もう15年以上前になりますが、モーツァルトの妻コンスタンツェについての本(ドイツ語版)を翻訳しようと読んでいたことがありました。けっきょく忙しくてできなかったのですが(著者の名前も失念)、いろいろびっくりしたこともあり、彼女について当ブログに書きました。以下はその一文の再録です。
⇩
世界3大悪妻と呼ばれる女性たちがいて、ひとりはクサンチッペ(夫のソクラテスが若者たちを前にレクチャーしていると、2階の窓から水をかけた)、ひとりは西太后(夫を殺し、その恋人の手足を切って豚小屋へ捨てた)、そしてモーツァルトの妻コンスタンツェということになっている。
ほんとにコンスタンツェは悪妻だったのかな、それは後世の男の側からの一方的評価ではないのか、とずいぶん調べてみた。で、わたしなりの結論--夫たるモーツァルトが満足していたのだから、はたからは悪妻とはいえない。し・か・し、こんな嫌な女はめったにいるもんじゃない!
何が嫌といって、ひどい嘘つきである。しかも嘘の理由が、ほとんど全て自分を守るため、自分を美化するためのものなのだ。その自分たるや、悲しいまでの凡人で、夫の天才性をおそらくは全く理解していなかっただろう。ただし夫の楽譜がお金になることだけは知っていて、スコアの隠蔽、ばら売り、2重売りを平気でやっていた。前金をもらっておいて「盗まれた」と弁解し、他の人間に高値で売ったことさえある。そう、彼女は守銭奴でもあったのです。
そもそも夫の葬儀で墓地まで行かなかったその理由は「嵐のため」と言い訳していたが、この日の気象を調べてみるとそんなことはなかった。「夫は貧乏で借金まみれで死んだ」と言うわりに豊かな未亡人生活を送っている。「夫が死んだとき悲しみのあまり自分も死んでしまいたいと、夫のベッドでころげまわった」と悲劇のヒロインのように言っているが、実際にはどうも死を看取ってはいない(彼女の妹がはっきり「わたしの腕の中で彼は死にました」と証言している)。
コンスタンツェの嘘を数え上げれば一冊の本になるほどだが、守銭奴の1例をあげれば、再婚した彼女に、息子が借金を申し込んだとき、「自分たちも生活が苦しくて1銭も貸せない」と断ったその直後に、別荘を購入している。
もっとも性格が悪いな、と感じたやり口は、モーツァルトの姉ナンネルへの仕打ちだ。やはり未亡人となって貧しく暮らしていたナンネルは、死後は父親の墓にいっしょに埋葬してもらうよう許可を得ていた。彼女を嫌っていたコンスタンツェは、裁判をおこし、モーツァルト家の墓に対する権利は自分にあると主張して、けっきょく勝ち、二度目の夫をさっさとそこへ埋葬したのだ(何の関係もない人物なのに・・・)。こうしてナンネルのささやかな希望--死後は父のもとで--は、ついえさってしまった。
ね、意地悪女でしょ?
☆来週は所用でこのブログはお休みです。また6月6日に!
☆☆講演予定
・7月13日(木)日本創傷外科学会特別講演(会員の方のみのご参加です)
・8月23日(水)銀座ロータリークラブ(会員の方のみのご参加です)
・9月20日(水)集英社主催の高校二校での講演
・10月1日(日)海老名市立図書館
拙著一覧
◎ここ数年分の拙著画像が反映されなくなってしまいましたあ。。パソコンに弱い私。仕方がないので、タイトルと出版社のみ。
↓
☆最新刊『中野京子の西洋奇譚』(中公新書ラクレ』2刷になりました♪
☆『画家とモデル』(新潮文庫)2刷になりました♪
☆『災厄の絵画史』(日経プレミア新書)2刷になりました♪
☆『名画の中で働く人々 ー 仕事で学ぶ西洋史』(集英社)3刷になりました♪
☆『フェルメールとオランダ黄金時代』(文藝春秋)2刷になりました♪
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915456
☆『展覧会の「怖い絵」』(角川文庫)2刷になりました♪
☆『運命の絵 もう逃れられない』(文春文庫)
☆『絵の中のモノ語り』(KADOKAWA)
☆「美貌のひと 2」(PHP新書) 2刷になりました🎵
☆『名画で読み解く プロイセン王家12の物語』(光文社新書)4刷になりました🎵
☆最新刊CD「怖いクラシック」(SHM-CD)
☆『異形のものたちー絵画のなかの「怪」を読む』(NHK新書)3刷になりました🎵
☆大人のための「怖いクラシックーオペラ篇」 (角川文庫)
☆「そして、すべては迷宮へ」 (文春文庫)
☆「運命の絵 なぜままならない」(文藝春秋)
☆「中野京子の 西洋奇譚」(中央公論新社) 2刷になりました🎵
☆「新 怖い絵」(角川文庫)3刷になりました🎵
☆「画家とモデル 宿命の出会い』(新潮社) 4刷になりました🎵
☆「運命の絵」(文春文庫)
☆『残酷な王と悲しみの王妃2』(集英社文庫)2刷になりました🎵
☆「もっと知りたい「怖い絵」展」(KADOKAWA)2刷になりました♪
☆「欲望の名画」(文春新書)3刷になりました🎵
☆「運命の絵 もう逃れられない」(文藝春秋) 2刷になりました🎵
☆「怖いへんないきものの絵」(幻冬舎)
☆「怖い橋の物語」(河出文庫)2刷になりました🎵
☆「名画の謎 対決篇」(文春文庫)3刷になりました🎵
☆「美貌のひと」(PHP新書) 9刷になりました🎵
☆「名画の謎 陰謀の歴史篇」(文春文庫) 4刷になりました🎵
☆アートギャラリー ヌード~かぐわしき夢」(集英社)
☆「別冊NHK100分de名著 読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』 (教養・文化シリーズ) 2刷になりました🎵
☆「名画で読み解く イギリス王家12の物語」(光文社新書)12刷になりました🎵
☆『怖い絵のひみつ』(KADOKAWA) 4刷になりました🎵
☆『中野京子と読み解く運命の絵」(文藝春秋) 3刷になりました🎵
☆「新 怖い絵」(角川書店) 2刷になりました🎵
☆「名画と読むイエス・キリストの物語」(文春文庫)3刷になりました🎵
☆「美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯」(NHK新書)
☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文春文庫)4刷になりました🎵

