中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

NHK・FMシアター「些細なうた」の笹井宏之短歌

2011年11月29日 | 紹介
 先週に引き続き、短歌の話題です。

 一昨年NHKテレビ「知る楽」で拙著「怖い絵」を8回シリーズ(それがNHK新書「『怖い絵』で人間を読む」になりました♪)で取り上げてくださったプロデューサーさんが、今FMシアターを手がけています。

 才能を惜しまれつつ夭折した佐賀の歌人、笹井宏之さんの歌をベースにした物語。 
 12/3(土)22:00~22:50放送ですので、ぜひ耳を傾けてください!

http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_future.html

 笹井さんのブログは、現在お父様が更新されています。

http://sasai.blog27.fc2.com/

 先週の馬場さんとはまた趣の違う魅力の歌の数々。


「おんがくの波の中からあらわれた私をひとり抱きしめてやる」

「しあきたし、ぜつぼうごっこはやめにしておとといからの食器を洗う」

「本当は誰かにきいてほしかった悲鳴をハンカチにつつみこむ」

「さようならが機能しなくなりました あなたが雪であったばかりに」

「そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね」


☆☆ゴヤ展に関連したエッセーを、本日(12月1日)読売新聞朝刊に書きましたのでお読みください♪取り上げたのは「ゴヤ自画像」です。


☆☆集英社ブログ「レンザブロー」にての新連載「はじめてのルーヴル」第二回目は、ロココの先駆者ヴァトーです。どうぞお読みください♪
http://renzaburo.jp/louvre/index.html

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 7刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆最新刊「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
3刷中。
     怖い絵 泣く女篇


☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 2刷中。
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)


☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
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「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

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馬場めぐみさんの新感覚短歌

2011年11月22日 | 紹介
 短歌に全く詳しくないのだけれど、たまたま先月の新聞に載っていた、馬場めぐみさんの歌に心惹かれた。

 新鋭歌人の登竜門である短歌研究新人賞を受賞した、24歳の若い歌人だ。道産子の由(同じ道産子としては応援しちゃいますよね~)

「水底で少女は砂になりたくてでもなれなくて鮫になりました」

「おとなしくて引っ込み思案でわがままで誰の言葉もきこえないの」

「中庭に佇む獅子は目を瞑りもう誰か僕を食べてくれという」

「大事だと言われ身体の奥にある海に初めてひかり差し込む」



☆最新刊「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
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☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
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「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
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☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

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観光することも「ボランティア」

2011年05月24日 | 紹介
 今日はお知らせです。

 一昨年の「THEハプスブルク展」でごいっしょした読売新聞の熱血美女Sさん&「大手小町」担当美女さん発案で「東北観光地復興支援の旅」が緊急企画されました!

 Sさん自身、東北出身で、身内も震災にあい、3.11.以降、何度か現地入りして惨状を見ています。なんとか良い形で応援できないものかと、とりあえず6月に支援ツアーを組んだところで、これが成功すれば次につなげてゆくつもりだそうです。

 6月18日~19日。鳴子温泉一泊二日コース。

 コンセプトはーー
1)観光を通じて、経済的な復興の一助となる~観光することも「ボランティア」

2)被災者の方に楽しんでもらう時間を提供する

3)今だからこそ、被災地の観光地の魅力を再発見する

 緊急企画のため応募日程が詰まっていますが、もしお時間があるようでしたら、ぜひご参加ください。また今回は無理でも、また次があるはずですので、どうかこのツアーをご記憶ください。

 詳しくは以下。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/shopping/labo/20110513-OYT8T00656.htm



☆最新刊『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 2刷になりました♪

 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 7刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。NHKBSに出演番組がユーチュブで見られます♪⇒ http://www.youtube.com/watch?v=SX6wndSD6fA

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

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☆「怖い絵3」 6刷中。

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☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

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ハプスブルク7番勝負

2009年12月01日 | 紹介
 THEハプスブルク展HPで連載の「ハプスブルク7番勝負」がでそろいました。
 読売新聞文化部の前田記者とわたしの、言いたい放題の対談です。お読みくださいね!⇒ http://www.habsburgs.jp/cat21501274/

 この展覧会も東京では残りあと2週間となってしまいました。
 先日、わたしの周りの誰かさんが、「ウィーン美術史美術館へはもう行ったから、日本で見る必要ない」と言っていましたが、決してそんなことはないですよ~

