浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2022-11-02 23:57:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

     東京・沖縄の旅にこと寄せて――幸せになる為には

先の続き・・・

陰口を言ってごらんなさい、即、自分に返ってきます。
中には、こんなことを言えば喧嘩になるだろうなあと楽しんで、
告げ口する人があります。
自分が言いながら、相手の方がうっかり相槌を打つと、
「あの人はこの間このように言っていましたよ」と、
言いふらす人もありますね。
争いを起こさせる心は悪魔の心です。
そして神への冒瀆であり、神へ挑戦をしているのですから、
そんな人は幸せになれるはずはありません。
簡単なことです。

人さまを褒めたらいいのです。
その人の良いところを見付けて褒めればいいのです。
良い所以外は一切見えないようにすれば
今度は自分が褒められます。
幸せを求めていない人は、この世に一人もありません。
「いや、私は不幸でいいのです」という人は
大分おヘソが曲がっております。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御垂訓」

2022-11-02 03:07:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
    恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

     東京・沖縄の旅にこと寄せて――幸せになる為には

先の続き・・・

ところが、
私たちは人の素晴らしい面を見落として汚い面を見ようとします。
見落とすのではなく、
人の素晴らしいところを貶しにかかる人が多いのです。
立派な行いをされる方がありますと、
「いや、あんなのはだめだ、だめだ」と言って、
その方の素晴らしいところを消しているのです。

神社仏閣にお参りして、
「神よ、神よ、どうぞ福をお与え下さい」と言って祈っても、
神様が福を下さるはずがありません。
自分は神を冒瀆しているのですから。
家の中で喧嘩し合いましたら、これも又神への冒瀆です。
或いは人と喧嘩し、人と争い事をしても神を冒瀆しています。
又、人の陰口を言ったり悪く言ったりするのも、
それは人さまのことと思うから言えるのです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする