中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

ルーヴル美術館別館「ルーヴル・ランス」

2013年01月29日 | 音楽&美術
 1ヵ月半前(去年12月)、とうとう「ルーヴル・ランス」がオープンしました!

 膨張を続けるルーヴル美術館は、すでにミレーなどをオルセー美術館へ移動しましたが、それでもまだ窮屈だということで、パリから200キロ(東京から静岡くらいかな)、TGVで約1時間の、ランス市に別館を建てたわけです。

 パリのルーヴルにおける展示方法は部門別ですが、ランスは「時間」というテーマを設けて、各部門からセレクトした作品250点を時系列で並べています。ゆえにメイン・ギャラリー(3千㎡)の名前は、「ギャラリー・デュ・タン(=時間の展示室)」。

 作品は毎年入れ替えることになっていて、本年は紀元前3500年から始まり、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」で終えています。パリでは見過ごしてしまった思いがけない名品と、新たな出会いができるかもしれませんね!

 それにしてもフランスは文化財を観光資源として活用する政治力が凄いです。日本もこれだけ素晴らしい絵画や漫画を所蔵しているのですから、もっと歌舞伎界などとも連動させて世界へ発信し、観光客を呼び込めばいいのになあ。。。

☆☆☆月刊誌「クレア」に寄稿した宗教画についての記事がWEBでも読めるようになりました♪

http://crea.bunshun.jp/articles/-/2688

☆☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新しました。
「天使とキューピッド」です。

http://renzaburo.jp/louvre/


☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆☆講演会予定。

2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/view.php?pageId=5671&blockId=1285080&calendarMode=article

3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0

☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
6刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
5刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスと目が合った話

2013年01月22日 | 
 ユクスキュルの古典「生物から見た世界」を読んでいて思い出したのですが、行きつけの美容師さんの実体験です。

 朝、ゴミ出しに行くと、収集所の近くにカラスが一羽いて、なぜともなく目が合った由。そのまま目を逸らしそこね、ずうっと見つめあった(?)状態でゴミ袋を置き、家へ帰ったそうです。

 その後朝食をすませ、服も着替えて再度家をでた時にはもうカラスのことなどすっかり忘れており、ふつうの速度で歩いていると、いきなり背後からカラスに襲われたというのです!

 正確には襲うという言葉はやや過激で、実際にはカラスは美容師さんの頭に足を乗せ、軽く髪を引っ張っただけで「カア~」と飛んでいってしまったとのこと。

 さっきのカラスにからかわれた、と直感したそうです。それにしても自分は神経質で、後ろから何かが近づいたら気づくタイプなのに、全く何の気配もなくて「怖かった!」。そして髪への感触が「気持ち悪かった!」。確かに。。。

 カラスはものすごく利口で、児童公園の滑り台で滑って遊んでいる写真を見たこともあるし、人間の顔に対する認識力もそうとうなもののようです。「ガンつけられたので、ちょっとびっくりさせてやろうか」という気持ちだったのでしょうか?カラスの環世界に、それぞれの人間が個性ある存在として入っているかもしれないと思うと驚きです。

 ☆☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新しました。ラファエロの聖母子像です。

http://renzaburo.jp/louvre/


☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆☆講演会予定。

2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/view.php?pageId=5671&blockId=1285080&calendarMode=article

3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0

☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
6刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 4刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪と「仮面舞踏会」

2013年01月15日 | 音楽&美術
 昨日は銀世界でしたね!窓から見ている分にはロマンティックでしたが。。。

 この日は友人3人で恒例の新年会。
 なぜかいつも不便で寒いところへ出かけては大変な思いをする、という半ばサバイバル化しつつある行事なのですが、この度はMETライブビューイング「仮面舞踏会」を見て銀座で夕食という暢気なコースを早々と決めてチケットも用意していたら、この大雪!

 延期しようかと一瞬考えましたが、TVで新成人が雪道にもめげず晴れ着姿で歩いているのを見て、大丈夫だろうと出かけました。ぼたん雪の上をさくさく歩くのは、道産子としては懐かしく、大して苦にならなかったのですが、電車がアウトでした。。。

 いつもは15分で着くところがノロノロ運転(前に電車が詰まっている由)で40分もかかり、乗換え駅ではどこやらが故障していつ復旧するかわからないとのアナウンス。ついに諦め、震えながら帰宅、風邪薬、というコースになってしまいました。あちゃ~

 友人たちはオペラは大丈夫だったようですが、帰りの電車が心配ということで、夕食もせず帰宅、おなかペコペココースになったそうです。しかも肝心の「仮面舞踏会」は現代版で豪華さが足りなかったとか。新年会は仕切り直しとあいなりました。

 ところで先週書いた「ヨイトマケの唄」ですが、若い人はこの歌に「引く」かも、ということで、友人からこんなメールがきました。

 「よく考えてみると、これって息子は大学を出てエンジニアかなにかになる
話なんですよねえ。今は、ヨイトマケ(象徴的に)の子はヨイトマケだろうし、
エンジニアの息子もヘタをするとヨイトマケになる時代かもしれないから、っていう
か、そういう時代の雰囲気があるから、なにか違うんだろうな」

 なるほどそうかも。貧しくとも努力すれば何とかなるという時代と、親の世代より貧しくなっている時代とでは、空気が全く違いますものね。


☆☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新しました。ラファエロの聖母子像です。

http://renzaburo.jp/louvre/


☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆☆講演会予定。

2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/view.php?pageId=5671&blockId=1285080&calendarMode=article

3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0

☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
6刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 4刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai


 
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨイトマケの唄

2013年01月08日 | 音楽&美術
 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします♪

 今朝ものすごく遅く起きてTVをつけると美輪明宏さんが紅白歌合戦に出て「ヨイトマケの唄」を歌い、それが大評判になっているという特集をやっていました。

 そして番組のワンシーンを映したのですが、短いのに迫力満点でした。ドラマを伝えようとする歌い手側の熱意が、見る者を巻き込むのですね。

 う~ん、残念。見たかったなあ。。。

 紅白は中学生ころ卒業し、ここ数年は新聞のテレビ欄もほとんど見ないという状態なので、出演することも知らなかった。目を通しておけばよかったと後悔。

 ところで特集番組では、この歌に「土方」という差別用語があったため、民放ではしばらく放送禁止になっていたということが話されました。NHKではオーケーなので、正確には「自主規制」だったようです。

 それで思い出しましたが、山口百恵さんの歌(タイトル失念)で「真っ赤なポルシェ」というフレーズが「真っ赤なクルマ」と歌われていたことがありました。びっくりでした。作詞家は口惜しかったろうなあと思います。雰囲気ぶちこわしですもん。

 わたしも以前、原稿に「女工」と書いてチェックされたことがありました。歴史用語なのに。。。で、けっきょく「工員」になりましたが、変な話ですよね。

 ゴダールの「気狂いピエロ」は「きぐるいピエロ」と読ませているらしい、と聞いたこともあります。そんな読み方をするのは、自主規制側だけですって。

 最近は無闇な言葉狩りはしなくなってきたようで良い傾向だと思います。良いといえば株価も上がり、今年はちょっぴり明るい兆しが見えてきたような日本です。すばらしい年になりますように!!


☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆☆講演会予定。

1月19日(土)
千葉市朝日カルチャー
https://sp.asahi-net.or.jp/scgi/shop_pub/shopgen.cgi?id=S05L357RZD;tpl=a.tpl;code=0103-0881

2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/view.php?pageId=5671&blockId=1285080&calendarMode=article

3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0

☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
5刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 4刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai

 

 
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする