ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ラジオドラマの音楽の話再び

2004年06月20日 | 旧指輪日記

今日の写真は、毎週木曜にインクリングスが開かれていたC.S.ルイスの部屋があったモーダレン・カレッジのNew Buildingです。前回とほとんど同じアングルですが、右端の木に紫の花が満開だったので思わず撮影しました。
今回季節柄あちこちで花ざかりで、とても綺麗でした。ベアギルがロスサールナッハのことを「春に行くとすてきですよ、野も山も花でいっぱいで」という台詞を思い出しました。
さて、昨夜はBBCラジオドラマのサントラを真剣に?聴いてみました。原書と「中つ国のうた」を引っ張り出して、該当箇所を探して、詩を読みながら聴いてみました。POEMS FROM THE LORD OF THE RINGSが入手できなかったのがとても残念・・・。
まず、THE ROAD GOES EVER ONの途中から曲調が変わっているところが違う歌詞だと気づき、散々探したあげく、堀窪でメリーとピピンが歌ったFAREWELL SONGだということが判明。うーん、この場面でなぜこの詩が? それとも堀窪の場面の曲をつなげたのでしょうか。
あと、最後のI can not sayがI can pursuingに変わっていたのが印象的でした。
でもひとつどうしてもわからなかった詩が。Seek for the Sword that was brokenの最後の女声?ソロが・・・英語なのかどうかもわからないという(汗)
エントの行進は、エントが朗々と歌っちゃうなんて・・・と最初違和感だったのですが(汗)よくよく聴いたら、勇ましさと共にどこか悲しみみたいなものも感じられて、原作の詩のイメージそのままという気がして良かったです。
エント絡みではエント女の歌も泣けました! エント女のパートも男声合唱なのでびっくりでしたが(汗)美しいメロディに乗せて聞いていると、詩の言葉ひとつひとつがじっくりと感じられるように思いました。エント女が穀物や果実に感じていた愛情がひしひしと感じられたりして。
あ、グワイヒアの歌は女声?なのが意外でした。
セオデン関連も良かったですね。馬鍬砦から出立する時の歌も泣けました。原作でも、死後作られた詩が使われるのがいい演出?だなあと思っていましたが、曲がつくとますます良いですね。
THE HEALING OF THE SHIREでは、ロリアン系?の音楽が優しい感じで流れていて良かったです。
あと、「ビルボの別れの歌」はかなり悲しい感じの歌になっていて、詩の内容からすると意外な気がしたのですが、もしあれが灰色港の場面のラストに来るのなら、それもありかな、と思いました。
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