 膨大な作品数を抱える本場の美術館は、目玉作品は別として、ときどき展示品を入れ替えします。ですので2,3度訪れただけでは、とうてい全てを見ることはできません。外国への貸し出し品の中に思いがけない自分好みの絵がまぎれていて、それに当たったとき(ビンゴ!)こそが至福のときです。

 もうずいぶん前に上野でプラド美術展があったとき、「カルロス2世像」(拙著「危険な世界史」の表紙にも使わせてもらいました)が来ました。プラドへは3度行ったわたしですが、そのときはなぜか見逃していたので(たぶん他の絵に注意がいって気がつかなかったのだと思います)、日本での出会いに強烈な印象を受けました。その記憶が「ハプスブルク家12の物語」を書くのにつながったと思っています。

 今回はまた、日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国の修好記念年なので、ブタベストの美術館からもすばらしい絵がたくさん来日しています。

 きっと自分の中の何かを激しく打つ絵が見つけられると思いますよ♪


☆「THEハプスブルク展」は、来年一月から京都博物館へ移動します。わたしの講演は1月31日。どうぞいらしてくださいまし♪⇒ http://www.habsburgs.jp/2009/10/post-f80a.html

☆展覧会へいらっしゃる前にはぜひ拙著で予習もお願いします。肖像画に描かれた人々の運命を知ると、絵はきっとまた新たな魅力を増すはずです。

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、10刷になりました♪
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)



☆最新刊「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
  新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」

恐怖と愛の映画102 (文春文庫)


☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。4刷中♪

怖い絵3


☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)

☆「危険な世界史」(角川書店) 3刷になりました♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html

危険な世界史

☆「怖い絵2」、7刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵」14刷中。

怖い絵
怖い絵
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中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


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「怖い絵」ツアー

2009年09月08日 | 紹介
 「怖い絵」ツアーが大塚美術館で9月19日から開始されます♪
 
 詳細はこちら⇒ http://www.o-museum.or.jp/japanese/event/new/index.html#top 

 ☆☆☆すでに4日中2日分が満員となったそうですので、お急ぎくださいね!(9/11記)

 さて、この大塚美術館に関しては、3年ほど前にこのブログで紹介したことがあります。以下へ再録。

 「四国の鳴門市に、きわめてユニークな美術館がある。大塚製薬株式会社が1988年に開設した「大塚美術館」がそれだ。

 5年前に初めて訪れて以来、今回で3度目。朝10時から夕方5時まで、眼と足が疲れ果てるまで堪能してきた。「ダ・ヴィンチ・コード」の影響か、前より来客数が多く感じられたものの、それでも東京の各種展覧会に比べ、はるかにゆったり鑑賞できるのがありがたい。

 さてこの美術館のユニークさだが、それは本ものが一点もないこと。
 そのかわり、古今の西洋絵画の名作が1000点以上もそろっていること。

 矛盾しているって?
 そうです。 
 実は、こういうふうに考えてもらうとわかりやすい。わたしたちは巨大な画集の中へ入って行くのだと。なぜなら展示作品は全て(システィナ礼拝堂の天井画もふくむ)本ものと同じ大きさなのだ。

 ふつう画集は、作品を写真に撮り、紙に印刷してある。実物が大きければ、とうぜんながら縮小しないと本に入りきらない。一方この美術館は、写真に撮った作品を、紙ではなく、特殊な陶板へ等身大に焼き付け、額に飾って展示してある。

 この違いは決定的だ。ともすると画集には「モナリザ」も「ナポレオンの戴冠」も同じ大きさに閉じ込めるため、実際には前者77×53cm 、後者629×979cm(2DK のアパートなみ)と見た目の印象が全く違うことへの想像が働きにくい。実物を見なければ迫力がわからない、ということになる。

 でもけっきょく大塚美術館も本ものとはいえない?
 それはそのとおり。絵の具の厚みや微妙な色あいは、いかんせん、実物と写真の差が出てきてしまう。長く見ていると、表面のツルツル感に飽きてくるばあいもある。生演奏とCDやテープの違いと同じ。

 でも音楽を聴きたくなったら毎回コンサートに行く、などということが不可能なように、本ものの絵を全て見にゆくのはよほどの暇人でない限り、無理なのでは。

 今回、わたしがどうしてもチェックしなおしたかったのは、ウンターリンデン美術館の「イーゼンハイム祭壇画(グリューネバルト)と、デトロイト美術研究所の「ユーディト」(アルテミシア・ジェンティレスキ)。わざわざこれだけを見に海外へというわけにもゆかず、ほんと、大塚美術館のありがたさが身にしみた。

