中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

グルヴェローヴァ最後の来日公演「アンナ・ボレーナ」

2012年10月30日 | 音楽&美術
 先週末、エディタ・グルヴェローヴァのベルカント・オペラ「アンナ・ボレーナ」を聴いてきました♪ 劇評は新聞に書くことになっているので、ここでは別の方面から。

 まずオペラ関係者はオペラ人口を増やそうとしているのかな、と疑問に思ってしまいます。それがこのタイトル。以前も書きましたが、なぜイタリア語読み「アンナ・ボレーナ」なのでしょう?なぜ「アン・ブーリン」としないのか?

 西洋史好きならアン・ブーリンの名前はそうとう知られているので、もしかすると、あ、彼女のお話がオペラになっているんだ、聴いてみようかな、と思う人もいるはず。アンナ・ボレーナじゃ、何のことかわかりません(ヘンリー8世はエンリコ8世だし。。。)

 「カプレーティ家とモンテッキ家」だってそうです。こんな舌を噛みそうなタイトル、まともな日本人は発音できません(それはちょっと言いすぎ?)。「ロミオとジュリエット」にすればいいではないですか(最近はその例もたまにみます)。

 しかもチケット代の高いこと。今回もS席は5万9千円です。ウィーン国立歌劇場の引越し公演だとしても法外な値段に変わりなく、若者はちょっとやそっとでは行けません。学生席をおまけのように設けるだけではなく、立見席を設けたらどうなのかな。ウィーンでは実際にやっているではありませんか。わたしも何度か見ましたが、500円くらいなので、ものすごく気楽に、しかも気に入った幕だけ見ることもできます。消防法が云々と言うけれど、それを突破しようという気があるようには思えないのですよね。

 そんな次第で観客の高齢率80%といったところ。絶滅危惧種のオペラです。

 もう一つ、腹の立つのは高価なパンフレット。巻頭13ページ分も使って、大臣だの会社の社長など11人ものお言葉!!が写真入りで載っています。みんな同じような中身のないこと(日本で公演するのはめでたい、といったふうな)を書いています。思いっきり不要です。以前はこんなにたくさん載せていませんでした、せいぜい5,6人で(それでも多いくらいなのに)。

 しかも、せっかくのカラーページにグルヴェローヴァの写真なし。最後に小さくモノクロで載っているだけ!ひどいなんてものじゃないですよね~

 アン・ブーリンについては「残酷な王と悲しみの王妃」に書きましたのでお読みください♪
(集英社刊)
残酷な王と悲しみの王妃


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    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

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http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

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☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
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「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


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美女の死in「オール読物」

2012年10月23日 | 
 発売中の「オール読物」11月号、総力特集は「美の快楽」。

 わたしも、いつもの連載「絵で読み解く聖書」の他に、この特集に参加しました。

 巻頭カラーグラビア「中野京子セレクション/ 美女の死」です♪ 

 西洋名画から、美女の死を扱った絵を6枚選びました。今、京都で開催中の「大エルミタージュ展」にも来ているヴェルネ「死の天使」や、ミレイ「オフィーリア」などです。すごくきれいなカラーなので、ぜひご覧くださいね!ふだん「オール」はほとんどカラーページがないので、珍しいページといえます。

http://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/

 特集には他に「人気作家28人が選ぶ<もっとも美しい小説>」というのがあり、それぞれの美意識がうかがえて面白いです。ブラッドベリが二作も入っていたのがちょっと意外かな。川端康成、三島由紀夫、オスカー・ワイルドあたりは当然はいっていました。

 若い人は中間小説雑誌を読まなくなって久しいと聞きますが、たまには手にとってみてくださいね!


 ☆「文藝春秋」11月号のカラーページ連載「中野京子の/名画が語る西洋史」はブリューゲル「死の勝利」です。

☆レンザブロー連載『はじめてのルーヴル」が更新されました。「アビニョンのピエタ」です。お読みくださいね!

http://renzaburo.jp/louvre/


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    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

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「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


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運命の人を求めて

2012年10月16日 | 
 若いときは誰もがロマンティックな詩人だ。とりわけ少女は、この世に必ずいるはずの運命の人を待ち望む。萩原朔太郎は、それを「仇討ちの相手を探す武士」に喩えて、こんなふうにーーまさにロマンティックにーー描写している。

 「若い未婚の娘たちは、情緒の空想でのみ生活して居る。丁度彼女等は、昔の草双紙に物語られている、仇敵討ちの武士みたいなものである。その若く悲しい武士たちは、何時、何処で、如何にして廻り逢うかも解らない仇敵を探して、あてもなく国々を彷徨い歩き、偶然の奇蹟を祈りながら、生涯を疲労の旅に死んでしまう」

