中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

鈴木涼子さん、受賞おめでとう!

2006年03月20日 | 紹介
 先日、札幌在住の新進気鋭の美術家・鈴木涼子さんが、<道銀芸術文化奨励賞(道銀文化財団)>を受賞しました(音楽部門では上杉春雄氏)。おめでとうございます!!

 鈴木さんとは以前、北海道新聞発行の月刊誌「道新Today」 で、わたしが「恋の潮どき」というエッセーを連載した際、イラストを担当してくださったご縁です。毎回、驚くほどエロティックなイラストを描いてくださって、「おお!」と感動の連続でした。

 一昨年は東京でも個展を開き、そのときのテーマは「母と娘」。母親の写真と娘の写真を合成した、不思議な、まるで輪廻転生を思わせる、血の絆の妖しさが見る者に迫ってくる展覧会でした。

 今年は4月・北京、5月・ドイツと、個展が決まっており、今後の日本の美術界を背負うホープのひとりです。みなさん、応援してあげてくださいね。
コメント (3)
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