赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

砂場の十字架(6)

2009-08-15 09:41:39 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

杵築城を後にし、城下町へ繰り出す。今思えば、城よりもむしろ風情のある城下町の方が杵築という街の観光ポイントだったのかもしれないくらいなのだが、しかし「坂道の城下町」と自ら名乗るだけあって確かにアップダウンが多くて夏場は心が折れる。こちらは「勘定場の坂」。



その勘定場の坂を登りきったところ。このあたりは「北台武家屋敷」と呼ばれるエリアで、ご覧のとおり路の両側に武家屋敷が立ち並んでいて中には未だ現役の住まいとして機能している建物も。ちなみに名前の由来は坂の「下」に勘定場があったことなんだとか。



こちらも坂の上にある藩校「学習館」の門(1785年築)。しかし今となっては「学習館」とはまたえらくストレートなネーミングだったんだななんて。門の向こう側には藩校の一部を再現した建物があって少々くつろぐことが出来たが、裏庭に池があるせいか物凄い勢いで蚊が飛び回っていて早々に退散。



番所の坂。番所とはいわゆる関所のようなもの。反対側には「酢屋の坂」という一番の絶景っぽい坂もあるにはあったのだが、浦和者な方々が一服しておられたため競合を避けて反対側から下ったもの。



その坂を下ったところには杵築ふるさと産業館という土産物と杵築バスターミナルがある。少々腹が減ったためふるさと産業館に併設された食堂「故郷」にて昼飯。「杵築城主名物うれしの茶漬け」はただの鯛茶漬けにしては1200円と少々お高いかな・・・。食堂内はやがてバスでやってきた韓国人観光客団体ご一行様でごった返してきたのでそそくさと退散。まるで「故郷」を「コヒャン」と読んぢまいそうな勢いだったが、杵築あたりまで観光に来ていることにはややびっくり。



再び坂を登る気力も体力もなく、とりあえず平らなところをうろうろ。「本丸御殿跡」という表示に誘われてふらふら近づいてみると何か学校の敷地内「みたいな」ところに辿り着き草ぼうぼう。何となく曰くありげな祠があり、何か映っちゃいけないものが映っちゃいそうで怖かったがパチリと1枚。大丈夫みたいだな。



どうもこれが「本丸御殿跡」らしい。どう見ても学校の脇の草むらにしか見えませんな・・・。部活後で学校に来ていたんであろう生徒さんに怪しまれながら歩いてきた甲斐もないっつーもの。



師匠と別れ、杵築バスターミナルから空港行きの路線バスに乗り込む。暑さに閉口して少々前倒しで空港へ。ひとしきりお土産を買い込んだ後は、さっき鯛茶を食べたばかりだというのに空港のレストランでだんご汁定食を喰らう。夜まで腹が減らなかったのは言うまでもない。



それにしても、

僕は・・・大分に・・・勝ちたい!(アムロ風にどうぞ)

(大分編・了)

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2 Comments

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Unknown (Unknown)
2009-08-24 16:42:08
あぁっ!そちらの鯛茶漬けを召し上がったんですね…

http://www.pref.oita.jp/10400/o_net/japanese/vol_14/taste.html
こちらが元祖です。機会があったら是非。1800円と更に高いんですが絶品です。
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はじめまして (東京拘置所(haab1328))
2009-08-25 23:30:54
コメントありがとうございます。そちらは良さそうなお店ですね、リサーチ不足でした。暑くて歩き疲れてしまったというのが正直なところで・・・。大分では遣り残したことがあるので、是非また杵築にお邪魔したいと思ってます。
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