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二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

今日も気仙沼に出張です

2014-10-10 19:27:32 | 自動車@そのイ也

 マララさん



 今日も懲りずに気仙沼に出張に来ています。もう、第二の故郷と言っても差し支えありません。

 さて、今日のアシは、マツダのビアンテバンのレンタカーです。あまたあふれるミニバン群にあって、ひときわマイナーな車種なのはみなさんご承知の通り。

 ビアンテが出たとき、なんてスタイリングなんだとビックリしたものです。と言っても、ボンゴの直接の後継ということもあって、個人的には好意的に捉えていました。もっと売れてもいいのに、と思っていたものです。

 今回は3名乗車で荷物満載なので、リアシートを畳む必要がありました。ところが、リアシートが畳めません。取説を読んでみましたが、畳むことはできず、座面をチップアップして前にスライドすることしかできませんでした。これでは、とてもラゲッジスペースを確保できません。
 仕方ないので、シートをフルフラットにして、その上に荷物を置きました。凹凸が多く、大いに不満と言わざるを得ません。

 走り出してみると、エンジン音はうるさくなく、ロードノイズを含めた静粛性は及第点。パワースティアリングは軽すぎず重すぎず、ちょうど良いです。普通に走る分には、特に問題ないでしょう。しかし、廉価グレードということもあるのでしょうが、エンジンは自慢のスカイアクティブではありませんし、アイドリングストップ装置も未搭載。オートマチックもCVTではなく4速フルオートマチックで、やや隔世の感アリ。メータの燃費計は12キロ台を表示していましたが、高速を降りて街乗りが増えるにつれ、最終的に今日は8.8キロまで落ちてしまいました。タンク容量も小さく、55リットルしかないので、今日167キロ走行して燃料計は約半分近くになってしまいました。ちょっと、これはマズいんでないの?

 内装も質感がイマイチで、見た目の質感は先代デミオにソックリです。ドアトリムの手が当たらないようなところが柔らかいファブリック巻きのくせに、一番腕の当たるアームレストが硬質プラスチックと、配慮に欠けています。自発光のメータはかっこいいですが、ヘッドライト点灯時の減光が極端で、暗すぎます。

 全幅は3ナンバーですが、とりあえず幹線道路では幅は気になりません。ただ、猛烈に狭い道路(よりによって、今日はこんな道路ばっか)では、全幅が気になりだします。当然運転席からボンネットの先端など見えるわけもなく、ドアも厚く、車両感覚は掴みにくいです。

 1日乗ってみて思いました。これでは、人気者になんかなれるわけがありません。とにかく、気が利かない車って感じです。

 現在の販売台数を見ていると、後継車の開発は困難でしょう。もしこのクラスの車をマツダが本気で残したいのであれば、かなり大規模なマイナーチェンジが必要だと思います。他社製品は、もはや比較にならないほど進化しています。取り残されたビアンテが今後どうなるのか、気になるところです。

 と、今日もいつもの評論家気取り。どうも、文化人のニ餅です、こんにちは。憧れの人はやくみつる、愛読書はプレジデント、PHPの自己啓発本です。

ペッ、ペッ!ヘドが出る。