 同じように、たとえばレンブラント好きなら、ここに15点もの彼の自画像がそろっていることに感激するのではないだろうか。これらを全部見るためには、パリ、ベルリン、ドレスデン、エディンバラ、ウィーン、ロンドン、ケンウッド、アムステルダム、フィレンツェ、ケルン、バーグを廻らなければならない。

 西洋絵画ファンは是非一度お出かけになってください」

 --ここには「怖い絵」シリーズで取り上げた名画が20点以上(参考作を含むと40点近く)そろっているのです。学芸員さんのレクチャーを受けながら、実物大の絵を楽しんでくださいまし♪

 ついでに鳴門の渦潮や近くのドイツ館へもぜひ!


☆9月の講演会

9月21日(月)1時半~
 東京丸善 オアゾにて「THEハプスブルク展」にちなんだもの。
 ⇒ http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/7813.aspx

9月23日(水)2時~
 宇都宮美術館「栄光のルネサンスから華麗なるロココ」展
   (ここの美術館は主に現代美術展なのだそうですが、
    今回めずらしくオールド・マスターがくるということで)
 ⇒ http://u-moa.jp/jp/event/index.html

☆「恐怖と愛の映画102」読者プレゼント中⇒ http://premium.asahi.com/present/TKY200908210291.html


☆THEハプスブルク展公式ムックが発売になりました。池田理代子さんの対談や、わたしの寄稿「ハプスブルクの男たち」も載っています。お読みください。
別冊家庭画報 家庭画報特別編集 ~「THEハプスブルク展」 公式MOOK~ハプスブルク家「美の遺産」を旅する




☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
  新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」

恐怖と愛の映画102 (文春文庫)


☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。3刷中♪

怖い絵3


☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)

☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、7刷中♪

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆最新刊「危険な世界史」(角川書店) 2刷になり、帯が黄色から白に変わりました♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html

危険な世界史

☆「怖い絵2」、7刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵」12刷中

怖い絵
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今後の講演会予定

2009年02月17日 | 紹介
 毎日毎日、パソコンの前に座っています。

 快調に進むことは少なく、コーヒーを飲みチョコを食べながらぼわあっとしていたり、調べものをしていてどんどん無関係の箇所を読みふけってしまったり、妹と電話で長話したり。。。一日はなんて短いんでしょう。

 ものを書くって、けっこう辛い。

 作家や作曲家は総じて短命の人が多い気がします。一方、画家や指揮者は長生きのイメージ。脳や体の使う箇所が違うのかしら。

 ま、それはいいとして、今年前半の講演会スケジュールはだいたい以下のようになっています。

 前回書きましたが先週は神戸の兵庫県立美術館で、「マルガリータ」講演をしました。これについては美術館の公式ブログで、写真入りの紹介がありますのでごらんください⇒ http://www.artm.pref.hyogo.jp/diary/wien/index.html

 3月は(講演会じゃないですけど)、NHKBS「週刊ブックレビュー」出演予定。⇒ http://www.nhk.or.jp/book/prog/2003preview01.html

 4月3日(金)は、銀座プランタンで、6時半からのレクチャー。これは神戸での講演に準じるものなので、やはりマルガリータちゃんのお話。⇒ http://www.printemps-ginza.co.jp/school/index.html

 4月9日(木)は朝日カルチャー新宿にて、「怖い絵」関連のレクチャー。⇒ http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=38551&userflg=0

 5月23日(土)はJTBカルチャー新宿で、同じく「怖い絵」。でも朝日とは別ヴァージョンの予定です。⇒ http://jtbculture.com/search/detail.php?seq=3&ge=1&se=

 6月12日(金)は銀座の国際フォーラムで、日本呼吸器学会の基調講演。これはお医者様の学会員のみの参加になります。⇒ http://www.jrs.or.jp/jrs49/convocation.html

 それぞれ予定日が近くなりましたら、またご案内させてください。どうぞよろしく!

