赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 



J-league Div.1 - 2017 season 18th sec.
Urawa 2 v 1 Niigata @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

水曜の試合後にいろいろあったらしく何ともごたごたした感じで迎えた残留争いの只中にある新潟さんとのホームゲームでしたが、広島戦同じように終盤うっちゃっての逆転勝利。A川崎戦では唐突に4バックの布陣を敷いたり、またこの試合で槙野をスタメンから外すといった事前報道もありましたが、蓋を開けてみればスタメンとフォーメーションはほぼいつもどおり。リザーブではズラに加えてチュンソンまで戦列を離れてしまったため代わってオナイウが入る一方、バックラインの選手は不在というスクランブル布陣というか何というか。新潟さんは4-2-3-1で2列目は鈴木武蔵、チアゴガリャルド、矢野貴章の各選手、1トップには山崎選手というメンバー。新潟さんは4バックではありましたが、状況に応じてサイドハーフの矢野、鈴木両選手が下がってくるという意味では5バックだったり6バックだったりしたとも言えるのかもしれません。



新潟さんは前プレをかけてくるのかな、と思っていたのですが、さにあらずで基本引き気味の対応ということもあり、浦和が圧倒的にボールを持つ展開が続きました。しかし、ここ最近はもうピンチにしか感じない浦和のCKから、いつもどおりカウンターを喰らい(といっても広島戦の被カウンターに比べたらまだリスクマネジメントは出来ていたとは思いますが…)、運にも見放されたのかGK西川のパンチングがピンボールのようにFPに当たりそのボールをファーにいた小泉選手に頭で合わされ先制されてしまいます。とはいえ決して状態がいいようには見えない新潟さん相手に武藤やラファのシュートはありましたが、そのまま1点ビハインドのまま折り返し。



後半に入り浦和は攻勢を強めますが新潟さんが山崎選手以外の9人で築く人垣を崩すのに難儀。57分には武藤を下げて駒井を投入して右WBに配置して関根をシャドーに上げますが、これはむしろスペースがなくなってしまうのでドリブルという関根のストロングポイントをかえって消してしまっているように感じました。時折発動する新潟さんのカウンターから那須と阿部の両ベテランが警告を受ける苦しい展開でしたが、ミシャさんは75分には左WB宇賀神に代えて高木を投入して関根を左WBに再び下げ修正を図ります。そうこうしてスタンドもやや焦れ始めてきた感のあった74分、ピンチしか感じない(笑)CKの流れから放った森脇のシュートがポストを叩き、リフレクションを阿部が叩き込みタイに持ち込みます。さらに79分にはまたもやCKからラファが一度はGK守田選手に弾かれたボールに素早く反応してゴールに押し込み遂に逆転に成功します。



それでも安心はできないだろうとは無論思っていましたが、終始低調だった新潟さんにも救われ何とかそのまま逃げ切り。物騒な状況で迎えた試合でしたが何とかものにしました。同点ゴールを決めて大きくガッツポーズをしていた阿部主将の試合後のヒーローインタビューでの魂の咆哮には大いに心を動かされました。這い上がろう。まだだ、まだ終わらんよ!

J1第18節 浦和2×1新潟@埼スタ

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