赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

閉塞感

2018-03-11 15:39:48 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2018 season 3rd sec.
Nagasaki 1 v 1 Urawa @Transcosmos Stadium Nagasaki, ISAHAYA(AWAY)

水曜のルヴァン杯はダイジェスト映像しかみられていませんが、お決まりの終盤の余計な失点はありつつも、試合中に孤立化してなかなか好機を得られずにいた興梠の2ゴールに加え、ユースから上がった18歳荻原のプロ入り初含む2ゴールによる4得点をあげての大勝ということで、相手の名古屋さんがかなりメンバーを落としていたことを差し引いても十分な景気づけになったと思われた浦和。しかし現実は甘くなく、柏木が戦列に復帰して開幕戦と同じメンバーに戻した浦和は昇格組の長崎さん相手に引き分けるのがやっとの這う這うの体。いつもどおりポゼッションでは上回っていたとはいえ、むしろ絶好機の数なら彼方が多く、内容的には記念すべきJ1初勝利を献上していても全くおかしくない試合でした。

浦和は攻撃面では興梠が攻撃に絡んだりフリックを解禁してみたり(解禁した背景は気になりますし、「合っていない」ので実効性は余りありませんでしたが)、守備面でもボールの失い方は多少ましにはなっているようにも思え、そういう意味では薄皮を剥ぐように改善していると思えなくもありません(願望が私の目を曇らせているのかもしれません(笑))。ただ、ボールを保持して回しても一向にゴールできそうな感じがせず、クリーンシートで試合を終えられない状況は相変わらず。この日は堀式攻撃の核ともいえるマルティノスが機能せず、これまでは相手の脅威には多少なるとはいえ、相手のカウンターの起点にもなる諸刃の剣と言う感じでしたが、この日は攻撃面では全く脅威になれず、加えて集中が切れているようなところもありただただリスクでしかないという散々な出来でした。

また、マウリシオが去年とは別人のようになってしまっている状況も続いています。ビルドアップ時の大きいモーションを狙われたりしてストレスを溜めているのか私には理由はわかりかねますが、ここは一度岩波を試してみてもよいのかもしれませんね。外国籍選手では、マルティノスと交代で入ったズラタンが攻守に走り回った上に貴重な同点ゴールを上げてくれたのはさすがという感じでした。そして、外国籍選手という意味では、チームとしてこうした閉塞感漂う現状で加入するナバウト選手に対する期待はいやが上にも高まる、ほぼすがるようなレベルになってしまいそうですが(笑)、フィットするとしても時間がかかる可能性もあります。インタビュー等を読む限り健全な野心を持った好プレーヤーのようですし、個人的には意識して長い目で見てあげたいと思っています。

さて、そんな中で来る水曜にはルヴァン杯GLということで、クルピ監督を迎えていきなり開幕3連敗と浦和以上に沈むガンバ大阪さんとを埼スタで迎え撃つことになります。ナショナルダービーなどと言われたのも今は昔ですが、お互いが「黒ひげ危機一髪」みたいな現状の中でどんな試合になるのか非常に楽しみです。A名古屋戦で活躍した新戦力も見られそうですので、首尾よく職場を脱出できるよう今から諸々算段しておきます。

J1第3節 長崎1×1浦和@トラスタ

3月10日(土)のつぶやき

2018-03-11 03:03:14 | Weblog