中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「怖い絵」シリーズ文庫3巻そろいました♪

2013年07月30日 | 
 単行本を発刊してから6年目、ようやく「怖い絵」の1に当たる作品が文庫化できました♪ わたしの原点ともなった本なので、とても思い入れが深いです。新作2点入れて、全22作品、どうぞ読んでくださいまし!
 解説は百舌シリーズの逢坂剛氏です♪

怖い絵  (角川文庫)

 先に「怖い絵2」が「怖い絵 泣く女篇」として、次に「怖い絵3」が「怖い絵 死と乙女篇」として文庫になったので、なぜ「1」から文庫にならないのかと妙に思われた方もいらっしゃるでしょうね。実は人間不信になる出来事がいろいろと。。。
 でもまあ、角川の担当者さんの奮闘のおかげで、こうしてめでたく3巻そろいました。嫌なことは全て忘れ、とにかく嬉しく喜ばしいことです♪

 怖い絵 泣く女篇
怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)

 旅行から帰ると、もうひとつ嬉しいお知らせが。
 「はじめてのルーヴル」が重版いたしました。そして「弐代目 青い日記帳」さんも取り上げてくださったので、ぜひお読みください⇒ 
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3307
はじめてのルーヴル

☆☆講演会予定。

9月7日(土)13:00-16:00(途中休憩あり)
NHK文化センター名古屋
「怖い絵~名画で西洋史を知る」
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_861495.html



☆最新刊「怖い絵」(角川文庫)
単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。
怖い絵  (角川文庫)


☆「はじめてのルーヴル」(集英社)2刷になりました♪
はじめてのルーヴル

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
3刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
5刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
3刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)5刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
7刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
5刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷になりました♪
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 9刷になりました♪

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷になりました♪
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷になりました♪

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai

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「エンド・オブ・ホワイトハウス」のびっくり

2013年07月16日 | 映画
 そういえば先月、仕事と仕事の間に短めの映画を一本見られるだけの時間があいたため、ひとりで「エンド・オブ・ホワイトハウス」(A・フーリア監督)を見てきました。

 他愛ないアクション映画ですが、「ダイハード」の国際版、みたいな宣伝文句だったので、どれどれ、と。

 見たら、いかに「ダイハード」がリアリティあったかを改めて感じました。こちらは話が大きすぎて。。。

 北朝鮮が仇役です。それはいいのですが、あれほど武装した集団が直接ホワイトハウスを空から陸から襲うのに、アメリカはおよそ手も足も出ないという設定で、ありえない情けなさです。

 しかも統合参謀総長や国務長官は殴られてコード名を吐いてしまうし、大統領も息子を盾に脅されたら、アメリカの滅亡を選びかねない始末。いいのかな、こんな描き方。「ダイハード」の日本人支社長なんか、死んでも金庫の暗礁ナンバーを教えなかったというのに。

 かつて大統領がテロリストをひとりで全部やっつけて、おまけに飛行機の操縦までするという、別の意味でトンデモ映画がありましたが、思えばあのころの大統領はヒーローだった。今やこんな状態に。。。9・11以降のアメリカの萎縮ぶりがわかります。

 しかもラスト近く、ホワイトハウスが半ば崩壊した中、主人公が大統領を助けながら「こんな有様になって」と言うと、大統領の返事が「保険でまかなえる」。
 びっくりしゃっくりとはこのこと。アメリカの観客はここで笑うのかな?

 じゃあ面白くなかったかと言えば、そんなことはなくて、ヒットも納得でした。ま、もうちょっと丁寧に作ったら、と惜しかったけれど。

 さて、来週はまた旅行で当ブログはお休みです。次回は30日に!


☆☆講演会予定。

7月20日(土)
朝日カルチャー梅田教室 13時半~15時
「はじめてのルーヴル」出版記念講座
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=205599&userflg=0

9月7日(土)13:00-16:00(途中休憩あり)
NHK文化センター名古屋
「怖い絵~名画で西洋史を知る」
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_861495.html


☆最新刊「はじめてのルーヴル」(集英社)
はじめてのルーヴル

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
3刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
5刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
3刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)5刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
7刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
5刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷になりました♪
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 9刷になりました♪

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷になりました♪
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷になりました♪

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai



















 



 
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献身的な妻たちの博物館

2013年07月09日 | 雑記
 ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の町ヴァインスベルク(葡萄園の意)に、「献身的な妻たちの博物館」がある。

 古来、妻たちは夫に献身し続けてきているわけだけれど、こんなふうに博物館にしてもらえるなんて凄いことだ。

 これは12世紀半ばの史実に基づいて造られた。

 1140年、神聖ローマ帝国軍に楯突いたヴァインスベルクは町を包囲され、焼き尽くされようとしていた。皇帝は城壁内の男を全て処刑すると宣言、ただし女だけは自分が持てるだけのものを持って町を出てかまわないと通達した。

 城門が開き、女たちがよろよろと出てきた。

 なんと彼女たちは皆、その背に男をおぶっていた。妻は夫を、未婚の女性は父や兄弟を!

 これには敵軍も「あっぱれ」と感心し、無事、町は救われたのだとか。

 「献身的な妻たち」というより「利口な女たち」とすべきだったかも♪


☆☆講演会予定。

7月20日(土)
朝日カルチャー梅田教室 13時半~15時
「はじめてのルーヴル」出版記念講座
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はじめてのルーヴル

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マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

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危険な世界史 運命の女篇

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☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
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残酷な王と悲しみの王妃


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☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

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怖い絵3


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危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

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「はじめてのルーヴル」(集英社)刊行です♪

2013年07月02日 | 
 WEB雑誌<レンザブロー>で1年半ほど連載した「はじめてのルーヴル」が、今週末いよいよ書店に並びます。

 表紙はもちろん「ルーヴルの顔」、モナリザ! 目の吸引力が凄いですね。

はじめてのルーヴル
(画像をクリックするとアマゾンへいけます)

 ルーヴル美術館の絵画部門で、これだけは見ておいて損はありませんよ、という作品を、独断と好みと偏見で(!)チョイスいたしました~♪

 全17章ですが、作品点数は30点以上取り上げています。これだけ見たとしても、やはり半日はかかってしまうでしょうね。じっくり見たら丸1日かも。絵画鑑賞が疲れるのは間違いありません(けっこう歩くし。。)。でもそれはまあ、小説でも音楽でも同じ。創り手のパワーが大きければ大きいほど、受け手にもパワーを要求します。

 この本は絵がお好きな方や、すでにルーヴルに何度も行かれた方はもちろん、大して西洋絵画など興味はないし美術館では退屈してしまう、という方にも読んでもらいたいなと思って書きました。

 読み終わって、やっぱり絵はまだ好きになれないけれど、ひとつの作品が生まれるまでにはこんなにたくさんの背景や歴史があったのか、けっこう面白いな、と思ってもらえたら、著者としてこれほどの歓びはありません。

 
☆☆講演会予定。

7月20日(土)
朝日カルチャー梅田教室 13時半~15時
「はじめてのルーヴル」出版記念講座
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=205599&userflg=0

9月7日(土)13:00-16:00(途中休憩あり)
NHK文化センター名古屋
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http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_861495.html

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
3刷になりました♪
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☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
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怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


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マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

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☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
7刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
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 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 9刷になりました♪

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
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名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

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残酷な王と悲しみの王妃


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怖い絵

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怖い絵2

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怖い絵3


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