中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

荒俣宏さんとの対談&橋フェチ

2013年03月26日 | 
 テレビ番組「検索deゴー」で初めて荒俣宏氏とごいっしょしました。その時、いつか対談を、ということになり、意外と早く実現。

 でも実は対談当日、な、なんと彼はインフルエンザにかかり、延期。2週間後になったのですが、まだ完治しておらず、帽子にマスクと武装していらっしゃいました。ものすごく丈夫で病気知らずで世界中飛び回っているイメージでしたが、風邪ひくんだあ、とちょっとびっくり。でももっとびっくりは、その不調にもかかわらず、翌日はインドネシアへ泳ぎに行くとのこと。やっぱりすごいです。

 対談は「オール読物」今月号に載りましたので、お読みくださいね!

 また今月は、北海道新聞で連載の「橋をめぐる物語」がちょうど丸2周年。わたしも担当者さんも挿絵画家さんもすっかり橋フェチ♪ 連載はまだまだ続きますよ~

 ちなみにこれまで扱った、実在の橋、架空の橋は--

①虹
②ポンテ・ヴェッキオ(イタリア)
③ゴールデン・ゲイト・ブリッジ(アメリカ)
④鳴門ドイツ橋(日本)
⑤悪魔橋(スイス)
⑥レマゲン鉄橋(ドイツ)
⑦オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の橋(ロシア)
⑧エリザベート橋(ハンガリー)
⑨フランクフルトの橋(ドイツ)
⑩ブリューゲル絵画の橋
⑪ヴァレンヌ橋(フランス)
⑫ロンドン橋(イギリス)
⑬味噌買い橋(日本)
⑭ブルックリン橋(アメリカ)
⑮グリム童話の橋
⑯ポン・ヌフ(フランス)
⑰ツィンタワーにかけた橋(アメリカ)
⑱テイ橋(スコットランド)
⑲カリンキン橋(ロシア)
⑳リヒテンシュタイン橋(ドイツ)
21ろうそく橋(フィンランド)
22マクデブルク水道橋(ドイツ)
23道祖神のある橋(日本)
24<明日、掲載予定です>

 何か橋に関する面白いエピソードをご存知でしたら教えてくださいね♪

 来週は旅行などのため当ブログはお休みでえす。次回は4月9日に!


☆☆講演会予定。

6月5日(水)
日本電気協会第92回総会講演会in ホテルオークラ
 (関係者のみの御参加です)

7月20日(土)
朝日カルチャー梅田教室 13時半~15時

9月7日(土)13:00-16:00(途中休憩あり)
NHK文化センター名古屋
「怖い絵~名画で西洋史を知る」

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
○藤井フミヤさんがファン会報誌で推薦してくださいました♪
○日経新聞ブログ「丸の内ブック街」でも御勧めしていただいてます♪

http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html

名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
6刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
5刷になりました♪
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 9刷になりました♪

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai























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オペラと携帯

2013年03月19日 | 音楽&美術
 新国15周年記念の「アイーダ」を見てきました。ここ数年、空席が目立つオペラ公演ですが、今回は早々とチケットが売り切れたそうです。

 ゼッフィレッリ演出なので、舞台には300人もひしめき、これぞオペラという華麗さ。馬も2頭走ります(隣席の若い男性が思わず「おお!」と声を出していました)。

 プログラムにはわたしも「ゼッフィレッリ、その絢爛たる世界」を寄稿していますので、お読みくださいね。といっても、公演を見ない人には手に入らないというのが難点ですが。

 ところで上演中、近くで携帯が鳴りました!

