前に吹き替え版の訳が好きだという話を書いたのですが、字数の関係でボロミアの最期の場面のことしか書けなかったので、今日は他のシーンについて書いてみたいと思います。字数制限の関係と、FotRはそもそも字幕のレベルがあれだったんで(汗)TTTのシーンから挙げてみます。
まずは兎シチューのシーンのゴクリの台詞。別に字幕も瀬田訳準拠でいいんですけどね、吹き替えがなんか味があるんですよ。「じゃがって何? じゃがって何なのよ?」とか、「せっかくの魚油で揚げたら台無しよ。(中略)じゃがいもお前が食べろ」とか。字だけだとニュアンス伝わらないかもですが・・・。ここでは書ききれないけどその前のスメアゴルとゴクリの葛藤のシーンも吹き替えいいんですよ。
あと、ギムリの名場面(笑)「俺を投げてくれ」の後の「Don't tell the elf」なんですが、(theがついてるかどうかあんまり聞き取れませんが(汗))字幕だと「誰にも言うなよ」となっていて「えー?」ですよね。何でそういう意訳するかなーって。この「エルフ」は間違いなくレゴラスのことなので、「あいつには言うなよ」という訳もありかな、なんて思うのですが、敢えてそのまま「エルフには言うなよ」となっている吹き替えの訳しかたが好きですねー。レゴラス個人に対する対抗意識+ドワーフのエルフへの対抗意識も含んでいて、ナイスな訳と思います(笑)
あと、木の鬚が切り倒された木々を見てショックを受けるシーン。ピピンが「I'm sorry, Treebeard」というのですが、この台詞、字幕だと「気の毒に」です。まあその通りなんですが、吹き替えの訳は「わかるよ、ひどいな」なんです。I'm sorryに含まれている、ピピンの共感の気持ちが短い言葉で巧みに訳されていると思います。それと比べると「気の毒に」って・・・(汗)なんか他人事みたいに聞こえます。字幕担当者さん、ピピンのあの表情見ないで訳しましたか? と言いたくなってしまいます・・・
吹き替えにも誤訳もあるとは思うのですが、(ピピンが「Shireに帰ろう」と言ってるところが「ホビット村に帰ろう」になってたり(汗))ちょっとくらいの間違いは許せてしまうな、と思うのは、やはり多少なりとも愛情を持って訳してくれているように思えるから、なのではないかと思います。
なんだかちょっと字幕批判ぽくなってしまいましたが(汗)そんな訳で吹き替えが好き、というお話でした(汗)
まずは兎シチューのシーンのゴクリの台詞。別に字幕も瀬田訳準拠でいいんですけどね、吹き替えがなんか味があるんですよ。「じゃがって何? じゃがって何なのよ?」とか、「せっかくの魚油で揚げたら台無しよ。(中略)じゃがいもお前が食べろ」とか。字だけだとニュアンス伝わらないかもですが・・・。ここでは書ききれないけどその前のスメアゴルとゴクリの葛藤のシーンも吹き替えいいんですよ。
あと、ギムリの名場面(笑)「俺を投げてくれ」の後の「Don't tell the elf」なんですが、(theがついてるかどうかあんまり聞き取れませんが(汗))字幕だと「誰にも言うなよ」となっていて「えー?」ですよね。何でそういう意訳するかなーって。この「エルフ」は間違いなくレゴラスのことなので、「あいつには言うなよ」という訳もありかな、なんて思うのですが、敢えてそのまま「エルフには言うなよ」となっている吹き替えの訳しかたが好きですねー。レゴラス個人に対する対抗意識+ドワーフのエルフへの対抗意識も含んでいて、ナイスな訳と思います(笑)
あと、木の鬚が切り倒された木々を見てショックを受けるシーン。ピピンが「I'm sorry, Treebeard」というのですが、この台詞、字幕だと「気の毒に」です。まあその通りなんですが、吹き替えの訳は「わかるよ、ひどいな」なんです。I'm sorryに含まれている、ピピンの共感の気持ちが短い言葉で巧みに訳されていると思います。それと比べると「気の毒に」って・・・(汗)なんか他人事みたいに聞こえます。字幕担当者さん、ピピンのあの表情見ないで訳しましたか? と言いたくなってしまいます・・・
吹き替えにも誤訳もあるとは思うのですが、(ピピンが「Shireに帰ろう」と言ってるところが「ホビット村に帰ろう」になってたり(汗))ちょっとくらいの間違いは許せてしまうな、と思うのは、やはり多少なりとも愛情を持って訳してくれているように思えるから、なのではないかと思います。
なんだかちょっと字幕批判ぽくなってしまいましたが(汗)そんな訳で吹き替えが好き、というお話でした(汗)
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