※最後に観たノルウェイの森を入れ忘れていたので再投稿です。
昨年の積み残しその6・・・ようやく去年見た映画の総括です。
昨年見た映画は19本。少ないなーと思ったら一昨年よりは1本多かった・・・
ただ、観に行くつもりが観に行けなかったのが結構あったせいか、昨年よりは全体的に質は高かったかなあ?
というわけで19本を良かった順に総括。
1.トイレット
ちょっと観に行ってみようかな、くらいのノリで行ったこの作品が予想外の1位に。
「かもめ食堂」とか荻上作品が特に好きというわけではなかったのですが、この作品は好きですねー。「かもめ食堂」よりも好きです。
英語が話せない、という設定のもたいまさこさんの「ばーちゃん」が、自分のことについては何も語らず、過去に何があったかもわからないんですが、それが逆に背後にあるものを想像させて、良かったですね。きょうだいたちがばーちゃんによってつながりを取り戻し、変わって行ったように、ばーちゃんもまた彼らと過ごすことで救われたんじゃないかなあと。
アメショーミックスの「せんせー」もかわいかったです。
2.ニューヨーク、アイラブユー
パリ、ジュテームが良かったので行ってみました。一時は公開が危ぶまれましたが観られて良かった。
不思議な味わいの作品が多く、良かったです。ナタリー・ポートマン監督作もなかなかでした。
3.9ナイン~9番目の奇妙な人形
イライジャ・ウッドが吹き替えてるというのと、ティム・バートンが絶賛してプロデュースしたというので見てきました。
映像も独特の世界観ですごいですが、ダークな中にもほろっとさせるところもあったりして、とても良かったです。
ただ、オリジナルの短編に比べてややアクション比重が高くなってたのと、女の子とか出てきちゃったところがやや減点かな。これがなかったら1位だったかもしれません。
4.ザ・ロード
これも日本では公開されるのか危ぶまれてましたが、無事みられてよかったです。韓国とかでは結構早々とやってたのに。
暗い、救いがない、と聴いてましたが、そう思って観ていたからか、私には結構最後には希望が見えた話だった、と感じました。
ヴィゴ演じる父親の息子への思いと同時に妻を喪ったことへの絶望が胸を衝きました。息子役のコディくんもかわいかったし。
しかし人食いが怖かった・・・前半は私にはホラー並みに怖かったです・・・
5.NINEナイン
舞台では日本でも何度も上演されているミュージカルですが観たことがなく、映画を機会に観に行きました。
話の筋にはほぼ共感しないんですが(笑)楽曲はいいし、美女は美しいし、なかなか良かったです。
マリオン・コティヤールとかの歌はまあ聴けるかな・・・程度でしたが(汗)ケイト・ハドソンとかファーギーが歌い踊るナンバーは素晴らしかったです。確かファーギーが歌ってた曲、フィギュアスケートの村上佳菜子ちゃんがエキシビションで使ってるんですよね。
6.復讐者に憐れみを
旧作?ですが私は映画館での初見でしたので・・・。シン・ハギュン目当てで行きました。
パク・チャヌク監督の復讐三部作ということで、陰惨なシーンがありつつも、心温まるようなシーンもあり、笑えるシーンもあり・・・と不思議なバランス感のある映画でした。パク・チャヌク監督の独特の世界観ですね。
シン・ハギュンの演技も良かったし出番も多くて満足。
7.Dr.パルナサスの鏡
テリー・ギリアム作品は好きだったりそうでもなかったり・・・なんですが、ヒース・レジャーの遺作でもあったので、見てきました。
ヒース・レジャーが主役じゃなくてびっくりしたのですが・・・
トム・ウェイツ演じるらしくない悪魔が面白かったです。実はパルナサスと遊びたかっただけじゃないの? と思わせるかわいさがありました。
独特の映像美も良かったです。3Dの対極を行く映画だなーと思いました・・・
8.のだめカンタービレ最終楽章後編
映画の出来としてこんな上でいいのか? と思う部分もありますが、そこそこ良かったかなあと・・・
ラン・ランの演奏が非常にはまっていて、ショパンのコンチェルトやモーツァルトの2台ピアノでは演奏で感動できたのが良かったです。
ついに手元吹き替えまでなしで演奏シーンを演じた樹里ちゃんにも拍手! 水川あさみさんもコンチェルト頑張ってました。
9.乱暴と待機
美波ちゃんが出ると言うのでちょっと見てみるかな・・・くらいの気持ちだったんですが、こんなに笑える映画だったとは(笑)
浅野忠信さんの怪演がもうおかしかったです。
意外にハートウォーミングな話でもあったりして。予想外に良かったです。
