赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

雪辱

2006-10-08 01:48:45 | Urawa Reds
J第26節 浦和2×0千葉@埼スタ

先の対戦では何もできずに完敗を喫した千葉との再戦、主審に岡田正義降臨、ネネ1年ぶりの復活、怪我で代表を辞退した闘莉王は強行出場、伸二と達也がサブ落ち。そんなことにいろいろと心をくすぐられながら試合開始を迎えた。昨日までの荒天が嘘のように澄み渡った空。ゴール裏で跳ねる分には三十路的にも半袖で十分だ。

千葉は前回の対戦とは異なり引いてきた。ボールも回せるし、こぼれ球をことごとくかっさらわれた前回とはまったく違う展開に。最初のうちは「はじめてのおつかい」みたいに一挙手一投足をハラハラしながら見守っていたネネの見事なロングフィードから先制点は生まれた。走りこんだシトンが千葉DF結城に倒されPK、加えて得点機会阻止で一発退場となる。帰宅して録画を見た限りPK自体は妥当な判断、前半15分という時間を考えると一発退場は厳しいようにも感じたが、「得点機会阻止」という判断が下された時点でそういう要素の立ち入る余地はないということか。しかし岡田大先生が浦和にPKを下さるお姿を拝見する日が来ようとは。人間長い生きしてみるもんだw

シトンは冷静沈着にこのPKを沈めて先制。この人のPKというのは外すイメージがまったく湧かない。お見事である。PK獲得をアシストしたネネは「クララが立った!」な状態などではなく、確かにまだ守備面ではまだ万全とはいえないものの、正確なフィードなど攻撃面でこれからひとつのオプションにさえなると思う。復活おめでとう。ホリもうかうかしていられない。前半は1点リードで終了。

後半に入って2点目はヤマの右からのクロスに飛び込んで頭で合わせたのは闘莉王。試合後のインタビューでは試合に出られる状態じゃなかったとか。それでもしっかり前線に顔だしてゴール決めて看板登ってアピールかよwまったく泣かせるぜ。



しかしながら、その闘莉王が大事を取って交代し、バックラインが当初スタメン予想だったネネ、ホリ、内舘様となっての20数分は特に高さで劣勢に立たされまさに恐怖のズンドコ。ギシのファインセーブや、バー様やポスト様に救われること数度。あらためて闘莉王と坪井の存在というものを痛感させられる。阿部の攻撃参加は非常に怖かった。



終了間際、交代で入った伸二や達也も含めて浦和も攻め立てるがゴールを割ることはできず。ゴール前で揉みあいになったりいろいろあったが結局2×0のまま試合終了。終了後にガンバ連敗を確認。勝ち点3差で首位キープ。あの2文字について考えたくなるがとりあえずは目先の試合をひとつひとつ勝っていくしかない。残り8試合は差し詰め”エイト・ファイナルズ”だ。



個人的にこの試合のMOMはヤマ。攻守にわたってピッチの至るところに顔を出す脅威の運動量、執拗なチェイス、空中戦でも競り負けないフィジカル、アシストや、はたまたエリア内での華麗な切り替えしまで飛び出し、もう文句のつけようがない。夏あたりのあの体たらくはなんだったのだろうか。これでは伸二がベンチに追いやられるのも致し方ない。決して調子が悪いわけではない伸二だが、これは相当頑張らないとスタメンは奪えないと思う。

いろいろ腹の立つときもあるが、これだから「山田」はやめられないw

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