二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

エクリプス先行展示会

2018-01-06 20:30:00 | 自動車@そのイ也



 ディーラーにエクリプスが先行展示されているとのことで、さっそく見に行ってきました!グレードはGタイプ、4WDのようです。

 鮮やかなレッドメタリックを期待していたところ、ごく普通なグレーメタリック車でした(笑)。フロントマスクは、なかなか迫力ありますね。ヘッドランプは2眼ですが、実際は内側のバイビームLEDだけ点灯して、外側のレンズはダミーでした。俺はバイビームが嫌いなので、外側はハロゲンハイビームにでもしてもらいたかったところ。車格に対し、ノーズはなかなか長めに取られています。



 写真で見るとイマイチだったリアスタイルも、実車はなかなかカッコいいかもしれません。フロントのシャープさと比較すると、穏やかすぎる印象もありますが。エクストラウインドウは割と面積が広く、後方視界は悪くなかったです。スモークなんで、バリバリに見えるものでもありませんがね。ラゲッジスペースは、スタイルの割には結構な広さです。この展示車両はオプションのスペア―タイアが積んであり、若干かさ上げされていました。たぶん、スペア―タイアを積んでなければ、もっと荷室の床は綺麗にフラットになっていると思います。まあ実際買うってなったら、スペア―タイアは絶対注文しますけど。
 ちなみに、リアドアを開けて乗り込むと、開口部が小さく、頭をぶつけます(笑)。いや~、これは笑えない凡ミスでは??



 インテリアも悪くないですね。ネット上で先行公開されていた画像では、最近流行りの汎用品じゃない、ポインティングディバイスを採用した最新オーディオが採用されており、困ったものだと思っていましたが、あのオーディオシステムは最上級グレードのみで、それ以外は汎用オーディオのDINスペースが装備されるようです。個人的に、そういう車種専用設計のオーディオは、故障したときのことを考えるといかがなものかと思うので、汎用DINスペースが用意されているのは、とても良いことだと思います。他社ではそういう専用オーディオしか装備されずDINスペースが存在しないものもありますが、見習ってほしい。
 ダッシュボードは、上半分がウレタンパネルで、フロントドアのアッパーパネルもウレタンで質感は上々。ただし、リアドアの内貼りは全面プラスチックなので、要注意。リアもウレタンにしてほしい。後席軽視は、最近の車の流行り??です。シボの彫り方は最近のスバル風の粗目のもので、従来の三菱車とは毛色は違います。俺は、好きじゃないなァ、シボが荒いと安っぽく見えるんですよねェ。
 運転席からボンネットが目視可能。これも、とても良い点として挙げられます。
 シートはホールド具合が良い感じ。表面が柔らかく、中のクッションは硬めのシートは、なかなか面白いです。ただ、この展示車はファブリックシートでしたが、いかにも再生繊維と言った安っぽい表皮が採用されており、ステッチも荒く、見た目の質感はかなりイマイチ。モケットシートにしろとは言いませんけど、ジャージ地ならジャージ地なりに、見た目にも気を配ってもらいたかったところです。メーカーOPの本革シートを選ぶと良いと思います。
 サイドブレーキが、電動式でした。これはGタイプに採用されているもので、廉価グレードのMタイプは、普通のレバー式です。


 サイズは、全長4405mm、全幅1805mm、全高1685mmと5mm刻みできました(笑)。結構、大きく見えますねェ。特に全幅。ちょっと、幅がありすぎな気もします。マツダCX-5あたりを大きく意識したサイズと言えるでしょう。運転席に座ってみても、やはり全幅の広さを意識させられます。ニ餅は普段バスを転がしてるくせに、乗用車の全幅には五月蠅いのです(笑)。というか、うちの駐車場に5ナンバー巾以上の物体が入らない(入らないわけではないが、ドアが開けられない)ので、5ナンバーアレルギーになっているだけですけど。

 簡易カタログを貰ってきましたが、驚くことに、廉価グレードのMタイプを選んでも自動ブレーキ、本革巻スティアリング、オートクルーズなど、フル装備でビックリしました。この車は、間違いなく廉価グレードのMタイプがイチオシですね。しかし、サンルーフ、ヘッドアップディスプレイなどが選べないので、実際はGタイプ以上が選ばれるような気もしますが、ニ餅が仮に購入となっても、Gタイプにサンルーフ付きでしょう。でも、Mタイプのレバー式サイドブレーキも捨てがたい…Mタイプにサンルーフがあれば、一発解決なのですが。

 もっとも、今後ディーゼルタイプも追加の予定アリとのことなので、購入予定の方は、そちらが出てから真剣に検討した方が良いと思います。

 最低地上高が175mmしかなかったり、例の乗り込む時に頭がぶつかるリアドアだったり、いろいろ突っ込みどころはありますが、三菱にしては、ほんとに本気で作ったのが分かる、良い車だと思います。大ヒットは絶対しないと思いますが、それなりに売れると思いますね。

 あ、MT車は、やはり日本仕様には存在しませんでした。残念。個人的な意見ですが、この車は、1500ガソリンをシティユース仕様に、今後追加予定の2200ターボDを本格SUVテイストに、さらにガソリンターボ6MTとかのスポーツ系グレードを用意したら面白いんじゃないの?と思います。PHEVもあれば、無敵に近いですね。そんなことを三菱がやってくれるとは思えませんけど、売れ行き次第では、絶対に無いとも言い切れない?かもしれません。