10.ノルウェイの森
村上春樹全然読んだことないし、松ケン目当てだけで観に行ってどうだろう・・・と思ってたんですが、意外に話にもついていけました。
何よりも風景やインテリア、衣装など、映像が美しかったです。
11.ペルシャ猫を誰も知らない
政府に自由な活動を禁じられながらアンダーグラウンドで活動するミュージシャンたちの半ドキュメンタリーと聞いて興味津々で観てきました。
ストーリー展開はややベタかなと思いつつ、ペルシャ語(一部クルド語も)のポピュラー音楽が面白かったです。思わずサントラ買ってしまいました。
Hamed Sayed Javadiと牛小屋メタルバンドNikaeenが良かったなあ。
この映画のためにイラン国内に戻れなくなってしまったというゴバディ監督の後日談もリアルでした。その後どうなってるのかなあ。
12.ハリー・ポッターと死の秘宝Part1
ダークな色調など全体の雰囲気はすごく良かったです。
話も端折りながらも上手くまとめていたのでは。
でも、前半のハリーがイライラしている部分をカットしてしまったため、(以下一応ネタバレ反転文字)ドビーの死がただのベタなシーンになってしまって不満です・・・
でも全体的には面白かったです。次でどうまとめて来ますかね。
13.ガフールの伝説
話はベタな感じでしたが、とにかくフクロウたちのCG映像が素晴らしかった! 戦闘シーンではフクロウたちがスパルタンに見えました(笑)
14.コララインとボタンの魔女
独特の怖かわいい?ダークな世界観が良かったです。
15.ラブリーボーン
物語のテーマには共感するのですが、ところどころ表現的に「えっ」と思わせるようなところがあり・・・トータルとしては低い評価になりました。
最後のスージーの台詞は泣けたなあ。
16.かいじゅうたちのいるところ
ジム・ヘンソンスタジオによるかいじゅうたちの着ぐるみやオーストラリアロケの風景など、映像は素晴らしかったし、かいじゅうたちが遊ぶ場面も期待通りでよかったのですが、全体的に話のテンポが悪く、マックスの気持ちにあまり共感できなかった私としては今イチな印象になってしまいました。映像は本当に素晴らしかったんですけど。
しかし、スパイク・ジョーンズ監督が菊池凜子さんとねえ・・・これ見た頃には想像もつかなかった事態です(汗)
17.アリス・イン・ワンダーランド
あまりにも話がベタでストレートすぎて、なんだかティム・バートンらしく感じられず、低い評価に・・・。
映像はかわいかったですけどね。
18.十三人の刺客
クライマックスの斬り合いの場面はなかなかでしたが、全体的な話の筋があまりにもベタすぎて私にはちょっと・・・時代劇って苦手なんですよね。
そんな中、稲垣吾郎さん演じる暴君の妙に現代的なキャラクターが異彩を放ってました。
19.プリンセスと魔法のキス
ディズニーにしては面白いストーリー展開だったかなとは思うのですが、やっぱりディズニーだな・・・と私には思えてしまいました(汗)
鈴木ほのかさんの歌声を満喫できたのは良かったですが。でももっと歌多いと良かったのにな・・・
というわけで、最初にも書きましたが、本数少ないながら全体的な質は高かったかなーと思いました。
でも、ここ数年DVD買いたいと思うほどの映画に出会ってないなあ・・・
ついでに今までの年間映画総括のリンクを貼ってみます。(自分が便利なので・・・)
2009年に観た映画総括
2008年に観た映画総括
2007年に観た映画総括
2006年に観た映画総括
2005年に観た映画総括
そして今年観に行く予定の映画。
1月22日公開「グリーンホーネット」
1月29日公開「GANTZ」
2月25日公開「ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島」
3月5日公開「アレクサンドリア」
3月26日公開「紙風船」
春公開「ブラックスワン」「GANTZ PART2」
7月15日公開「ハリー・ポッターと死の秘宝part2」
7月29日公開「トランスフォーマー3」
秋公開「ステキな金縛り」
公開時期未定「サッカーパンチ」
面白い映画に出会えるといいなあ。個人的にはザック・スナイダー監督のサッカーパンチに期待ちう。(主演がエミリー・ブラウニングちゃんだし)
昨年の積み残しその6・・・ようやく去年見た映画の総括です。
昨年見た映画は19本。少ないなーと思ったら一昨年よりは1本多かった・・・
ただ、観に行くつもりが観に行けなかったのが結構あったせいか、昨年よりは全体的に質は高かったかなあ?