 これこそマーフィの法則というものでしょうが、アイーダの聴かせどころのアリアの最中だったんですよね~。ほんの数分前なら凱旋の大合唱中なので、呼び出し音も目立たなかったんでしょうに、何たる間の悪さ。

 こういう時、つくづく「あ~携帯を持たない主義でヨカッタ」と思います。自分だってやりかねないので。。。

 
 ☆☆講演会予定。

6月5日(水)
日本電気協会第92回総会講演会in ホテルオークラ
 (関係者のみの御参加です)

9月7日(土)13:00-16:00(途中休憩あり)
NHK文化センター名古屋
「怖い絵~名画で西洋史を知る」


☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
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産経新聞書評⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/bks13012008280003-n1.htm 中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088


☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
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名画と読むイエス・キリストの物語



☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
 新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
     
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
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     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)
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 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

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☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
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☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
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「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
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残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


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「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
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☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
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「ビーバップハイヒール」in大阪朝日放送

2013年03月12日 | 
 関西以南でしか視聴できないのですが、人気深夜番組「ビーバップハイヒール」に久々に出ました。4回目の登場です。放映は3月14日。

 タイトルは、
 「絵画ミステリー~名画に潜む旧約聖書の世界~」

http://asahi.co.jp/be-bop/backnumber.html

 拙著「名画の謎」で取り上げた作品からの構成です♪
中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

 これまでの3回はブラックマヨネーズさんでしたが、今回初めてチュートリアルさん。絵を見て何が描かれているかを説明するのですが、そのボケぶりがおかしくてまいります。よくまあ、そんなことを考えつくなあと思って(爆)

 相変わらず感心しきりなのは、りんごさん。とにかく凄いです。素人でおたおたするゲスト(わたし)がいて、筒井康隆さんのような博覧強記のカシコ組がいて、すっとんきょうなお笑いチーム(チュートリアルさんたち)もいて、収拾つかなくなりそうな混沌を名司会ぶりでさばくだけでなく、自分もしっかりツッコミ入れたり笑わせたりするんですから。

 しかし毎回のことですが、スタッフを含めたこの番組の巨大エネルギーで、収録が終わるとぐったり疲れてしまいます。。。見るのは面白いけれど、出るのは大変なんですよ~ 帰りの新幹線ではこれまたいつもどおり爆睡でした。


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6月5日(水)
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☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
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名画と読むイエス・キリストの物語



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    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
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マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

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☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
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☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
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残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

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怖い絵

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怖い絵3


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「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

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歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

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「可憐」の意味~日韓の違い

2013年03月05日 | 
 「怖い絵」シリーズや「名画の謎」シリーズなど、嬉しいことに拙著はかなり韓国語に翻訳されています♪

 さて、今回「残酷な王と悲しみの王妃」も韓国語版が出ることになりました。
残酷な王と悲しみの王妃

 そこでタイトルの変更が提案されました(これはよくあることで、「名画の謎」も「名画の嘘」になっています)。相手の提示は「残酷な王と可憐な王妃」というものでした。

 わたしも担当編集者さんも「可憐」というのとは、本の内容と少し違うなあと違和感があり、その旨伝えたところ次のようなお返事があり、深く納得した次第です。隣同士の国の同じ言葉でも、こんなにニュアンスが違うんですね!!


「可憐な王妃」にする場合は、恐らく日本語ニュアンスとは違うと思われますが、‘悲運’のニュアンスを持つことになります。

すなわち、悲しい感情の王妃ではなく、残酷な王から逃げられなかった王妃の運命と立場’を示す言葉になります。
実際、韓国では昔から‘可憐’という漢字を使って、国を失った人たちの悲しい運命を描写した詩が多いです。
今でも新聞・放送では ‘王妃と王の悲しい運命’を表現するとき、可憐という言葉をよく使います。

現在の韓国で‘悲しい’は主に愛している間、一般的な感情の言葉として使われます。
原書の意味をもっとうまく伝えるために、日本美術史専門の翻訳者と何回も相談してから選んだ言葉でした。
むしろ「悲しい」の方が韓国読者からは批判が出るのではないかと弊社は思っております。


☆☆講演会予定。

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☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 
2刷になりました♪
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☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪

怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)


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    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
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☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

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☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

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☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

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☆「怖い絵2」、9刷中。

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☆「怖い絵3」 6刷中。

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「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
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