、つまり、お茶を淹れた後のお茶っ葉、コーヒーかす、ですよ。
「『赤ワインは室温で保存』と言われることがあるが、投稿者によるそれはヨーロッパの日の当たらない涼しい室内でのことで、日本の環境とはそぐわないのだという」(2021/5/29 20:00 まいどなニュース)って( ̄д ̄)! まず、「投稿者によると」の「と」が抜けていますね、ほいほい脱字 ┐( ̄д ̄)г。
「そぐわない」は、○○にそぐわない△△、似合わない、うまく釣り合いが取れないという意味です。世界地図を見れば分かりますが、ヨーロッパは日本よりずっと北ですから、ヨーロッパでは室温でよくても日本ではそうはいかないわけで、それを言うなら「日本の環境には当てはまらないのだという」でしょ!
「有名な怪談話にまつわる持論を展開した。(中略)心霊スポットの怪談話について、(中略)吉田:その怪談話、(中略)吉田:怪談話という形で(中略)吉田:怪談話にされているミラーも、(中略)怪談話が、じつは『事故防止のための注意喚起なんじゃないか』という話で意気投合した島田と吉田。話はさらに有名な『あの怪談話』へと移る」
まだ続きがありますよ、「島田:トンネルの怪談は『交通事故』を防ぐための注意喚起でしたけど、(中略)島田:怪談を利用した教育なんじゃないかと(中略)吉田:そういう怪談の使い方もありますよね。(中略)人々から恐れられながらも、すごい早さで広まる怪談話」(2021/6/2 17:50 ニッポン放送)って( ̄" ̄)。
吉田悠軌(オカルト探偵)と島田秀平(芸人・手相占い師)が怪談について話している内容を記事にしたものです。ライターは完全に「怪談話」で、吉田悠軌も前半はずっと「怪談話」です。でも、島田秀平は「怪談」と言っていて、それを聞いた後、吉田悠軌も「怪談」と言ったようです。ライターはというと、最後も「怪談話」<( ̄д ̄)>。
「肋骨が浮かび出て」は「日曜美術館」(2021/7/4)で聞いた柴田祐規子アナのナレーションですが、肋骨ですよね、がりがりだから肋骨がくっきり、それは「肋骨が浮き出て」です。「浮かび」なら「浮かび上がって」ですが、意味が違います。アナウンサーでも原稿に書いてあるとおりに読むだけ?
「息子のゲーム課金が知らないうちに法外な額に! 愛車売却を余儀なくされた父の無念」(2021/7/4 13:00 COURRiER Japon)って? 有料アイテムをどんどん購入したことは事実で、あくまでも当然の結果の請求額であって「法外な額」ではありません。しかも、約19万7900円というから「高額に!」ぐらいのレベル。
「○○教授は『わが国では…』という―」(2021/7/5 11:16 PRESIDENT Online)って、なんか、もやもや Ψ(`^´)Ψ。「わが国では…」は○○教授の言葉ですから「○○教授は『わが国では…』と言う―」でしょ。「という―」と書きたいのなら「○○教授によれば『わが国では…』という―」ですね。
「めまい・吐き気などの副作用も配慮」は「チョイス@病気になったとき 肋間神経痛」(2021/7/2)のテロップ。これ、分かっていない人は意外に多いのですが、「配慮」は相手のためにあれこれと気を遣うこと、「~に配慮する」で、「考慮」はよく考えること、「~を考慮する」、よって、「めまい・吐き気などの副作用も考慮」です。
「足腰が弱まってきているという」は「大下容子ワイド!スクランブル」(2021/8/23)で聞いたナレーション。「弱まる」は、「風が~」「抵抗が~」など、勢いが弱くなるということですから「足腰が」に続けるのはおかしいですよ。これは高齢になった象の話ですからね、「足腰が弱ってきているという」でしょ!