『弐代目 青い日記帳』さんがさっそく紹介してくださいました♪ 3月6日のページです。
http://bluediary2.jugem.jp/
☆「残酷な王と悲しみの王妃 2」(集英社)2刷になりました🎵

担当者さんが紹介してくれました♪
↓
http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/151023_book01.html
☆『「絶筆」で人間を読む - 画家は最後に何を描いたか』(NHK出版新書)
5刷になりました♪

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇」(文藝春秋)3刷になりました🎵
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163903089/hanatumuhiton-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">
「青い日記帳」さんが紹介してくださいました。素敵な紹介で嬉しいです♪
→http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4050
☆文藝春秋WEBサイトでは、短いですけどわたしのインタビュー記事も載りました。お読みくださいね!→http://hon.bunshun.jp/articles/-/3935
☆「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫) 6刷になりました🎵

☆「愛と裏切りの作曲家たち 」(光文社知恵の森文庫)2刷りになりました🎵

☆「マンガ西洋美術史03」(美術出版)

☆「マンガ西洋美術史02」(美術出版社)

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川文庫) 16刷になりました。

☆「マンガ西洋美術史01」監修(美術出版社)

☆「ヴァレンヌ逃亡」(文春文庫)2刷になりました🎵

☆「名画で読み解く ロマノフ家12の物語」(光文社新書)12刷になりました♪
☆「名画に見る 男のファッション」(角川書店)

☆「橋をめぐる物語」(河出書房)

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇」(文藝春秋) 3刷になりました♪

☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社文庫)7刷になりました♪

☆「怖い絵」(角川文庫) 単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。
20刷になりました🎵

☆「はじめてのルーヴル」(集英社)3刷になりました🎵
☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 5刷になりました🎵

☆「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫) 15刷になりました🎵
☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房) 3刷になりました🎵

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川文庫) 17刷になりました🎵

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)25刷になりました🎵

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~ 22刷になりました🎵

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 7刷になりました🎵

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)9刷になりました♪

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 18刷になりました🎵

☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」14刷になりました♪

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書) 32刷になりました🎵
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
2刷になりました🎵

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫) 3刷になりました🎵
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版。10刷になりました。

