恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
自ら過去世を明かしてはならない
過去世については、言わなくてよろしい。
過去世みたいなものは、たとえいくら過去において偉かったとしても、
今生で呆けていましたら、それは駄目です。
過去世が何であったとしても、そんなものは関係ありません。
自分の過去世の分かる人は、
同時にこれを絶対に人に明かしてはならないという重荷を
自ら背負いなさい。
私の過去世が何者であっても、これが何の利益になりますか。
それよりも今の私が、この言葉と行いと思いによって、
私は正に神の御使いであるという証明をしたらいいのです。
私は神の御使いとして、思い、
言葉によってそれを示すことができます。
過去世のようなものに捉われる必要は何もありません。
今、自分が神の御使いとして生きたらいい、
証明したらいいのです。
自らの過去よりも立派に生きなくてはいけません。