
チューリヒ近郊で慌しくトーマス・マンめぐりをした翌日は、「魔の山」の舞台になったダヴォスに行きました。これもチューリヒから日帰りの強行軍でしたが・・・
「魔の山」は大好きですが、今回スイスに行こうと思い立たなかったらダヴォスには絶対来なかっただろうな・・・なんだか不思議な縁です。
「魔の山」冒頭の記述だと、当時はドイツからはボーデン湖を渡り、ロールシャハから汽車にのり、ラントクヴァルトから登山鉄道に乗るというルートで行ったようです。
なんでわざわざ湖渡るのかな、列車も通ってるのに・・・と思ってましたが、列車だと一駅だけオーストリアを通るんですよね。それで昔は直通とかなかったのかなあ。
チューリヒからだと残念ながら途中までかなり違うルートになりますが(でも後日ロールシャハの駅は列車で通過しましたけど)、ラントクヴァルトで乗り換えというのは同じです。当時はスイッチバック式の登山列車だったようですが、今は普通の列車が通ってます。ということは当時とはルートも違うのかな・・・
でも、最後の湖が見えてきて・・・というところは同じでした。
途中の車窓の景色もとても美しくて、さすがスイスだなあと思いました。
で、ダヴォス・ドルフ駅に到着! ダヴォス村の駅ですよ~!
このホームで、ヨーアヒムが「やあ来たね」と窓から声をかけて・・・と、「魔の山」ファンは妄想が膨らんでテンションも上がります(笑)もちろん当時の駅とは全然違うはずですけど。
でも、後でシュタンベルク湖畔のトーマス・マンの仕事場に行った時、当時の登山列車の写真が展示されてましたが、機関車なのはさすがに違うけれど、客車は今と似たような赤い列車だったんですね。いやあれは「魔の山」の時代じゃなくて、カーチャ夫人が療養していた時代のか・・・
ところで、今回、ユーレイルジャーマン・スイスパスが1等しかなかったため、初めて1等客車というものに乗ったのですが・・・いやーいいですねえ1等!
2等は人でひしめきあっていても、1等は比較的空いていて、席にも楽々座れました。帰りは日曜だったせいか結構混んでたんですが、1等はちゃんと座れましたし。
座席も2等より豪華できれい。まあ日本のグリーン車と普通車ほどの違いはないんですが。
区間が短い列車だと1等の席が1両の半分しかなかったりとかしたんですが、意地でも1等の席を捜して乗ってました(笑)
2等しか乗ってなかった頃は、どんな金持ちがわざわざ1等に乗るんだろう・・・なんて思ってましたが、確かに1等は楽ですねえ。グリーン車ほど金額に開きがあるわけじゃないし、ゆっくり座りたい人が買うんだなあ、ということが今回初めてわかりました。いやー何事も経験ですねえ。(?)
「魔の山」は大好きですが、今回スイスに行こうと思い立たなかったらダヴォスには絶対来なかっただろうな・・・なんだか不思議な縁です。
「魔の山」冒頭の記述だと、当時はドイツからはボーデン湖を渡り、ロールシャハから汽車にのり、ラントクヴァルトから登山鉄道に乗るというルートで行ったようです。
なんでわざわざ湖渡るのかな、列車も通ってるのに・・・と思ってましたが、列車だと一駅だけオーストリアを通るんですよね。それで昔は直通とかなかったのかなあ。
チューリヒからだと残念ながら途中までかなり違うルートになりますが(でも後日ロールシャハの駅は列車で通過しましたけど)、ラントクヴァルトで乗り換えというのは同じです。当時はスイッチバック式の登山列車だったようですが、今は普通の列車が通ってます。ということは当時とはルートも違うのかな・・・
でも、最後の湖が見えてきて・・・というところは同じでした。
途中の車窓の景色もとても美しくて、さすがスイスだなあと思いました。
で、ダヴォス・ドルフ駅に到着! ダヴォス村の駅ですよ~!
このホームで、ヨーアヒムが「やあ来たね」と窓から声をかけて・・・と、「魔の山」ファンは妄想が膨らんでテンションも上がります(笑)もちろん当時の駅とは全然違うはずですけど。
でも、後でシュタンベルク湖畔のトーマス・マンの仕事場に行った時、当時の登山列車の写真が展示されてましたが、機関車なのはさすがに違うけれど、客車は今と似たような赤い列車だったんですね。いやあれは「魔の山」の時代じゃなくて、カーチャ夫人が療養していた時代のか・・・
ところで、今回、ユーレイルジャーマン・スイスパスが1等しかなかったため、初めて1等客車というものに乗ったのですが・・・いやーいいですねえ1等!
2等は人でひしめきあっていても、1等は比較的空いていて、席にも楽々座れました。帰りは日曜だったせいか結構混んでたんですが、1等はちゃんと座れましたし。
座席も2等より豪華できれい。まあ日本のグリーン車と普通車ほどの違いはないんですが。
区間が短い列車だと1等の席が1両の半分しかなかったりとかしたんですが、意地でも1等の席を捜して乗ってました(笑)
2等しか乗ってなかった頃は、どんな金持ちがわざわざ1等に乗るんだろう・・・なんて思ってましたが、確かに1等は楽ですねえ。グリーン車ほど金額に開きがあるわけじゃないし、ゆっくり座りたい人が買うんだなあ、ということが今回初めてわかりました。いやー何事も経験ですねえ。(?)
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