中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

悪魔の数字と数字の隠喩

2014年05月27日 | 雑記
 「名画の謎 旧約・新約聖書篇」でも書いたが、「ヨハネ黙示録」には有名な「獣(=サタン、反キリスト)の数字」666についてこう記されている。

「ここに智恵が必要である。思慮のある者は獣の数字を解くがよい。その数字とは人間をさすものである。そしてその数字は666である」

 というわけで666は、クリスチャンにとって13とともに忌まわしい数字となった次第。666が誰を指すかは諸説あり、ローマ皇帝ネロ、宗教改革者ルター、歴代教皇、ヒトラーとさまざまだ。

 さて、先日、びっくりのニュースを読んだ。アメリカの洗剤メーカーが、製品に18と88を大きく載せてドイツで販売したところ、消費者からの指摘を受けて販売中止になったというのだ。なぜか?

 メーカー側がこの数字を使ったのは、従来洗濯85回分の容量が88回に増えたからと、洗濯可能な回数が18回だったから。

 ところが数字をアルファベットに対応させると、1はA、8はH。

 18=A・H=アドルフ・ヒトラー
 88=H・H=Heil Hitler!=ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)

 つまりこの洗剤はヒトラー礼讃を暗に指し示していると見做されたのだ。

 う~む、馬鹿馬鹿しいと思う反面、絶対に無いとは言いきれぬ反ユダヤ主義。。。難しいところだ。嫌な世の中ですね。。。


☆☆☆今後の講演会予定

・7月12日(土)13;30~
 よみうりカルチャー恵比寿教室「オルセー展記念講座」
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 NHKカルチャー青山教室
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_941859.html

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 岐阜市生涯学習センター
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☆「中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇」(文藝春秋) 2刷になりました♪
中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇 
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残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫 な)


☆「怖い絵」(角川文庫)
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はじめてのルーヴル

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
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産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
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☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
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ハプスブルク皇太子暗殺ーサラエボ事件

2014年05月20日 | 
 先日の新聞記事に、サラエボ事件の目撃者によるなまなましい手紙がウィーンのオークションに出されることを知りました。

 第一次世界大戦のきっかけとなったこの事件は、フランツ・ヨーゼフ皇帝の甥フェルディナント皇太子夫妻が、サラエボでパレード中に撃たれて殺された悲劇です。

 手紙は馬車に同乗していたハラッハ伯爵が、事件5日後に妻宛に書いた4枚分。即死したゾフィにフェルディナントが、自分も首を撃たれて血まみれになりながら、「ゾフィ、死ぬな、子どもたちのために」と言ったというもの。

 このエピソード自体はすでに知られており、わたしも「橋をめぐる物語」に書きました。この襲撃はラテン橋という橋のほとりで起こったからです。

☆「橋をめぐる物語」(河出書房)
中野京子が語る 橋をめぐる物語

 銃撃した犯人の名はプリンツィフ。そこでユーゴスラビア時代、このラテン橋はプリンツィフ橋と改名されました。今はもちろんラテン橋にもどっています。

 それにしても暗殺計画を知りながら、なぜフェルディナントは現地のパレードにこだわったのか?それは政治がらみではなく、切ない夫婦愛からでした。ぜひ「橋をめぐる物語」をお読みくださいね!
 

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メルケル首相のビフォーアフター

2014年05月13日 | 雑記
 先週の新聞に、ドイツのメルケル首相のカラー写真が2枚載っていました。これまでどおりの首相と、スマートになった首相と。

 年末(or年始だったかな?)にスキーでころび、腰を打ったメルケル氏は医者から太りすぎを注意された由。そこで発奮した彼女は、なんと短期間のうちに10キロも減量したというのです!

 写真を見れば一目瞭然。なかなかステキになりました♪

 本国での評判も上々のようです。見た目だけではなく、やると決めたら最後までやるその姿勢、自己管理能力も賞讃されているのだとか。

 ドイツ初の女性首相誕生か、と大いに燃えた選挙戦はもう何年前になるでしょう。当時の日本も小泉首相の郵政選挙で燃えていました。

 あれ以来、メルケル氏はずっと首相の座にいるのに、日本では何人首相が変わったか。。。

 それより日本ではいったいいつ女性首相が生まれるのでしょうか。。。


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「細雪」再上映

2014年05月06日 | 映画
 友人から、六本木で「細雪」(市川崑監督、1983年製作)が再上映されていたので見て来た、とメールがきました。

 もう三十年前の映画なんだ、としみじみしてしまいます。リアルタイムで見ましたから、あのころはわたしも若かった(と、それはどうでもいい話で)

 冒頭の桜のシーンが圧巻でした。とにかく日本の四季折々の美しさをスクリーンで満喫したのは、この映画とそして「砂の器」。

 もう一つ、「細雪」では忘れられない記憶があります。美人四姉妹を演じたのは、岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子と、年代はさまざまなれど、いずれアヤメかカキツバタといった女優陣でしたが。。。

 この映画がヨーロッパで上演されたときの記事にこんな驚愕のコメントが!--「四人が同じ顔なので区別がつかない」

 三十年前だからなのかな、それともアジア人に対する識別能力は今も大して変わらないのかしらん。悲しいことですね~

 それでもう一つ思い出しましたが、ドイツの新聞で日本の首相の顔写真が間違えて掲載されたこともありました。どちらもメガネをかけて小柄な首相だったので(敢えて名前は書きませんが)、同一人物に見えたのでしょう。

 ま、そういう我々も、欧米政治家の顔は、時に混同してしまいますけどね。


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