☆来週発刊ー「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。帯の写真はありませんが、松山ケンイチさん♪

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫 な 50-1)


☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷になりました♪

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html

危険な世界史

☆「怖い絵2」、5刷中。
月刊誌『一枚の絵』1月号で、紹介と本のプレゼントを行なっています。ごらんください。

怖い絵2


☆『怖い絵』、10刷になりました。ありがとうございます♪ 「ほぼ日」での紹介。再録⇒ http://www.1101.com/editor/2007-11-13.html

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35カラットのブルーダイヤモンド

2008年12月23日 | 紹介
 朝日新聞公式ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」第6回目の今日は「無人島でも階級意識」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2008/12/post-bc46.html#more
 『ロビンソン・クルーソー』について書きました。

 さて、先日、すごいニュースが世界をかけめぐりましたが、それは35カラットのブルーダイヤモンドがオークションにかけられ、22億円で落札された、というものです。

 この特大の宝石は、「ラス・メニーナス」に描かれたあの可愛いマルガリータ王女が、オーストリアの叔父のところへお嫁入りするとき、父フェリペ4世から贈られたもののひとつだったのです(傾きかけていたとはいえ、スペイン・ハプスブルク家のリッチぶりがうかがえますね!)

 35カラットの大きさを実感するため、兵庫県立美術館の学芸員吉田さんが「フェイク写真」を作っていますので、ごらんください⇒ http://www.artm.pref.hyogo.jp/diary/wien/index.html

 先日お知らせしましたように(「神戸<ウィーン美術史美術館展>講演会」)、来年この美術館でマルガリータについて講演予定のわたしとしては、まさにぴったりのニュースでした♪

 さてもうそろそろ2008年も終わりです。毎日新聞書評欄で恒例の<今年の3冊>が発表されましたが、建築史の藤森照信東大教授が、『怖い絵2』を選んでくださいました。嬉しいことです♪ ⇒ http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2008/12/20081214ddm015070062000c.html

 ちなみに2007年度は日経新聞<今年の3冊>で、井上章一氏が『怖い絵』を選んでくださったのでした。
 幸せな本だと思います。

 来年は完結篇『怖い絵3』を出す予定ですので、どうぞお楽しみに!

 今年1年、我が「花つむひとの部屋」へご訪問くださった皆様に感謝いたします。メリークリスマス&ハッピーニューイヤー! 来年もすばらしい年でありますように!

 では冬休みに入ります。
 2009年は1月6日から始めますので、どうぞこのブログのことを覚えておいてくださいまし!


☆☆集英社WEB文芸「レンザブロー」で先月から開始した連載「王妃たちの光と闇」第一章<メアリー・スチュアート>の第二回目は、こちら⇒ http://renzaburo.jp/

☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、5刷中。
今発売中の『週刊読書人』(2009年1月9日号)の<ワイド特集ー私のモチーフ>にて、「絵が語る生々しいドラマ」というタイトルで小文を書きました。お読みください♪ 
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
危険な世界史

☆「怖い絵2」、5刷中。
月刊誌『一枚の絵』1月号で、紹介と本のプレゼントを行なっています。ごらんください。

怖い絵2


☆『怖い絵』、10刷になりました。ありがとうございます♪ 「ほぼ日」での紹介。再録⇒ http://www.1101.com/editor/2007-11-13.html

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高畑勲さんインタビューin「母の友12月号」

2007年10月30日 | 紹介
 いま書店に出ている「母の友12月号」にはアニメーション映画監督の高畑勲さんのロングインタビューが載っており、これがとても示唆に富んでいて面白い。

 一部を紹介するとーー

 「(絵本「おしいれのぼうけん」のアニメ化を相談され)やらないほうがいい、と言いました。せっかく子どもが想像力を働かせて絵本を楽しんでいるのに、アニメにしてもいいことは何もないんじゃないか、と思った。「想像力の余地」というようなものが、非常に大きく子どもの気持ちを動かしているわけだから」

 「映画というのは舞台と違って、どんどん誘導してやって、作品のなかに没入させ、観客の鼻面をひきずり回すことができる。で、今や鼻面を引きずり回されたがっている観客がたくさんいて、作り手の方もそれを見事にやってのける人が中心となり、そういう傾向のものばかりになってしまっている」

 「(客観的な視点にたたせようとしないものばかりになった)結果、映画というものはべったり感情移入して見るものだと思い込んで、それができなくなったとたんにもう「引けちゃった」とか言う。(・・・)だけど少し引いて見ることも面白いはずなんです。考えたり想像力を働かせたり、将来の人生にとって役に立つことはむしろそちらの方が多いんですから」

