(前回からのつづき)
9月末の韓国・チョンジュ(全州)遠征のついでに韓国内をぶらぶらしたときの話がそのまま放置になっていたので、今更ながら雪で外出する気にもならない徒然に、残っていた最後のキョンジュ(慶州)での話を中心に書き記しておく。何か今となっては遠い昔の出来事のような気がする。いやまあ昔なんだが。そういえばニュースで「(水曜に日本代表とする)タイ代表が「韓国の強豪」全北現代に2×0で快勝」ってやっていて、正直失笑を禁じえなかったな。
ソックラム(石窟庵)を後にし、プルグクサ(仏国寺)へ。この日は雨だったし、そもそもタクシーを借り上げてしまっていたのだが、どうやらこの間はハイキングコースにもなっているらしいので、また訪れる機会があればそういうのもトライしてみたいもの。今期のACL韓国代表の1クラブとして、慶州に比較的近い浦項が出場しているので、行くチャンスはあるかもな。
デカデカと「佛国寺」と書かれた門をくぐり、橋を渡って歩いていく。敷地内は韓国の修学旅行生のガキどもが席巻していて、コイツらがまたうるさいわ落ち着かないわで雰囲気を台無しにしてくれる。しっかり監督しろ先公!(死語ですがスクール☆ウォーズを見たばかりなものでご容赦ください)
ガキどもの騒音にもめげずに歩を進めていくと、眼前に石でできた高い階段が2つ。写真はうち右側にあった橋で、青雲橋・白雲橋という橋(ネット情報によれば、2段に別れた上の16段が白雲橋、下の18段が青雲橋)。どうみても階段なのに橋と呼ばれているのは、上にある門を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るための橋だからっつーことらしい。
ただし上にある門そのものからは「彼岸世界」に入ることはできず、横から入ることになっていたと記憶している。そんなこんなで中に入るといくつかの塔と「大雄殿」と抱えれた建物が目に入ってくる。そして最初に思ったのが「『伽藍配置』きたあああああ!」という、えらくマニアックなものだった。ううん、アジアに生まれてよかったああああ!
いや、昨年の悪夢のナビスコ杯準々決勝の際に訪れた大阪の四天王寺もこの「伽藍配置」といわれる構造になっていたわけです。それで解説かなにかで「伽藍配置は、朝鮮半島などでも見ることができる」という記述があって、ACLで韓国行ってこの目で確かめてやろうと思っていたもので、変な感慨があったわけで、別に伽藍配置フェチとかではないので誤解なきよう。
大雄殿には本尊である釈迦牟尼像が置かれ、両脇に文殊菩薩、普賢菩薩の像が並んでいます。大雄殿の前にある2つの塔はタボタプ(多宝塔)とソッカタプ(釈迦塔)。写真にちょっとだけ写っているのは恐らく前者。
これはチョンジュでも見られた極彩色。オレが見て回ったような寺院では基本的にこういうカラーリングがほとんどだった。鮮やかなものです。
さて、まあ、また気が向いたら続くということで・・・。
9月末の韓国・チョンジュ(全州)遠征のついでに韓国内をぶらぶらしたときの話がそのまま放置になっていたので、今更ながら雪で外出する気にもならない徒然に、残っていた最後のキョンジュ(慶州)での話を中心に書き記しておく。何か今となっては遠い昔の出来事のような気がする。いやまあ昔なんだが。そういえばニュースで「(水曜に日本代表とする)タイ代表が「韓国の強豪」全北現代に2×0で快勝」ってやっていて、正直失笑を禁じえなかったな。
ソックラム(石窟庵)を後にし、プルグクサ(仏国寺)へ。この日は雨だったし、そもそもタクシーを借り上げてしまっていたのだが、どうやらこの間はハイキングコースにもなっているらしいので、また訪れる機会があればそういうのもトライしてみたいもの。今期のACL韓国代表の1クラブとして、慶州に比較的近い浦項が出場しているので、行くチャンスはあるかもな。
デカデカと「佛国寺」と書かれた門をくぐり、橋を渡って歩いていく。敷地内は韓国の修学旅行生のガキどもが席巻していて、コイツらがまたうるさいわ落ち着かないわで雰囲気を台無しにしてくれる。しっかり監督しろ先公!(死語ですがスクール☆ウォーズを見たばかりなものでご容赦ください)
ガキどもの騒音にもめげずに歩を進めていくと、眼前に石でできた高い階段が2つ。写真はうち右側にあった橋で、青雲橋・白雲橋という橋(ネット情報によれば、2段に別れた上の16段が白雲橋、下の18段が青雲橋)。どうみても階段なのに橋と呼ばれているのは、上にある門を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るための橋だからっつーことらしい。
ただし上にある門そのものからは「彼岸世界」に入ることはできず、横から入ることになっていたと記憶している。そんなこんなで中に入るといくつかの塔と「大雄殿」と抱えれた建物が目に入ってくる。そして最初に思ったのが「『伽藍配置』きたあああああ!」という、えらくマニアックなものだった。ううん、アジアに生まれてよかったああああ!
いや、昨年の悪夢のナビスコ杯準々決勝の際に訪れた大阪の四天王寺もこの「伽藍配置」といわれる構造になっていたわけです。それで解説かなにかで「伽藍配置は、朝鮮半島などでも見ることができる」という記述があって、ACLで韓国行ってこの目で確かめてやろうと思っていたもので、変な感慨があったわけで、別に伽藍配置フェチとかではないので誤解なきよう。
大雄殿には本尊である釈迦牟尼像が置かれ、両脇に文殊菩薩、普賢菩薩の像が並んでいます。大雄殿の前にある2つの塔はタボタプ(多宝塔)とソッカタプ(釈迦塔)。写真にちょっとだけ写っているのは恐らく前者。
これはチョンジュでも見られた極彩色。オレが見て回ったような寺院では基本的にこういうカラーリングがほとんどだった。鮮やかなものです。
さて、まあ、また気が向いたら続くということで・・・。