ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

チューリヒ近郊のトーマス・マンめぐり9

2009年08月21日 | 旅行
お次の行き先は、チューリヒ湖の反対岸にあるキルヒベルク。トーマス・マンが最後に住んだ家とお墓があります。
エアレンバハから遊覧船で行くこともできますが、時間が合わず、Sバーンで一度チューリヒに戻り、乗り換えて行くことに。
このキルヒベルクがあるチューリヒ湖西岸へ行くSバーン、ホームがものすごーくはずれにあります・・・10分くらいは歩いたような(汗)
あ、キルヒペルクの駅のトイレは無料です。しかも結構綺麗。おススメトイレスポットです(笑)
このキルヒベルクではお墓参りがあるので、花を買いたかったのですが、キュスナハトもエアレンバハも駅の近くにスーパーがあったので、キルヒベルクもあるだろ・・・と高をくくって、お花買わずに行きました。
そしたら、キルヒベルクの駅周辺って何もない・・・しばし呆然(汗)
どうしよう・・・と思っていたら、ひまわりの花束を持った親子が歩いてくるのを目撃。もしかして花屋があっちにある・・・?と行って見ました。
そしたら、しばらく歩いたら八百屋さんの店先にひまわりとバラといくつかの花を売っていたのでした。
選択肢がひまわりかバラしかなく、考えた末にバラを3本だけ買いました。なんか茎を切ってなくてものすごく長いバラ・・・しかもトゲ取ってないし。
それを超適当な白い紙に包んでくれました。
「トゲが危ないから手で持つところに紙二重に巻いといたから」と言われたけど、その前にトゲ取ってください・・・(汗)

まずはトーマス・マンが最後に住んだAlte Landstrasse 39番地の家に向かいます。
キルヒベルクもキュスナハトやエアレンバハのように高級住宅街と言った趣の町ですが、こころなしかキュスナハトやエアレンバハよりも古い家が多かったような。
そして、お店等もあまりなく、静かな雰囲気でした。いやキュスナハトもエアレンバハも静かでしたが・・・
エアレンバハに比べればたいした登りではない・・・とは言え、夏の晴れ空の下を延々と歩き、さすがに疲れが・・・
でもなんとか無事に到着。
角度が違うのでわかりづらいかもしれませんが、Thomas Mann Archiveのサイトに出ている当時の写真を見ると、基本的な建物の構造は変わっていないようで嬉しいですね。

プレートにはトーマス・マンだけでなく、他の家族がいつからいつまで住んでいたのかも書いてありました。
カーチャ夫人は結局亡くなるまでの長い間この家に住んでいたのですね。引越し魔はやはりトーマス・マンだったのか(笑)
でも、トーマス・マンも、この家にはもっと長く住むつもりだったのでしょうけれどね・・・
最初は長女のエーリカが、次いで次男のゴーロがカーチャ夫人と同居していたのもわかって面白かったです。
ゴーロはカーチャ夫人がなくなっも長いことこの家に住んでいたんですね。
ミュンヘンのPoschingerstrasseの家などとくらべるとこじんまりした印象ですが、子供たちがたくさんいたミュンヘン時代と、夫婦二人が暮らせばよかったキルヒベルク時代では状況が違ったでしょうね。
家が門から近くてじっくり観られるせいもあるのか、なんだか歓迎されているような気分になったというか、来て良かった、と思う家でした。
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のだめ映画のこと2

2009年08月21日 | のだめカンタービレ
カテゴリー立てて以来一個も記事書いてなかったですが(汗)
今朝めざましテレビで映画の映像観て、久々にちょっと書く気になりました。
以下、原作22巻までのネタバレを含みますので、原作未読の方はご注意ください。
また、映画や原作の今後の展開についての予想も書いています。多分当たらないけれど、万一当たってしまってネタバレになってしまった場合はご容赦ください。あまりにも・・・なところは反転文字にしますが。