「チキンなどを2箱分買い込み、事故現場からわずか数メートルしか離れていない場所で片膝を地面についてむさぼり始めたのだ」(2021/6/19 7:00 Techinsight)って、「むさぼる」は「普通以上に欲しがる」ということで、「すごい勢いで食べる」と言いたいのなら「むさぼり食ったのだ」とか「がつがつ食べ始めたのだ」とか言わないと。
「林修の今でしょ!講座」(2020/9/22)で認知症の人の口座は凍結されるという話をしているとき、「親族でも下ろせない?」という質問に「現状は引き落とせません」と答えた岸博幸(経済評論家)。「下ろせない」か「引き出せない」でしょ、テロップは「お金を引き出せない」でした。しかしまぁ、岸さん、しゃべり過ぎ( ̄" ̄)。
「コーヒーを淹れたときに出る『出がらし』を」(2021/5/27 17:11 マネーの達人)、このライターは最後まで何度も「出がらし」と書いていましたから、完全に思い違いをしています。「出がらし」は、何回も出して味の薄くなったもの。「出し殻」は茶を出した殻、つまり、お茶を淹れた後のお茶っ葉、コーヒーかす、ですよ。
「『赤ワインは室温で保存』と言われることがあるが、投稿者によるそれはヨーロッパの日の当たらない涼しい室内でのことで、日本の環境とはそぐわないのだという」(2021/5/29 20:00 まいどなニュース)って( ̄д ̄)! まず、「投稿者によると」の「と」が抜けていますね、ほいほい脱字 ┐( ̄д ̄)г。
「そぐわない」は、○○にそぐわない△△、似合わない、うまく釣り合いが取れないという意味です。世界地図を見れば分かりますが、ヨーロッパは日本よりずっと北ですから、ヨーロッパでは室温でよくても日本ではそうはいかないわけで、それを言うなら「日本の環境には当てはまらないのだという」でしょ!
「有名な怪談話にまつわる持論を展開した。(中略)心霊スポットの怪談話について、(中略)吉田:その怪談話、(中略)吉田:怪談話という形で(中略)吉田:怪談話にされているミラーも、(中略)怪談話が、じつは『事故防止のための注意喚起なんじゃないか』という話で意気投合した島田と吉田。話はさらに有名な『あの怪談話』へと移る」
まだ続きがありますよ、「島田:トンネルの怪談は『交通事故』を防ぐための注意喚起でしたけど、(中略)島田:怪談を利用した教育なんじゃないかと(中略)吉田:そういう怪談の使い方もありますよね。(中略)人々から恐れられながらも、すごい早さで広まる怪談話」(2021/6/2 17:50 ニッポン放送)って( ̄" ̄)。
吉田悠軌(オカルト探偵)と島田秀平(芸人・手相占い師)が怪談について話している内容を記事にしたものです。ライターは完全に「怪談話」で、吉田悠軌も前半はずっと「怪談話」です。でも、島田秀平は「怪談」と言っていて、それを聞いた後、吉田悠軌も「怪談」と言ったようです。ライターはというと、最後も「怪談話」<( ̄д ̄)>。
「肋骨が浮かび出て」は「日曜美術館」(2021/7/4)で聞いた柴田祐規子アナのナレーションですが、肋骨ですよね、がりがりだから肋骨がくっきり、それは「肋骨が浮き出て」です。「浮かび」なら「浮かび上がって」ですが、意味が違います。アナウンサーでも原稿に書いてあるとおりに読むだけ?
「息子のゲーム課金が知らないうちに法外な額に! 愛車売却を余儀なくされた父の無念」(2021/7/4 13:00 COURRiER Japon)って? 有料アイテムをどんどん購入したことは事実で、あくまでも当然の結果の請求額であって「法外な額」ではありません。しかも、約19万7900円というから「高額に!」ぐらいのレベル。
「○○教授は『わが国では…』という―」(2021/7/5 11:16 PRESIDENT Online)って、なんか、もやもや Ψ(`^´)Ψ。「わが国では…」は○○教授の言葉ですから「○○教授は『わが国では…』と言う―」でしょ。「という―」と書きたいのなら「○○教授によれば『わが国では…』という―」ですね。
「めまい・吐き気などの副作用も配慮」は「チョイス@病気になったとき 肋間神経痛」(2021/7/2)のテロップ。これ、分かっていない人は意外に多いのですが、「配慮」は相手のためにあれこれと気を遣うこと、「~に配慮する」で、「考慮」はよく考えること、「~を考慮する」、よって、「めまい・吐き気などの副作用も考慮」です。
「足腰が弱まってきているという」は「大下容子ワイド!スクランブル」(2021/8/23)で聞いたナレーション。「弱まる」は、「風が~」「抵抗が~」など、勢いが弱くなるということですから「足腰が」に続けるのはおかしいですよ。これは高齢になった象の話ですからね、「足腰が弱ってきているという」でしょ!