J-league Div.1 - 2016 season 1st stage 8th sec.
Kawasaki 0 v 1 Urawa @Kawasaki Todoroki Stadium, KAWASAKI(AWAY)
ACLアウェイシドニーFC戦の激闘から中4日で迎えたリーグの正念場・首位川崎さんとのアウェイマッチは砂時計さんでおいしい珈琲をいただきながらのテレビ観戦。ミッドウィークのシドニー戦からのスターターの変更は、左WBに宇賀神が入り、ACLは出場停止だった森脇が右STでスタメン復帰。また、FWズラタンがシドニー戦で負傷したためベンチには石原が入るとばかり思っていましたが、蓋を開けてみれば高卒ルーキー伊藤涼太郎がベンチ入り(うれしいけど少々寂しいような)。対する川崎は、前節試合後に担架で退場したというエース大久保が、試合前の彼一流の煽り(笑)というオマケ付きでスタメン入り、4-4-2の布陣でした。
試合開始から川崎さんがさほどプレッシャーをかけてこないこともあり浦和がポゼッションで上回り、豪州という長距離の海外アウェイゲームから中4日とは思えないパフォーマンスで攻め込みますが、中を固めた川崎守備陣を崩すまでは至りません。ただ、恐らく川崎さんとしては彼我のコンディション差をふまえて前半はボールを持たせ、浦和が体力を消耗するのを待ち後半で攻勢に出て勝負を決めようと言う腹積もりだったのではないかと思います。前半、浦和の絶好機は興梠のミドルがポストを叩いた場面くらい、対する川崎さんは浦和右サイドからの小林悠のクロスを田坂が仕留められなかった場面、という感じではなかったかと。
後半頭に川崎はMF田坂を下げて車屋を投入、恐らく3-5-2の布陣に変更したのではないかと思います。そしていよいよ攻勢を強め、浦和は守備への切り替え時の素早いチェックで対応しつつも、それでも受けに回る場面も増えます。後半54分にその浦和のカウンターが発動し、森脇の右からのクロスをチュンソンがヒールで落としたボールを武藤がゴール右隅に流し込み先制に成功。話題のKLMのうちLMの見事なコンビネーションからのゴールでしたが、今日は残るK・興梠の日ではなかったようですね。その後も浦和はカウンターをちらつかせつつ受ける場面がちらほら、途中投入された梅崎、高木、駒井あたりが川崎に脅威となっていたように思います。関根をちょっと引っ張り過ぎじゃないかと思えた以外は納得の用兵だったのではないでしょうか。
川崎さんとの対戦というのは常に喉元にナイフを突きつけられているようなもので、最後までハラハラではありました。それでも、試合後にバックライン3名に対してコールが起きていたように後半は絶好機を与えることもなくシャットアウト、相性の悪い川崎さんから勝ち点3を奪取することに成功。とはいえ、国内リーグ戦では「穴熊戦法」を攻略しなければならない試合が続いていた中、久しぶりに「撃ち合い」を楽しませてくれた川崎さんには感謝です(いや、穴熊カウンター狙い戦法それ自体は決して否定しませんし、むしろ個人的にはそこから生まれたゴールによるカタルシスこそがサッカーの醍醐味じゃないか、なんて思っているくらいですが(笑))。
J1・1stステージ第8節 川崎0×1浦和@等々力
Kawasaki 0 v 1 Urawa @Kawasaki Todoroki Stadium, KAWASAKI(AWAY)
ACLアウェイシドニーFC戦の激闘から中4日で迎えたリーグの正念場・首位川崎さんとのアウェイマッチは砂時計さんでおいしい珈琲をいただきながらのテレビ観戦。ミッドウィークのシドニー戦からのスターターの変更は、左WBに宇賀神が入り、ACLは出場停止だった森脇が右STでスタメン復帰。また、FWズラタンがシドニー戦で負傷したためベンチには石原が入るとばかり思っていましたが、蓋を開けてみれば高卒ルーキー伊藤涼太郎がベンチ入り(うれしいけど少々寂しいような)。対する川崎は、前節試合後に担架で退場したというエース大久保が、試合前の彼一流の煽り(笑)というオマケ付きでスタメン入り、4-4-2の布陣でした。
試合開始から川崎さんがさほどプレッシャーをかけてこないこともあり浦和がポゼッションで上回り、豪州という長距離の海外アウェイゲームから中4日とは思えないパフォーマンスで攻め込みますが、中を固めた川崎守備陣を崩すまでは至りません。ただ、恐らく川崎さんとしては彼我のコンディション差をふまえて前半はボールを持たせ、浦和が体力を消耗するのを待ち後半で攻勢に出て勝負を決めようと言う腹積もりだったのではないかと思います。前半、浦和の絶好機は興梠のミドルがポストを叩いた場面くらい、対する川崎さんは浦和右サイドからの小林悠のクロスを田坂が仕留められなかった場面、という感じではなかったかと。
後半頭に川崎はMF田坂を下げて車屋を投入、恐らく3-5-2の布陣に変更したのではないかと思います。そしていよいよ攻勢を強め、浦和は守備への切り替え時の素早いチェックで対応しつつも、それでも受けに回る場面も増えます。後半54分にその浦和のカウンターが発動し、森脇の右からのクロスをチュンソンがヒールで落としたボールを武藤がゴール右隅に流し込み先制に成功。話題のKLMのうちLMの見事なコンビネーションからのゴールでしたが、今日は残るK・興梠の日ではなかったようですね。その後も浦和はカウンターをちらつかせつつ受ける場面がちらほら、途中投入された梅崎、高木、駒井あたりが川崎に脅威となっていたように思います。関根をちょっと引っ張り過ぎじゃないかと思えた以外は納得の用兵だったのではないでしょうか。
川崎さんとの対戦というのは常に喉元にナイフを突きつけられているようなもので、最後までハラハラではありました。それでも、試合後にバックライン3名に対してコールが起きていたように後半は絶好機を与えることもなくシャットアウト、相性の悪い川崎さんから勝ち点3を奪取することに成功。とはいえ、国内リーグ戦では「穴熊戦法」を攻略しなければならない試合が続いていた中、久しぶりに「撃ち合い」を楽しませてくれた川崎さんには感謝です(いや、穴熊カウンター狙い戦法それ自体は決して否定しませんし、むしろ個人的にはそこから生まれたゴールによるカタルシスこそがサッカーの醍醐味じゃないか、なんて思っているくらいですが(笑))。
J1・1stステージ第8節 川崎0×1浦和@等々力