赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

ひとつずつ

2017-10-30 01:17:33 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 31st sec.
Hiroshima 0 v 1 Urawa @EDION Stadium Hiroshima, HIROSHIMA(AWAY)

本日は一段と画質が悪かったDAZNさんでの観戦は、来季のACL出場権が風前の灯になりつつあるリーグ戦残留争いの只中にある広島さんとのアウェイでの対戦でした。今後、鹿島さん、ACL決勝を挟んで川崎さん、そして最終節の横浜さんという優勝争い中の3クラブとの対戦が続く中で、なかなか調子の上がってこない浦和としてはリーグ戦では厳しい戦いが続きます。この試合ではマウリシオをスタメンから外し、代わりのCBには槙野を起用。左SBには先日の神戸戦では不出来のため前半で交代になってしまった宇賀神を起用する布陣でした。マウリシオに関してはACL決勝1stレグで出場停止のため彼が不在になることを見越してのテスト的な布陣だったのではないかと思っています。そして前節はベンチ外だった武藤が左サイドでスタメン復帰しました。

対する広島さんは4-1-4-1ということで、両者がミシャ式放棄してもなおミラーゲームになるのかと思いきや、蓋を開ければ4-2-3-1っぽい布陣で対峙してきました。浦和はボールこそ保持するものの、広島さんのプレッシャーの前になかなか前への推進力に欠ける、じりじりするような状況が続きました。他方、1トップのパトリック選手が相変わらずサイドに流れがちな広島さんの攻撃もいまいちで、浦和は被カウンターのリスクマネジメントはそれなりに出来ていたため、双方湿気た花火のような展開でした。前半終了間際に浦和がヘッドで弾き返したボールに興梠が裏抜けする場面がありましたが、これは簡単なシュートを外しがちな興梠らしくミスショットで先制はならず。広島さんの方では、セットプレー崩れから浦和としては「あわや」のシュートを放った(西川がセーブ)青山選手が途中で負傷退場する場面もありました。

浦和はラファと武藤がポジションチェンジし、後半にはそのラファがGKと1対1になる場面などもありましたがゴールならず。逆にクロスからロペス選手にゴールを脅かされる場面もあり。それでも61分に見事なパス交換から青木が、右サイドを駆け上がっていた右SB遠藤に出し、個人的には最近クロスが少しずつよくなっている印象のある遠藤のクロスをなんとインサイドハーフの長澤がボレーで決めて先制。まさに長澤→矢島のスイッチのリクエストが出た直後のリーグ戦初ゴールで交代も凍結(笑)後から見返したら興梠と武藤がしっかりと広島DFを引き連れていたため長澤がフリーになっていたようですね。そして、その後はガソリン切れのラファをピッチに残し続けたのに象徴されるように、柏木→矢島、武藤→ズラ、興梠→梅崎というおおよそ守りきるためにベストとは思えない堀さんの用兵が続き、広島さんのパワープレーの脅威に晒され、ATにはパトリック選手と西川が1対1になるという心臓の止まるような場面もありましたがそこは西川の好セーブで切り抜け久方ぶりのクリーンシート達成。

勝ちはしましたが、引き続きパフォーマンスは芳しくないもので、相変わらずリーグ中位クラブには勝ちきれず、下位のクラブには何とか勝ちを拾うという大まかなトレンドも変わりませんし、今後もシビアな対戦相手が続きますが、今はひとつでも順位を上げるべく1戦1戦戦っていくしかありません。

J1第31節 広島0×1浦和@エディスタ

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