赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

恩返しアゲイン

2018-11-25 23:31:34 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2018 season 33rd sec.
Shonan 2 v 1 Urawa @Shonan BMW Stadium Hiratsuka, HIRATSUKA(AWAY)

リーグ戦のACL圏内入りが風前の灯となりつつある中、出場停止の柏木と負傷が長引く青木に加え、代表戦で脳震盪になった槙野と肉離れのマウリシオと4名もの主力欠く浦和ですが、今節はルヴァン杯を獲ったもののリーグでは残留争い中の湘南さんとの対戦でした。主力をごっそり欠く浦和のバックラインは左から茂木、岩波、森脇という顔ぶれ、アンカーには阿部が入り、インサイドハーフには武富が起用されました。湘南さんは契約上浦和戦には出場できない岡本に代わり石原選手、金子選手に代わり齋藤選手がスタメン入り。

序盤からSTに入った森脇という浦和の右サイドを狙って梅崎がゴリゴリ仕掛けてくること少なからずでしたが、20分にFW山崎選手が頭で落としたボールをその浦和右サイドで受けた梅崎が森脇の裏に抜けてそのままドリブルで切れ込み右足でゴール右隅に決め先制を許して、浦和としてはいきなり苦しい展開になりました。ボールを保持して攻めようと言う姿勢を続けましたが、中盤でパスミスやパスを読まれてカットされるケースが多くままなりません。そのまま1点のビハインドで折り返したハーフタイムでしたが、そこではオリベイラ監督は動きませんでした。

後半な開始早々に長澤のミスショットなど惜しい場面もありましたが、56分に浦和陣内で阿部から前にいた長澤にパス、この際長澤が主審と接触して倒れボールを奪われたところから最後はFW菊池選手に決められてしまい同点に追いつくどこか追加点を許してしまいます。主審には腹が立ちましたが、一方でこのアクシデントの際に浦和の選手たちは少々集中を欠いたように見えたのは残念でした。初スタメンにしては攻守に良く頑張っていた茂木ではありましたが、この場面に関してはもし槙野だったら、と思わざるを得ませんでした。

その後オリベイラ監督は適性ポジションではないながらもそれなりに奮闘していた武富に代えてナブート、森脇に代えて柴戸を投入し、77分には攻撃参加した茂木の縦パスを受けた武藤がヒールで流したボールに興梠が反応しゴールを決めて追いすがります。直後に投入され久方ぶりにピッチに立ったズラタンが前線の橋頭堡になりそれなり湘南守備陣に脅威を与えますがそれも十分活かすことができず万事休す。この敗戦により浦和はミシャ前監督率いる札幌さんよりも下の順位、そして5位以下が確定してリーグ戦からのアジア行の切符獲得は完全消滅となってしまいました。

こうなるとリーグ戦は最終節から数日後に天皇杯準々決勝鹿島戦を控えるためモチベーションの持って行き方がなかなか難しいところですが、エフトーさんに勝ってひとつでも順位を上げて気持ち良くリーグを締めくくりたいものです。他方、今日になってオリベイラ監督との契約更新が発表されましたが、春季キャンプでのコンディション作りに失敗し一時は残留争いに片足を突っ込むような状況からここまで建て直してくれた手腕を考えれば納得の人事。シーズンインから指揮を執るオリベイラさんがどんなチームを作ってくれるのか非常に楽しみです。ただ、そのオリベイラさんのやりたいサッカーに合う駒を強化担当がうまく揃えらえるのか、その点はやや不安ですがそこはお手並み拝見というところでしょうかね。

J1第33節 湘南2×1浦和@BMWスタジアム

11月24日(土)のつぶやき

2018-11-25 02:59:30 | Weblog