中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

電子書籍版「『怖い絵』で人間を読む」発売♪

2011年12月20日 | 音楽&美術
 NHK出版「『怖い絵』で人間を読む」が電子書籍化されました♪

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

 先日担当編集者の加藤剛(本名!)さんからiPadで見せていただきましたが、絵をいくらでも拡大できるので、細部の見えにくいところまでよく見えて驚きです。ほんと、技術の進歩というのはすばらしいですね!

 これまでは美術館でも巨大な絵の場合はオペラグラスを持っていってチェックしなければならなかったのですが、こうやって電子化されると、画家がどんなに隅々まで描きこんでいるか、はたまた、いかに細部はいいかげんにちょこちょこすましているか、そんなことがよくわかって面白いものです。

 書籍ではオールカラーにはできず、一部の引用絵画はモノクロにせざるをえなかったのですが、電子版は全ページ、カラーです!!価格も本より安いようです。ぜひ一度ごらんくださいね!

 購入方法などは以下

■ReaderStore(SONY)
http://ebookstore.sony.jp/item/BT000014098900100101/
■honto
https://hon-to.jp/asp/ShowSeriesDetail.do?seriesId=B-MBJ-20385-120128262-001-001
■BOOKLIVE
http://booklive.jp/product/index/title_id/140989/vol_no/001
■紀伊國屋
http://app.bookwebplus.jp/booklink/detail.php?programId=9985986601

 もうひとつお知らせ。
 来年の3月24日、名古屋の朝日カルチャーセンターで絵画と歴史をからめた講演を行ないます。まだまだずっと先ですけど、お近くでしたらどうぞいらしてくださいませ。名古屋では数年前、企業関係の講演をしたことがありました。ミソかつ定食が美味でした♪

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=148394&userflg=0

 さて、今年のブログ更新は今日が最後です(来年は1月10日から)
 ご訪問くださり、ほんとうにありがとうございました。
 どうぞ皆さま、よいお年をお迎えください。今年の日本はほんとうに大変でしたが、来年は希望の持てる年になりますよう!



☆最新刊「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
3刷中。
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 2刷中。
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)



☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
 

 














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金縛りと「心の旅」

2011年12月13日 | 朝日ベルばらkidsぷらざ
 朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」第72回の今日は「3人では多すぎる」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2011/12/post-9d9b.html#more
 キーラ・ナイトレーとレイフ・ファインズ主演「ある公爵夫人の生涯」について書きました。
 映画のヒロインであり、実在の侯爵夫人だったジョージアナは、ダイアナ元妃とよく比較されますが、死んだのは48歳、病死の由。

 さて、金縛りの話。中国語では「鬼圧」というそうで、鬼は霊を指すとか。霊が身体を圧する…言い得て妙とはこのこと。実際に金縛りにあったらそんな感じでした。

 我が妹はひんぱんに金縛りにあい、気持ち悪いおばあさんが胸の上に乗っていたとか、声を出そうとしても出ない、身体はぴくとも動かない、といろいろ聞いていたのですが、わたしは一度もそういう経験がなかったので、ふうん、とあまりピンときませんでした。

 ところが実際にあってみると(だいぶ前の話です)、いやあ、怖かった。金縛りの原因は身体は熟睡しているのに頭が働いているからだと言われますが、あんなに恐怖が伴うとは思わなかった。

 まず前段があります。前の晩、たまたまテレビをつけると、井戸からサダコが長髪をふり乱して出てくる映画「リング」をやっており、怖いの何の。。。

 で、次の夜は仲間と飲み会があって最終電車で帰宅。こういう日に限って家には誰もおらず、灯りのスイッチを入れながら思ったのは、「絶対にサダコのことは考えないようにしよう!」--要するに、オモイッキリ考えながら寝たわけです。

 明け方、うつぶせに寝るわたしの背中の上を何ものかが這い上がってきています。うわっ、出た、金縛りだ、と頭はモーレツに廻るわけです。頑張っても指一本ぴくりとも動きません。こいつがわたしの首のところまで這い上がってきたらもうダメだ!などと一生懸命考えます。確か妹は、声さえ出れば身体は動くと言っていた、と必死で発声しようとしました。全然ダメ。でも死に物狂いになってやっと、

 「あ~、だから今夜だけは~」

 とチューリップの「心の旅」が!!!
 いったいどこから突然この歌が。と思いましたが、あとで思うに、人間は母音が一番発声しやすく、だから赤ちゃんは「あ~」と最初に言うと、何かの本で読んだ記憶があったみたいです。この歌、「あ~」から始まりますもんね~

 という次第で、金縛りは解けました。解ける瞬間も怖かった。背中にいた(と信じていた)何ものかは、ざ~っという感じで足へと下がっていって消え、それとともに外からいろんな音が聞こえてきたのです。スズメの囀り、自動車のエンジン音etc. 
 自分が地上へ降りてきた、という感じでした。

 いやあ、二度と経験したくないです。
 皆さんも金縛りのときは「心の旅」を試してくださいね!


☆☆集英社ブログ「レンザブロー」にての新連載「はじめてのルーヴル」第二回目は、ロココの先駆者ヴァトーです。どうぞお読みください♪
http://renzaburo.jp/louvre/index.html


☆最新刊「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
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☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
3刷中。
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 2刷中。
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

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☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)



☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
 

 



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ディッタースドルフの自伝

2011年12月06日 | 音楽&美術
 ディッタースドルフと言っても、今では知る人はほとんどいないと思うが、モーツァルトと同時代人で、生前はモーツァルトよりはるかに人気のあった作曲家だ。

 彼は自伝を残しているが、残念ながら作品については全くといっていいほど触れていない。読者が退屈すると思ったらしい。

 創作の過程や苦しみについても書かれていないので、芸術家というよりひとりの恵まれた資質の職人がいかに楽しく人生を送り、出世したかの軌跡になっている。

 楽天的なディッタースドルフは、自分の作品が後世忘れ去られるなどとは考えてもいなかった。気軽に作ったジングシュピール「医者と薬剤師」だけが辛うじて残ったと知ったら、どれほど驚くことか。

 もっと驚くであろうことは、当時ライバル視されていたモーツァルトの全作品がケッヘル番号をつけられ、200年後も世界中で愛聴されている事実かもしれない。
 時の審判のシビアさ。


☆☆集英社ブログ「レンザブロー」にての新連載「はじめてのルーヴル」第二回目は、ロココの先駆者ヴァトーです。どうぞお読みください♪
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☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
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