中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

『残酷な王と悲しみの王妃』

2010年10月05日 | 
 今日は新刊のお知らせです。

 『残酷な王と悲しみの王妃』(集英社)♪

 書店に出るのは10月26日とまだ先なのですが、21日(木)の朝日カルチャーセンターの講演では一足先にサイン付きでの販売ができることになりました。

 詳しくは朝日カルチャーのHP、あるいは「ベルばらkids」でも告知&申し込み手続していますのでごらんくださいませ。⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2010/10/kids-aefa.html#more

 アマゾンにはまだ書影は出ていませんが、今回も「怖い絵」で担当くださったグラフィック・デザイナーの奥定氏がとお~ってもステキな表紙にしてくださいました。使用絵画はベラスケスの「ラス・メニーナス」。ちょっと傾けただけで、この絵はこんなふうに不穏な雰囲気を醸し出すのだと驚きです。そして「悲しみ」という文字が、まるで涙のしずくのように滴り落ちようとしているのです。

 肝心の中身ですが、これは集英社「レンザブロー」にて2年ほど連載していた「王妃たちの光と闇」に加筆訂正した歴史読物です。

 タイトルに聞き覚えのある方がいらっしゃるかも。以前、日経新聞「美の十選」で連載した「傲慢な王と悲しみの王妃」に重ねたのです。

 メアリー・スチュアート、マルガリータ・テレサ、イワン雷帝と7人の妃、ジョージ一世とゾフィア・ドロテア、ヘンリー八世とアン・ブーリンなどが登場します。楽しんでいただけますように!


☆最新刊 「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 5刷になりました♪
産経ニュース「話題の本」♪⇒ http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100918/bks1009180748003-n1.htm
他に朝日新聞、赤旗、東京新聞、中日新聞の書評にとりあげられました。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

 (本書は今年の2月から3月にかけて、NHK教育テレビ「知る楽」で8回、後にNHK/BSで2回に再編集されて再放送された番組のテキストを、加筆・再編集して新書化したものです。絵の数はテキストよりだいぶ増やしました♪33点のカラー図版、10点のモノクロ図版)
 
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

「明大新聞」での、谷川かおる先生(仏文学者・美術評論家)のご紹介が載りました⇒
http://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/20100801/r_book1.html
 
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)13刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。6刷中♪

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 4刷中。
危険な世界史

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+アルファ文庫 D 61-1)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)
コメント (4)
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