
先日、家のボイラの操作盤に888とエラーコードが表示され、故障でもしたのかとネットで検索してみたところ、ノーリツ社のボイラは稼働時間に応じて888と表示し、点検を促すエラーコードとのこと。
おおむね10年程度で表示されるシステムのようです。


というわけで、ノーリツ社のコールセンタに問い合わせたところ、提携サービス店の人が来るということで、今日点検に来ました。点検記録簿がハンディプリンタから出力され、細かな項目まで記載されています。
通常ですと、888コードの点検は簡素な点検で終わるそうですが、自動車のメンテナンスパックのような継続点検コースの手続きを勧められ、急に故障されても困るので入ることにしました。このメンテパックは燃焼装置のオーバーホール込みの点検となっており、今後1年おきにサービスマンが点検に来るとのこと。

そんなわけで、888点検にメンテパックの初期費用が込みになったため、点検費用は2万1千円ほどとなりました。自動車などの定期点検と比べると若干割高な気もしますが、今後の点検、整備、部品発注は多少ディスカウントしてくれるようです。

驚いたのは、点検記録簿に稼動履歴が記載されており、稼働時間、燃焼回数など、そんなことまで記録していたの?という項目まで細かく履歴が残っています。さながら、昨今の自動車のOBD診断並みです。確かに、作業中にボイラを分解していましたが、中は精密機器並みに幾多の配線がビッチリと張り巡らされており、そんなに配線使うほど電子制御だったのかとビックリしました。そりゃあ、コロナ禍の半導体不足でボイラが品薄になるわけだ、と納得です。

ボイラには、メンテパックの加入を示すステッカが貼られました。特に今回異常は認められませんでしたが、今後も無事に動いてもらいたいものです。