赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

現実

2017-07-23 21:58:34 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 22nd sec
C.Osaka 4 v 2 Urawa @Nagai Stadium, OSAKA(AWAY)

内容と結果はTwitterのTLであらかた承知する中で、試合翌日にDAZN様の見逃し配信で観戦。追い打ちをかけるようなDAZN様名物「くるくる」攻撃に辟易しつつ現実に目を向けました。セルフジャッジ、イージーなボールロスト、サボり、寄せの甘さ、人数は足りているのに後方から侵入してきたバックラインの選手を誰も全くケアできない場面ありともう目を覆いたくなるような酷い守備で前半だけで4失点を喫してるようでは勝機は望みようはありません。この日も気候的には厳しい試合ではあったようですが、スタメン選択やコンディションの問題なのか、あるいはもはやどう走ったらいいのかさえわからないのか、あるいはそれらも含めた複合的な理由なのか確かなことは言えませんし、無論長ければいいというものではありませんが浦和は走行距離においてリーグ首位を走る好調C大阪さんに大きく劣後する状況で、C大阪さんが強い云々の前にこれではリーグ下位チーム相手に勝ち点を積み上げるのがやっとというのが正直な「印象」です。次節A札幌戦ももはや1部残留を確実にするための戦い、という感じになってきたように感じます。

幣ブログでは何度も繰り返しているとおり、私は基本的には現体制支持派で阿部に、柏木に、そしてミシャ監督にリーグタイトルを!とずっと強く望んできました。しかし、立て直しもままならず大量失点を重ねることがこう長く続くようだとチーム内でのミシャ監督の求心力さえも心配になってきます。浦和フロントとしてもポストミシャについては頭を悩ませ一定の準備はしているとは思いますが、ここ数年の潜在的な中長期的課題であったその問題がそろそろ現実味を帯びてきそうです。勿論リーグ、ACL、カップ戦と試合が続く限り現体制で1つでも多くの勝利をと望む気持ちに変わりはありませんが、一方でどこの国のどこにチームにも付き纏う「サイクルの終了」の臭いが強くなってきていることは否定できなくなってきました。ただ、監督を代えるとしてもこの6年間の積み上げを無にすることなくスムースに新しいチーム作りをしていくというのはなかなか難しい仕事で、恐れながらそれを浦和が鮮やかにこなしてくれるイメージは今のところ全く沸いてきません。ドルトムント戦、シャコペエンセ戦あたりを起爆剤に、という当方の希望も現実の前に儚く打ち砕かれつつありますが、ともかく何か浮上のきっかけがあればよいのですが…。

J1第22節 C大阪4×2浦和@長居