赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

仄光

2008-08-17 02:31:23 | Urawa Reds
J1第21節 F東京0×1浦和@味スタ

ゴール裏も文字通り「蒸し風呂状態」で倒れる方さえ出るほど厳しい暑さの中、最後はへろへろになってホイッスルと同時にたくさんの選手がピッチにへたり込むほどの消耗の末に何とかかんとか掴んだ勝ち点3。「日本サッカーの正義の味方」城福氏の言を待つまでもなく、浦和のフットボールはこの日も決して美しいものではなかったかもしれない。



ただ、久しぶり見たような気がする「ふたりともフォワードらしい」2トップ、消耗を恐れずプレスをかけに行く姿など、見ていて本当に清々しくて、浦和の試合を観てこんな気持ちになったのはいつ以来だろうなんて。てか、最近ではぐだぐだな内容を謎の采配で味付けしたような試合ばっかり見せられていて、もしかしたらオレの感覚が麻痺してるんだろうか。いや謎の采配の味付けは今日もあったような気がするが・・・。



啓太、坪井、高原らの調子も引き続き上がってきていると感じる。特に高原は潰されるシーンも格段に減って本当に動きにキレが出てきているように見えた。ポストとバーに嫌われてこの日も結局ゴールまで至らなかったのが本当に残念でならない。ロビーも復帰緒戦にしては上々。そして相馬の値千金のビューティフルボレーだが、チーム状態が上がらない中、時折空回りしながらもずっと気を吐いてきた彼に対するちょっとした報いということなんだろう。ゴール裏まで一直線に走ってきてくれて嬉しかったな。



引き続き諸々もやもやした部分やら謎の采配やら迷走っぷりやらも抱えつつ、真っ暗闇だった前方に、ホーム柏戦あたりからようやく見え始めた細い細い一筋の光明。光を遮る者はそりゃ多いかもしれないけど、静かに見守って行きたい。本日の「城福の遠吠え」はどんなもんでしょうかね。いや彼の言ってることはほとんど正論だと思うけど、とりあえず勝ってから言えって話だ。


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