~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
4、学生プンナカの質問
1043、プンナカさんがたずねた、
「動揺することなく根本を達観せられたあなたに、
おたずねしようと思って、参りました。
仙人や常の人々や王族やバラモンは、
何の故にこの世で盛んに神々に犠牲を捧げたのですか?
先生!あなたにおたずねします。
それをわたしに説いてください。」
1044、師(ブッダ)は答えた、
「プンナカよ。およそ仙人や常の人々や王族やバラモンがこの世で
盛んに神々に犠牲を捧げたのは、
われらの現在のこのような生存状態を希望して、
老衰にこだわって、犠牲を捧げたのである。」
1045、プンナカさんがいった、
「先生!およそこの世で仙人や常の人々や王族やバラモンが盛んに
神々に犠牲を捧げましたが、
祭祀の道のおいて怠らなかったかれらは、
生と老衰をのり超えたのでしょうか?
わが親愛なる友よ。
あなたにおたずねします。
それをわたしに説いてください。」
~ 感謝・合掌 ~