
こちらのニッサン・チェリーF-IIのライトバンに、試乗する機会を得ました。オーナー氏の粋な計らいに感謝。

マニュアルは4段、パワースティアリングは、ナシ。実にスパルタン。
やや高めのクラッチミートポイントに苦戦しながらも、なんとか発進。フェンダ―ミラー車に初めて乗ったので、後方確認が慣れません。エンジンは名機A型の1200ccですが、軽量な車体が効いているのか、パワーは十分。登坂も問題なく、グイグイとまではいかないものの、3速でも軽快に登っていきます。パワースティアリングは、タイアも細いので無くても全然問題ありません。コーナーリングもロールが少なく、良好。これは楽しい。
しかし、パワースティアリングどころかブレーキの倍力も付いてないようで、ブレーキが恐ろしく効きません(笑)。効かないというより、もの凄く踏まないとまともに効いてくれないので、ちょっとドキドキします。ペダル配置はイマイチで、ヒールアンドトーはかなり上級者向けです。それ以外は、今現在乗っても何ら、違和感なくと言ったら言い過ぎかもしれませんが、問題なく乗ることはできると思います。

スーパーデラックスなので、メータ回りは充実しています。レブカウンタは、ナシ。

狙ってやろうにも、狙ってできるか疑わしい、年月が作り出したウィールのサビ具合。タイアは155/80R12を履いています。
40年も経って、ノンレストアでも問題なく走行が可能なのですから、日本の工業製品は高い製品精度なのだと、感心しますね。
このあと自分のMR2乗ったら、まるで高級乗用車のように感じました(笑)