日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

小沢ガールズ

2009-09-16 21:17:20 | 徒然
先の総選挙で当選した、衆議院議員さんたちが初登院した。
比例復活当選をした自民党のベテラン議員さんもいれば、民主党の新人議員さんたちもいる。
メディア的には、やはり民主党の新人議員さんたちのコメントを取ろうと、姿を見るとカメラやマイクを持った報道陣が殺到する姿が、今日の夕方のニュースで幾度も流されていた。
その中には、「小沢ガールズ」と呼ばれる民主党の女性議員さんたちも混じっている。

その「小沢ガールズ」の一人である、ある議員さんは当選後イロイロな週刊誌にゴシップ記事が掲載され、当然、その新人女性議員さんにも取材陣が押し寄せた。
その時、彼女の取った態度を見て「なかなか、やるじゃない!」と、思ったのだ。
カメラを見据え、謝罪の言葉だけではなく、その理由もキチンと話していたからだ。
「生活をするために、必死だったし、様々なことにチャレンジしたかった」と言う言葉に、裏があるような感じではなかったからだ。
むしろ「生活のために必死だった」経験があるくらいの女性なら、それなりの「生活力」を持っているような印象を与えたような気がするのだ。
「肝が据わっている」と言う見方をされた方も、いらっしゃるかも知れない。

そんな映像がテレビのニュースで流れている時、麻生内閣当時(と言っても昨日まで)大臣だった某世襲議員さんは「今まで、人がやってくれたが、これからひとりで・・・(出来るのか?)」と言う内容のコトを話したようなテロップが、テレビの画面端に出ていた。
このテロップを見た時「世襲議員だから・・・」、と言うよりも「一人で何にも出来ない人に、国政を任せていたの?」という思いが湧いてきたのだ。
同時に、「ナントも情けない人が、政治家として国政を担ってきたのか・・・」と、ガッカリもした。

もう一つ言うなら、そのゴシップネタを掲載していた雑誌などには、女性のヌード写真が当たり前のように掲載されている。
ヌード写真を掲載しつつ、ゴシップ記事で「国会議員の品位」みたいなコトを書きたてるというのも、どうなのだろう?
そして、彼女が所属したいた「大川興業」についても、お笑いパフォーマンス集団と言う説明する必要があるのではないだろうか?
知らない方にとっては、ヤクザ屋さんの会社なのか?と勘違いをするのではないだろうか?
それに「大川興業」に所属していたとことが、何か問題なのだろうか?
その書き方に、驕りのようなモノを感じるのだが・・・。

ただ、面白半分に書き立てたゴシップが、案外自分たちの首を締めているのでは?と思ってしまったのだ。

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