中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

タクシー運転手さんの幽霊目撃譚

2014年02月25日 | 雑記
 先日、タクシーに乗っていると横からいきなり自転車が飛び出てきて、いやあ、怖かった。そこから運転手さんがこんな話を。。。

 夜、大型トラックの後ろを走っている時、急に自転車がその横に出てきて、あ、轢かれた!と思って急ブレーキを踏むと、トラックはそのまま何ごともなく走り去り、自転車などどこにもなかった。あれは事故にあった霊だろう、と。

 「霊感が強いのですか?」と訊くと、そうだと言う。続いてこんな話。

 4,5人の酔った女性たちのグループが手を上げたので止まった。そのうちの2人が乗ってきて、「じゃあね!」窓の外へ手をふる。女2人なので、うるさいおしゃべりが始まるぞと思っていたら、すごく静かで、しばらくして寝息まで聞こえてきた。変な気がしてバックミラーをのぞくと、ひとりが眠っているだけだった。

 消えた女性がどんなふうだったかは、もう覚えていない、と。さらに。

 中年男性ひとりを乗せた。目的地で降ろしたが、絶対にまだ後ろに誰かが座っている。恐ろしくて振り返ることができない。しばらく走って他の客を乗せると、気配は消えた。

 「タクシーの運転手は多かれ少なかれ、こういう経験をしていますよ」と。

 仕事を終え、自宅へ帰る道に駐車場があり、そこを通ると何度か肩がずんと重くなる。そういうときは家へ直行せず、しばらくぐるぐる歩いていると、そのうち軽くなる。それでも重さがとれず、これはタチが悪いなと思ったときは家に電話して、奥さんに頼み、玄関先へ盛り塩をしておいてもらうと、祓える。
 最近わかったが、その駐車場は病院跡の由。

 ーーこの世は生者だけのものではなさそうですね。


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拷問用の音楽

2014年02月18日 | 音楽&美術
 先週の新聞によると、カナダのロックバンドがアメリカ政府へ抗議して、66万6000ドルの請求書を送った由。もちろんこの数字は、悪魔の数666のもじりです。

 理由は彼らの楽曲が、米軍基地のテロ容疑者収容施設で拷問用に使われているから、というもの。国防省の報道官は「大音量の音楽を使った拷問を許可した覚えはない」と回答。

 これってつまり「大音量」にはしていないけれど、使っていないと否定しているわけではない、と解釈できますよねえ。。。

 それで思い出したのが、映画「G.I.ジェーン」(L.スコット監督)での
ワン・シーン。アメリカ海軍精鋭部隊SEALの過酷な特訓は、60%が脱落するほどの凄さ。肉体的疲労がピークになった訓練生を待つのは、その後の報告書作成。

 しかも報告書を書く部屋には、プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」から有名な「わたしのお父さん」が流れているのです。流麗すぎるこの旋律は、彼らにとっては拷問に等しい。なぜなら強烈に眠くなってしまうからです!

 さて、プッチーニつながり。
 TBS-BS「巨匠たちの輝き」の来週放映は「プッチーニVSビゼー」。司会は日比野克彦氏。わたしもゲストで登場します。お時間あったらごらんくださいね♪


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「自らが再生可能エネルギー」

2014年02月11日 | 雑記
 今朝のテレビで小泉元首相の講演会の様子が映し出された。川柳「自らが再生可能エネルギー」を引用し、大いに笑いをとっていた。
 
 小泉氏のこのユーモアとお茶目具合というのは、なかなか他の政治家の真似のできないところで、いずれ語録が出版されるのではないだろうか。

 というわけで、いくつか政治家の名言を。

・キッシンジャー~「来週はもう何も起きないよ。わたしのスケジュールがびっしりだから」

・ド・ゴール~「フランスには246種類のチーズがある。こんな国を統治できると思うかね」

・チャーチル~「狂信者とは頭を切り替えることができず、話題も変えようとしない者のことだ」

・ニクソン~「人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ」

・ブリュースター~「不可解なわけのわからない専門用語で職業がわかる」

・レーガン~「英雄たちはふつうの人よりずば抜けて勇敢だというわけではない。ただ5分間だけよけいに、ふつうより勇敢なのです」

 
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豚の紋章

2014年02月04日 | 音楽&美術
 紋章について調べていると、中世において、豚を紋章に使っている例があるのを知った。一般にヨーロッパにおける豚のイメージは「不浄」「貪欲」「大食」「怠惰」「無知」など、否定的なものがほとんどなので意外だ。

 もっとも古代文明においては、豚は「豊穣」「富裕」を象徴していたから、紋章に使った家もそれを踏まえてのことであろう(とはいえ中世にはその価値観は変化していたはずなのだが。。。)

 シンボリズムというのは面白いもので、時代によって地域によって意味が転換するため、たいてい両義性をもつことになる。

 近代以降のことらしいが、ドイツ語では「豚を持つ(Schwein haben)」という言い方で、「ラッキーだ」という意味になる。

 もう一つ。

 豚は聖アントニウスのアトリビュート(その人を特定する持物)として、肯定的に描かれることがあった。この理由が面白くて、豚の脂身が聖アントニウス病(麦角アルカロイドによる壊疽性疾患)に効くと信じられていたからという。

 聖アントニウス病とグリューネヴァルトの絵画の関係については、「怖い絵」に詳しく書きましたので、ぜひお読みくださいね♪

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