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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「ブッダのことば」より。

2017-06-27 22:57:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
           第五、 彼岸に至る道の章 

           4、学生プンナカの質問

1043、プンナカさんがたずねた、
        「動揺することなく根本を達観せられたあなたに、
        おたずねしようと思って、参りました。
        仙人や常の人々や王族やバラモンは、
        何の故にこの世で盛んに神々に犠牲を捧げたのですか?
        先生!あなたにおたずねします。
        それをわたしに説いてください。」

1044、師(ブッダ)は答えた、
        「プンナカよ。およそ仙人や常の人々や王族やバラモンがこの世で
        盛んに神々に犠牲を捧げたのは、
        われらの現在のこのような生存状態を希望して、
        老衰にこだわって、犠牲を捧げたのである。」

1045、プンナカさんがいった、
        「先生!およそこの世で仙人や常の人々や王族やバラモンが盛んに
        神々に犠牲を捧げましたが、
        祭祀の道のおいて怠らなかったかれらは、
        生と老衰をのり超えたのでしょうか?
        わが親愛なる友よ。
        あなたにおたずねします。
        それをわたしに説いてください。」


               ~ 感謝・合掌 ~





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