☆翻訳書;ツヴァイク「マリー・アントワネット(上)」(角川文庫)10刷
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☆以下の単行本は絶版としました。文庫本をお求めくださいまし~
☆「怖い絵」16刷。
☆「怖い絵2」、9刷。
☆「怖い絵3」 6刷。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/6950ee99-486d-
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世界3大悪妻と呼ばれる女性たちがいて、ひとりはクサンチッペ(夫のソクラテスが若者たちを前にレクチャーしていると、2階の窓から水をかけた)、ひとりは西太后(夫を殺し、その恋人の手足を切って豚小屋へ捨てた)、そしてモーツァルトの妻コンスタンツェということになっている。
ほんとにコンスタンツェは悪妻だったのかな、それは後世の男の側からの一方的評価ではないのか、とずいぶん調べてみた。で、わたしなりの結論--夫たるモーツァルトが満足していたのだから、はたからは悪妻とはいえない。し・か・し、こんな嫌な女はめったにいるもんじゃない!
何が嫌といって、ひどい嘘つきである。しかも嘘の理由が、ほとんど全て自分を守るため、自分を美化するためのものなのだ。その自分たるや、悲しいまでの凡人で、夫の天才性をおそらくは全く理解していなかっただろう。ただし夫の楽譜がお金になることだけは知っていて、スコアの隠蔽、ばら売り、2重売りを平気でやっていた。前金をもらっておいて「盗まれた」と弁解し、他の人間に高値で売ったことさえある。そう、彼女は守銭奴でもあったのです。
そもそも夫の葬儀で墓地まで行かなかったその理由は「嵐のため」と言い訳していたが、この日の気象を調べてみるとそんなことはなかった。「夫は貧乏で借金まみれで死んだ」と言うわりに豊かな未亡人生活を送っている。「夫が死んだとき悲しみのあまり自分も死んでしまいたいと、夫のベッドでころげまわった」と悲劇のヒロインのように言っているが、実際にはどうも死を看取ってはいない(彼女の妹がはっきり「わたしの腕の中で彼は死にました」と証言している)。
コンスタンツェの嘘を数え上げれば一冊の本になるほどだが、守銭奴の1例をあげれば、再婚した彼女に、息子が借金を申し込んだとき、「自分たちも生活が苦しくて1銭も貸せない」と断ったその直後に、別荘を購入している。
もっとも性格が悪いな、と感じたやり口は、モーツァルトの姉ナンネルへの仕打ちだ。やはり未亡人となって貧しく暮らしていたナンネルは、死後は父親の墓にいっしょに埋葬してもらうよう許可を得ていた。彼女を嫌っていたコンスタンツェは、裁判をおこし、モーツァルト家の墓に対する権利は自分にあると主張して、けっきょく勝ち、二度目の夫をさっさとそこへ埋葬したのだ(何の関係もない人物なのに・・・)。こうしてナンネルのささやかな希望--死後は父のもとで--は、ついえさってしまった。
ね、意地悪女でしょ?
☆来週は所用でこのブログはお休みです。また6月6日に!
☆☆講演予定
・7月13日(木)日本創傷外科学会特別講演(会員の方のみのご参加です)
・8月23日(水)銀座ロータリークラブ(会員の方のみのご参加です)
・9月20日(水)集英社主催の高校二校での講演
・10月1日(日)海老名市立図書館
拙著一覧
◎ここ数年分の拙著画像が反映されなくなってしまいましたあ。。パソコンに弱い私。仕方がないので、タイトルと出版社のみ。
↓
☆最新刊『中野京子の西洋奇譚』(中公新書ラクレ』2刷になりました♪
☆『画家とモデル』(新潮文庫)2刷になりました♪
☆『災厄の絵画史』(日経プレミア新書)2刷になりました♪
☆『名画の中で働く人々 ー 仕事で学ぶ西洋史』(集英社)3刷になりました♪
☆『フェルメールとオランダ黄金時代』(文藝春秋)2刷になりました♪
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915456
☆『展覧会の「怖い絵」』(角川文庫)2刷になりました♪
☆『運命の絵 もう逃れられない』(文春文庫)
☆『絵の中のモノ語り』(KADOKAWA)
☆「美貌のひと 2」(PHP新書) 2刷になりました🎵
☆『名画で読み解く プロイセン王家12の物語』(光文社新書)4刷になりました🎵
☆最新刊CD「怖いクラシック」(SHM-CD)
☆『異形のものたちー絵画のなかの「怪」を読む』(NHK新書)3刷になりました🎵
☆大人のための「怖いクラシックーオペラ篇」 (角川文庫)
☆「そして、すべては迷宮へ」 (文春文庫)
☆「運命の絵 なぜままならない」(文藝春秋)
☆「中野京子の 西洋奇譚」(中央公論新社) 2刷になりました🎵
☆「新 怖い絵」(角川文庫)3刷になりました🎵
☆「画家とモデル 宿命の出会い』(新潮社) 4刷になりました🎵
☆「運命の絵」(文春文庫)
☆『残酷な王と悲しみの王妃2』(集英社文庫)2刷になりました🎵
☆「もっと知りたい「怖い絵」展」(KADOKAWA)2刷になりました♪
☆「欲望の名画」(文春新書)3刷になりました🎵
☆「運命の絵 もう逃れられない」(文藝春秋) 2刷になりました🎵
☆「怖いへんないきものの絵」(幻冬舎)
☆「怖い橋の物語」(河出文庫)2刷になりました🎵
☆「名画の謎 対決篇」(文春文庫)3刷になりました🎵
☆「美貌のひと」(PHP新書) 9刷になりました🎵
☆「名画の謎 陰謀の歴史篇」(文春文庫) 4刷になりました🎵
☆アートギャラリー ヌード~かぐわしき夢」(集英社)
☆「別冊NHK100分de名著 読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』 (教養・文化シリーズ) 2刷になりました🎵
☆「名画で読み解く イギリス王家12の物語」(光文社新書)12刷になりました🎵
☆『怖い絵のひみつ』(KADOKAWA) 4刷になりました🎵
☆『中野京子と読み解く運命の絵」(文藝春秋) 3刷になりました🎵
☆「新 怖い絵」(角川書店) 2刷になりました🎵
☆「名画と読むイエス・キリストの物語」(文春文庫)3刷になりました🎵
☆「美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯」(NHK新書)
☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文春文庫)4刷になりました🎵

