朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の『世界史レッスン』第59回目の今日は、「アンデルセン、占い師のもとへ行く」⇒http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/04/post_c3e4.html#more
少年時代のアンデルセンが占い師に励まされた話をを書きました。
占いは若い女性の専売特許のように言われるが、大っぴらに、しかも遊びの要素を加えているので目立つだけで、実際は大金払って真剣に占い師のもとを訪れるのはほとんど男性らしい(知人の中国占星術師の言)。
政治の世界でも占いはあなどれない力を持っているようで、ヒトラーやレーガンが星占いで政局を決定したこともあるというのは、わりに知られている。
ヘンリー八世は当たった占い師を殺している。ゲーテは完全に星占いを信じ、自分の出生時の星の配置について長々解説しているが、これらについてはいつか「世界史レッスン」で書こうと思う。
「鉄の女」サッチャー元首相の自伝を読んでいてびっくりしたのは、若いころ彼女は宝石占いをしてもらい、「あなたはチャーチルと並ぶ大政治家になるでしょう」と言われた、と書いてあった下り。彼女自身は占いなど信じていないと明言していたけれど、わざわざこの出来事を記しているということに、複雑な思いを感じる。合理主義だけでは片づかないこともあると、感じたのだろうか?それとも政治家特有の自慢?
☆新著「怖い絵」(朝日出版社)
☆☆アマゾンの読者評で、この本のグリューネヴァルトの章を読んで「泣いてしまいました」というのがありました。著者としては嬉しいことです♪
①ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
②ティントレット「受胎告知」
③ムンク「思春期」
④クノップフ「見捨てられた街」
⑤ブロンツィーノ「愛の寓意」
⑥ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
⑦ルドン「キュクロプス」
⑧ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
⑨ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
⑩アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
⑪ホルバイン「ヘンリー8世像」
⑫ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス10世像>による習作」
⑬ホガース「グラハム家の子どもたち」
⑭ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
⑮グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
⑯ジョルジョーネ「老婆の肖像」
⑰レーピン「イワン雷帝とその息子」
⑱コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
⑲ジェリコー「メデュース号の筏」
⑳ラ・トゥール「いかさま師」
☆角川文庫「マリー・アントワネット」(画像をクリックするとアマゾンへ)
☆☆「星の王子様」の訳者・谷川かおるさんによる書評はこちら⇒http://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/20070401/0704_8_book_nakano.html
☆☆☆ミュージカル「マリー・アントワネット」が上演中なので、アントワネットへの関心はまだまだ続きそうで嬉しいな♪
![マリー・アントワネット 下 (3)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082084.09.MZZZZZZZ.jpg)
◆マリー・アントワネット(上)(下)
シュテファン・ツヴァイク
中野京子=訳
定価 上下各590円(税込620円)
角川文庫より1月17日発売
ISBN(上)978-4-04-208207-1 (下)978-4-04-208708-8
少年時代のアンデルセンが占い師に励まされた話をを書きました。
占いは若い女性の専売特許のように言われるが、大っぴらに、しかも遊びの要素を加えているので目立つだけで、実際は大金払って真剣に占い師のもとを訪れるのはほとんど男性らしい(知人の中国占星術師の言)。
政治の世界でも占いはあなどれない力を持っているようで、ヒトラーやレーガンが星占いで政局を決定したこともあるというのは、わりに知られている。
ヘンリー八世は当たった占い師を殺している。ゲーテは完全に星占いを信じ、自分の出生時の星の配置について長々解説しているが、これらについてはいつか「世界史レッスン」で書こうと思う。
「鉄の女」サッチャー元首相の自伝を読んでいてびっくりしたのは、若いころ彼女は宝石占いをしてもらい、「あなたはチャーチルと並ぶ大政治家になるでしょう」と言われた、と書いてあった下り。彼女自身は占いなど信じていないと明言していたけれど、わざわざこの出来事を記しているということに、複雑な思いを感じる。合理主義だけでは片づかないこともあると、感じたのだろうか?それとも政治家特有の自慢?
☆新著「怖い絵」(朝日出版社)
☆☆アマゾンの読者評で、この本のグリューネヴァルトの章を読んで「泣いてしまいました」というのがありました。著者としては嬉しいことです♪
①ドガ「エトワール、または舞台の踊り子」
②ティントレット「受胎告知」
③ムンク「思春期」
④クノップフ「見捨てられた街」
⑤ブロンツィーノ「愛の寓意」
⑥ブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
⑦ルドン「キュクロプス」
⑧ボッティチェリ「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」
⑨ゴヤ「我が子を喰らうサトゥルヌス」
⑩アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」
⑪ホルバイン「ヘンリー8世像」
⑫ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス10世像>による習作」
⑬ホガース「グラハム家の子どもたち」
⑭ダヴィッド「マリー・アントワネット最後の肖像」
⑮グリューネヴァルト「イーゼンハイムの祭壇画」
⑯ジョルジョーネ「老婆の肖像」
⑰レーピン「イワン雷帝とその息子」
⑱コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
⑲ジェリコー「メデュース号の筏」
⑳ラ・トゥール「いかさま師」
☆角川文庫「マリー・アントワネット」(画像をクリックするとアマゾンへ)
☆☆「星の王子様」の訳者・谷川かおるさんによる書評はこちら⇒http://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/20070401/0704_8_book_nakano.html
☆☆☆ミュージカル「マリー・アントワネット」が上演中なので、アントワネットへの関心はまだまだ続きそうで嬉しいな♪
![マリー・アントワネット 上 (1)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082076.09.MZZZZZZZ.jpg)
![マリー・アントワネット 下 (3)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082084.09.MZZZZZZZ.jpg)
◆マリー・アントワネット(上)(下)
シュテファン・ツヴァイク
中野京子=訳
定価 上下各590円(税込620円)
角川文庫より1月17日発売
ISBN(上)978-4-04-208207-1 (下)978-4-04-208708-8