スペイシーを暖機していたら、足場が悪かったのか、スタンド外れて倒れちゃいました。ドスーン！と凄い音しました(笑)。これは倒れた場所の事後写真ですが、倒れたのにオイルやガソリンの漏れは一切ナシ。それどころか、倒れたまんまでも普通に、何事も無くエンジン回ってました(笑)。
左側に倒れたのだが、最もリーチがあって一番ダメージ受けそうなアッパーカウルは、ちょっとキズ付いただけで割れなし。ハンドルは無傷。
サイドに張り出したアクリルの風防も、こけたら絶対割れるだろうなと思っていたが、ちょっとキズ付いただけで割れはナシ。
素地のサイドプロテクションモールも、キズがちょっと付いただけ。素地なので色ハゲもナシ。
スペイシーを倒してしまったのは初めてですが、ここまで頑丈な外装だとは思いませんでした。仮にも新車状態ならまだしも、３５年落ちのコンディションでここまでプラスチックパーツが頑丈だとは…油漏れもないし、何より、倒れたまんまで普通にエンジン掛かっている様が、ちょっと今思い出しても笑える光景です(笑)。もちろん、この後フツーに通勤に使えましたし、異音も不調も全くナシ。
利益を考えた工業製品だから、このスペイシーだって多かれ少なかれ壊れるように設計していると思いますが、そのしきい値が、少なくとも２１世紀に入ってからの工業製品と比べてもハンパじゃなく高い感じがしますし、正直、世界のホンダの神髄を見た気がします(笑)。
スペイシーは買って１０年経ちますが、その間にカーブレータ不調、レギュレータパンク、リトラクタブルヘッドランプ故障、エアクリーナボックス破損、無段変速機故障など、全く壊れないわけではありません。というか、つまらない所は脆弱だと思う(笑)。