 「昔話でも残酷なところのあるお話は、人生はままならない、偶然や運不運があって、いろいろな条件に支配されてしまうものだということを教えてくれると思うんです。今はそういう免疫を全く作ろうとせず、夢を抱いて突き進めば実現すると子どもに思わせています。でも、いろんな他人の挫折を本や何かで当然のように知っているほうがいいんですよ。何か甘いようなことを言っておいて、実は人生、苦かった、というんじゃたまらないでしょう」

 ーーけっきょく「想像力を働かせる余地」は、小さなころの絵本であり、長じての書物であるはずなのに、最近はほんとうに驚くほどそうしたものに接していない若者が多い。親から与えられていないのだ。

 以前も書いたが、学生たちがアンデルセンを知らないことに絶句してからもうずいぶんたつ。とうぜん日本の昔話も知らない、シンデレラも知らない。豊かな物語で想像力をはぐくんできていない。

 これだから他人を苛めたり、小さな挫折にすぐ絶望したり、殺したり自殺したりと、びっくりするほど短絡的な結論にゆきつくのかもしれないなあ・・・

☆今週の「世界史レッスン第86回」は、「もしこのふたりが結婚していたら」⇒
http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/10/post_e833.html#more
 実際に縁談話が持ち上がったことのある、エリザベス1世とイワン雷帝&フリードリヒ大王とマリア・テレジア&アン女王とジョージ1世について書きました。

☆「怖い絵」、4刷が決まりました!

☆日経新聞夕刊(10月17日)の井上章一氏による書評です♪
「人間の暗部や歴史の裏を描く」
 グリム童話は、いま子ども向きの読みものとなっている。しかし、もとはけっこう恐ろしい話を集めていた。とても子どもには読ませられないような、人間の暗部がえぐられた話を。
 実は、いわゆる泰西名画にも、暗い背景をもつものがけっこうある。むごい逸話をひめた作品が、いくつも描かれてきた。この本は、そんな絵を集めて、それぞれに解剖学的な絵解きをほどこした本である。
 まあ、ゴヤの「我が子を喰らうサトゥルヌス」なんかは、見るからにおそろしい。だが、その背後には、もっとむごい歴史がある。ドガの「踊り子」あたりは、きれいな絵だなと思われようか。しかしそこには、いやらしい社会史も、描きだされている。いや、いやらしさという点なら、ジェンティレスキの「ユーディト」も負けてはいない。
 色や形、あるいは絵柄だけを見ていても、なかなかこうは読み解けないだろう。歴史の裏に通じているからこそ、こういう秘話をほりおこせるのだと思う。
 文章もよくねれており、たいへん読みやすく書かれている。美術愛好家のみならず、歴史好きにはひろく一読をすすめたい。星5つ)

怖い絵
怖い絵
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中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


☆マリーもお忘れなく!(ツヴァイク「マリー・アントワネット」(角川文庫、中野京子訳)

マリー・アントワネット 上 (1) マリー・アントワネット 下 (3)
     

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ポプラ社の「星の王子さま」

2006年07月23日 | 紹介
 サン=テグジュベリ「星の王子さま」の新訳ラッシュで、また一冊、ポプラ社から出ました。縦書きカラー版で手に取りやすく、お勧めです。訳者は同僚で友人の谷川かおるさん。友人のだから誉めているわけではなくて、ほんと、これいいですよー!⇒http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80310300

 これまでの新訳は、ポップすぎる訳文だったり、新味を出そうとするあまり原書から離れてゆきがちでしたが、これは原作の良さを極力生かそうとしています。それでいて「声に出して読みやすい」という朗読向けをコンセプトにしているので、読みやすく、しかもユーモアと華があります。

 あとがきも充実して面白い。一部、抜書きしましょう。

 「サン=テグジュべりが姿を消してからほぼ60年後の2003年10月。地中海で飛行機の残骸が引き上げられ、それがサン=テグジュべりの乗っていた飛行機であることが確認されました。この飛行機は、パリ郊外にある航空宇宙博物館に保存されることになり、発見を記念して盛大な航空ショーが開催されました。でも「星の王子さま」を読んだみなさんは、きっとあの王子さまならこう言うにちがいないと思うのではないでしょうか--「そんな飛行機は、古い抜け殻だよ!」

♪わたしの本も読んでね
☆新著「怖い絵」(朝日出版社)
☆☆アマゾンの読者評で、この本のグリューネヴァルトの章を読んで「泣いてしまいました」というのがありました。著者としては嬉しいことです♪

怖い絵
怖い絵
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中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


①ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
②ティントレット「受胎告知」
③ムンク「思春期」
④クノップフ「見捨てられた街」
⑤ブロンツィーノ「愛の寓意」
⑥ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
⑦ルドン「キュクロプス」
⑧ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
⑨ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
⑩アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
⑪ホルバイン「ヘンリー8世像」
⑫ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス10世像>による習作」
⑬ホガース「グラハム家の子どもたち」
⑭ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
⑮グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
⑯ジョルジョーネ「老婆の肖像」
⑰レーピン「イワン雷帝とその息子」
⑱コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
⑲ジェリコー「メデュース号の筏」
⑳ラ・トゥール「いかさま師」

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大塚美術館の魅力

2006年06月18日 | 紹介
 四国の鳴門市に、きわめてユニークな美術館がある。大塚製薬株式会社が1988年に開設した「大塚美術館」がそれだ。

 5年前に初めて訪れて以来、今回で3度目。朝10時から夕方5時まで、眼と足が疲れ果てるまで堪能してきた。「ダ・ヴィンチ・コード」の影響か、前より来客数が多く感じられたものの、それでも東京の各種展覧会に比べ、はるかにゆったり鑑賞できるのがありがたい。

 さてこの美術館のユニークさだが、それは本ものが一点もないこと。
 そのかわり、古今の西洋絵画の名作が1000点以上もそろっていること。

 矛盾しているって?
 そうです。 
 実は、こういうふうに考えてもらうとわかりやすい。わたしたちは巨大な美術書の中へ入って行くのだと。なぜなら展示作品は全て(システィナ礼拝堂の天井画もふくむ)本ものと同じ大きさなのだ。

 ふつう美術書は、作品を写真に撮り、紙に印刷してある。実物が大きければ、とうぜんながら縮小しないと本に入りきらない。一方この美術館は、写真に撮った作品を、紙ではなく、特殊な陶板へ等身大に焼き付け、額に飾って展示してある。

 この違いは決定的だ。ともすると美術書は「モナリザ」も「ナポレオンの戴冠」も同じ大きさに閉じ込めるため、実際には前者77×53cm 、後者629×979cm(2DK のアパートなみ)と見た目の印象が全く違うことへの想像が働きにくい。実物を見なければ迫力がわからない、ということになる。

 でもけっきょく大塚美術館も本ものとはいえない?
 それはそのとおり。絵の具の厚みや微妙な色あいは、いかんせん、実物と写真の差が出てきてしまう。長く見ていると、表面のツルツル感に飽きてくるばあいもある。生演奏とCDの違いと同じ。

 でも本ものを全て見るのはよほどの暇人でない限り、無理なのでは。
 今回、わたしがどうしてもチェックしなおしたかったのは、ウンターリンデン美術館の「イーゼンハイム祭壇画(グリューネバルト)と、デトロイト美術研究所の「ユーディト」(アルテミシア・ジェンティレスキ)。わざわざこれだけを見に海外旅行というわけにもゆかず、ほんと、大塚美術館のありがたさが身にしみた。 同じように、たとえばレンブラント好きなら、ここに15点もの彼の自画像がそろっていることに感激するのではないだろうか。これらを全部見るためには、パリ、ベルリン、ドレスデン、エディンバラ、ウィーン、ロンドン、ケンウッド、アムステルダム、フィレンツェ、ケルン、バーグを廻らなければならない!鳴門市一箇所ですませられるのはラッキーでは。

 西洋絵画ファンは是非一度お出かけになってください。

☆新著「怖い絵」(朝日出版社)
☆☆アマゾンの読者評で、この本のグリューネヴァルトの章を読んで「泣いてしまいました」というのがありました。著者としては嬉しいことです♪

怖い絵
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中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


①ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
②ティントレット「受胎告知」
③ムンク「思春期」
④クノップフ「見捨てられた街」
⑤ブロンツィーノ「愛の寓意」
⑥ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
⑦ルドン「キュクロプス」
⑧ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
⑨ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
⑩アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
⑪ホルバイン「ヘンリー8世像」
⑫ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス10世像>による習作」
⑬ホガース「グラハム家の子どもたち」
⑭ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
⑮グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
⑯ジョルジョーネ「老婆の肖像」
⑰レーピン「イワン雷帝とその息子」
⑱コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
⑲ジェリコー「メデュース号の筏」
⑳ラ・トゥール「いかさま師」






 


 

 
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