恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―2
主題:分け隔てのない心は太陽の心
先の続き・・・
さて、先ほど言いましたように、
私の好きな言葉は、太陽の心です。
太陽は、太陽そのものが燃えて、つまり、
自らの身を燃焼させ、その結果として現れた、
熱と光で他を生かしてくれていると、
考えることができます。
熱と光とは慈悲と愛です。
宗教の宗と言う字は、
宇宙を示すと書きます。
宇宙を示す教えこそ本当の宗教であり、
生きる指針です。
その最も近い宇宙は太陽であり、
太陽系の宇宙です。
身近な太陽系を思うとき、
それは人の生きる指針を教えてくれます。
自分を燃え上がらせ、自らを犠牲にして
他に慈悲と愛を与えなさいと、言う教えが
太陽の中に現れています。
太陽には差別というものはありません。
病人にも、健康な人にも、金持ちにも、
そうでない人にも、皆、平等に光と熱を
与えてくださいます。
太陽の心を持つなら、
私たちも全ての人と分け隔てなく、
全く平等のお付き合いを
しなくてはならないと思います。
どんな人にも分け隔てなく、
恵みを与える太陽の心は神の心です。