めざましテレビの映像では、噛み付くシーンもやってて、ホントマンガどおりにやるよなあ、さすが、と笑ってました。あの後のぶっ飛ばされるところもどんな風に映像にしているか楽しみです。
さて、前回の記事では映画は最後まで行かないだろう、と予想してましたが、あっさり今回の映画で最終章、と発表されてましたね(汗)
前回の記事書いた結構すぐ後に、原作の二ノ宮知子さんが、最終回までのプロットは映画やアニメのスタッフに渡してある、とブログに書いてたので、なーんだ最後まで行くんだ、と・・・
となると、最後がどのあたりかまだわかりませんから、前編をどこで切るのかとかも予想しづらいですね(汗)
まだキャストで千秋父が発表になってないので、父親が出てくる前で終わるのかな、となると、やっぱりマルレの最初の定期演奏会あたりで前編終わりかなあ? ボリューム的にそれで均等なのかよくわからないのですが・・・
撮影は、今は日本でやってるようですね。二ノ宮知子さんがブログで撮影観に行ったと書いていたので。
海外ロケはもう全部終わったのかな? それともドラマの時みたいにまた第二弾で行くんですかね。
でも多分、ドラマの時もそうでしたが、演奏シーン、特にオケのシーンは撮り終わってるような気がします。
ウィーンの楽友協会でのロケの取材の時に、最初にラストシーンを撮ったとか言っていたので・・・やっぱラストシーンはのだめと千秋のコンチェルトでしょうし・・・
あのロケでのベト7が何のシーンか・・・ですが、最初の方のシーンとか言ってたし、多分千秋が客演で指揮する場面とかじゃないですかね。原作にはないですが。
ベト7ってとこがかなりオープニングにつなげるくさい気がするし(笑)
個人的には前半の内容としてはマルレのオーディションやリハーサルの話が大好きなので楽しみではあるんですが、海外のオケの人使ってやるんでしょうから、どこまでのものになるか・・・
スペシャルドラマの時は、吹き替えのチープさも、まあテレビだから・・・と許せる範囲でしたが、映画であのレベルだったらちょっとなあ。
そう、今まではテレビだから・・・という点で逆に笑えたところもあったんですが(飛行機事故のシーンの飛行機があきらかにおもちゃ、とか(笑))映画になったことでそのあたりが中途半端にできなくなった気が。(まあ飛行機に関しては開き直っておもちゃのまま、もありだとは思いますが)そのあたりどうするのか、ちょっと心配なところではあります。
まあ逆に、真面目な?演奏シーンや、今までも映画のような演出をしていたところは、映画になって予算も増えたところで(笑)安心して楽しみにしていていいかな、と思いますが。
新キャストの発表は3人ありましたね。
松田さんには前評判どおりの谷原章介さん。確かにぴったりとは思いますが、フランクとターニャの時もそうだったけど、あまりに巷の予想どおりのキャスティングだとなんだかなあ、と思ってしまうんですが・・・
でも谷原章介さんの松田さん、ちょっと楽しみです(笑)ウェンツのフランクも結局気に入ったし・・・
テオのなだぎ武さんは、ディランのイメージ?でのキャスティングですよね・・・あのネタあまり好きじゃないのでうーん。
彼の演技も観たことないのでどうなんでしょうか。
ポールはジパング上陸作戦のチャド・マレーンさん。って観たことないんですけど私・・・(汗)
外人お笑いの人としてはパックン(パトリック・ハーラン)を予想していたのですが、違う人が来ましたね・・・
まあ、ポールが出てくれるだけで嬉しいけれど。(実はポールが一番好きなキャラクターだったりする・・・)ポールファミリーもやったら嬉しいなあ(笑)
でも学生にしてはちょっと歳とり過ぎじゃないかと思うんだけど・・・(汗)
あとは気になるのは千秋父のキャストですねー。
とまあ色々情報は入ってきてますが、どんな感じになるでしょうかね。

ところで、私原作はKISSの連載を読むようになってしまい、最先端?を知っているわけですが・・・
最近、このあたりで原作読むのやめて、映画までネタバレお預けにするのもいいかな・・・と思うようになりました。その方が映画楽しめるよな・・・
その代わり原作の面白さも半減するけれど・・・
いや、休載とかで待たされるのに慣れてしまったので、なんかこのまま我慢もできるような気がしてきたので・・・
でも雑誌読むのは途中でやめると、やっぱり読みたくなっても単行本が出るまでは間が抜けてしまうので、なかなかやめる勇気も出ない・・・(汗)やっぱりこのまま読んでしまうのかなあ。
二ノ宮知子さんも、出産前も調子悪かったようですが、出産後も色々と体調崩されていて、大変だなあと・・・今はまた復活されてますけど。
でも、命にかかわるほどのことじゃないし、ラストももう決めてあるわけだし・・・と思うと、あせらないでゆっくり休んで欲しいな・・・と思います。未完のまま逝ってしまった作家さんのことを思うと、ちょっとくらいの休載なんてたいしたことないですよ、ホント。
って今は順調に連載してますけど(汗)
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