『弐代目 青い日記帳』さんがさっそく紹介してくださいました♪ 3月6日のページです。
http://bluediary2.jugem.jp/
☆「残酷な王と悲しみの王妃 2」(集英社)2刷になりました🎵

担当者さんが紹介してくれました♪
↓
http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/151023_book01.html
☆『「絶筆」で人間を読む - 画家は最後に何を描いたか』(NHK出版新書)
5刷になりました♪

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇」(文藝春秋)3刷になりました🎵
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「青い日記帳」さんが紹介してくださいました。素敵な紹介で嬉しいです♪
→http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4050
☆文藝春秋WEBサイトでは、短いですけどわたしのインタビュー記事も載りました。お読みくださいね!→http://hon.bunshun.jp/articles/-/3935
☆「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫) 6刷になりました🎵

☆「愛と裏切りの作曲家たち 」(光文社知恵の森文庫)2刷りになりました🎵

☆「マンガ西洋美術史03」(美術出版)

☆「マンガ西洋美術史02」(美術出版社)

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川文庫) 16刷になりました。

☆「マンガ西洋美術史01」監修(美術出版社)

☆「ヴァレンヌ逃亡」(文春文庫)2刷になりました🎵

☆「名画で読み解く ロマノフ家12の物語」(光文社新書)12刷になりました♪

☆「名画に見る 男のファッション」(角川書店)

☆「橋をめぐる物語」(河出書房)

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇」(文藝春秋) 3刷になりました♪

☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社文庫)7刷になりました♪

☆「怖い絵」(角川文庫) 単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。
20刷になりました🎵

☆「はじめてのルーヴル」(集英社)3刷になりました🎵

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 5刷になりました🎵

☆「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫) 15刷になりました🎵

☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房) 3刷になりました🎵

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川文庫) 17刷になりました🎵

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)25刷になりました🎵

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~ 22刷になりました🎵

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 7刷になりました🎵

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)9刷になりました♪

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 18刷になりました🎵

☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」14刷になりました♪

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書) 32刷になりました🎵

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
2刷になりました🎵

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫) 3刷になりました🎵

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版。10刷になりました。

☆翻訳書;ツヴァイク「マリー・アントワネット(上)」(角川文庫)10刷
^^^^^^^^^^^^^^^^
☆以下の単行本は絶版としました。文庫本をお求めくださいまし~
☆「怖い絵」16刷。

☆「怖い絵2」、9刷。

☆「怖い絵3」 6刷。

たしかに!
・・・それはさておき、その「三大」、時代も地域もバラバラで、そして「悪」のケタが違い過ぎてお笑いのレベルだろ!と黙っていられません。もっとも、西太后のそれらも信憑性薄いでしょうね、「人豚」は則天武后にも呂公にもあって、残忍な女の描写として定石って感じですし。
こういう「三大〇〇」はそもそもお遊びみたいなものなのであまり難しいこと言うのはヤボですが、少しは、時代・地域を統一する、信憑性を考慮するなどして、ある程度の玄人さんたちに企画してほしいものだと思います。
ほんと、3人のつり合いがとれていませんよね。「三大~」とか「5大~」というのは、ほとんど日本人が勝手に決めているというのを聞いたことがあります。誰言うともなく・・・というのではなく、マスコミあたりが流して、人口に膾炙してゆくのかもしれませんね。今度きちんと調べなくては。