 (中略)

 「彼女等は架空の人物を現実の夢にたづねて、いぢらしくも処女の胸をときめかして居る。そして目算もなく、計画もなく、偶然の廻合のみを祈りながら、追剥ぎの出る街道や、辻堂や、笹原のある景色の中を、悲しく寂しげに漂泊している」

 これを読んだわたしの目の奥には(夢見る乙女はどうでもよく)、追剥ぎの出る街道や笹の茂る野を歩く、若く悲しい、敵討ちを強制された武士の姿が目に浮かんだ。

 それでさっそく名著と名高い、でもすでに絶版の「日本敵討ち異相」(長谷川伸)を手に入れました♪

 「これが敵討ちの真の姿だ。物語として美化されたものとは余りに遠く、非情、酷烈、敵を追い、追われる人間の怨念が、幾百の資料の中から選び出された13話の作品のうちに結晶する」

 ということなので読むのが楽しみ♪
 でも最近の電車は暗くて読書に不便になりましたよね~ 座るときは上に明かりが点いているかどうか必ず確かめるようになりました。


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薬の副作用

2012年10月09日 | 雑記
 眩暈と嘔吐で救急車で運ばれてから今日で9日目。なんとか通常の生活にもどりつつありますが、毎朝ベッドから起きる瞬間はまだちょっと恐怖感が。。。また眩暈したらどうしようと思って。

 運ばれた病院では眩暈止めの点滴を打ってもらったのですが、これが猛烈に痛かったです。血管痛になるのだそうです。

 薬を三種処方されました。読んでびっくり!

 まず食前に吐き気止めを飲み、食後、眩暈止めと胃薬を飲むことになっていました。で、この吐き気止めについての説明を読むと、な、なんと、副作用に「眩暈」と書いてあります! 眩暈があるから嘔吐感があるのに、嘔吐感をとめる薬が「眩暈」を惹き起こすのでは何にもならないじゃないの~!!というわけでこれは飲むのをやめました。

 眩暈止めを3回飲んだころから猛烈な頭痛が始まりました。全身のエネルギーというエネルギーが全て奪われるような脱力感に加えてです。2日間、あんなひどかったことはなく、CTで異常無しというのは間違いで、やっぱり脳のどこかがおかしいのではと思ったほど。

 あまりひどいので、ずいぶん前に買った「医者にもらった薬がわかる本」のことを思い出して調べてもらうと本剤について書いてあり、副作用は「頭痛」と判明。処方箋には全く書いてありませんでしたが。。。

 というわけで薬をいっさいやめて、ただひたすら寝ているうち頭痛は消え、胃の痛みもおさまりました。あ~ 


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「ヨーロッパ王家の物語」アンコール放送

2012年10月02日 | 音楽&美術
 今年2月に放映されたNHKBSアーカイブス「ヨーロッパ王家の物語」全五回が、好評につきアンコール放送されることになりました♪

 わたしの出演は出だしの3分と終わりの10分ほど。アナウンサーとのトークです。

 前回見逃した方はぜひご覧くださいませ!

①10月1日(月)午前9時00分~11時00分(再放送2日0時45~)

「ハプスブルク帝国 双頭の鷲の下に」

②10月2日(火) 9時00分~11時00分(再放送3日0時45~)

「ハプスブルク帝国 女帝マリア・テレジア」

③10月3日(水) 9時00分~10時58分(再放送4日0時45~)

「ハプスブルク帝国 美しく青きドナウ」

④10月4日(木)9時00分~11時00分(再放送5日0時45~)

「城 王たちの物語 千年の王宮 プラハ城~刻まれた民族の記憶」

⑤10月5日(金) 9時00分~11時00分(再放送6日0時45~)

「城 王たちの物語 女王イサベル 終の楽園 アルハンブラ宮殿」

 
 実は昨日また救急車で搬送されてしまいました。。。(それで今日は家人に入力してもらっています)
 眩暈と嘔吐がひどかったのですが、CTスキャンでは異常なしでほっとしているところ。過労のようです。今週は寝ているようにとお医者さまから厳命が。
 夏が長かったですものね。皆さんもお気をつけて!

☆☆10月の講演会
10・6(土)3時 ビブリオテック文明講座
⇒ http://www.superedition.co.jp/biblio/event/2012/post.html

☆☆11月の講演会
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