というわけで19本を良かった順に総括。
1.トイレット
ちょっと観に行ってみようかな、くらいのノリで行ったこの作品が予想外の1位に。
「かもめ食堂」とか荻上作品が特に好きというわけではなかったのですが、この作品は好きですねー。「かもめ食堂」よりも好きです。
英語が話せない、という設定のもたいまさこさんの「ばーちゃん」が、自分のことについては何も語らず、過去に何があったかもわからないんですが、それが逆に背後にあるものを想像させて、良かったですね。きょうだいたちがばーちゃんによってつながりを取り戻し、変わって行ったように、ばーちゃんもまた彼らと過ごすことで救われたんじゃないかなあと。
アメショーミックスの「せんせー」もかわいかったです。
2.ニューヨーク、アイラブユー
パリ、ジュテームが良かったので行ってみました。一時は公開が危ぶまれましたが観られて良かった。
不思議な味わいの作品が多く、良かったです。ナタリー・ポートマン監督作もなかなかでした。
3.9ナイン~9番目の奇妙な人形
イライジャ・ウッドが吹き替えてるというのと、ティム・バートンが絶賛してプロデュースしたというので見てきました。
映像も独特の世界観ですごいですが、ダークな中にもほろっとさせるところもあったりして、とても良かったです。
ただ、オリジナルの短編に比べてややアクション比重が高くなってたのと、女の子とか出てきちゃったところがやや減点かな。これがなかったら1位だったかもしれません。
4.ザ・ロード
これも日本では公開されるのか危ぶまれてましたが、無事みられてよかったです。韓国とかでは結構早々とやってたのに。
暗い、救いがない、と聴いてましたが、そう思って観ていたからか、私には結構最後には希望が見えた話だった、と感じました。
ヴィゴ演じる父親の息子への思いと同時に妻を喪ったことへの絶望が胸を衝きました。息子役のコディくんもかわいかったし。
しかし人食いが怖かった・・・前半は私にはホラー並みに怖かったです・・・
5.NINEナイン
舞台では日本でも何度も上演されているミュージカルですが観たことがなく、映画を機会に観に行きました。
話の筋にはほぼ共感しないんですが(笑)楽曲はいいし、美女は美しいし、なかなか良かったです。
マリオン・コティヤールとかの歌はまあ聴けるかな・・・程度でしたが(汗)ケイト・ハドソンとかファーギーが歌い踊るナンバーは素晴らしかったです。確かファーギーが歌ってた曲、フィギュアスケートの村上佳菜子ちゃんがエキシビションで使ってるんですよね。
6.復讐者に憐れみを
旧作?ですが私は映画館での初見でしたので・・・。シン・ハギュン目当てで行きました。
パク・チャヌク監督の復讐三部作ということで、陰惨なシーンがありつつも、心温まるようなシーンもあり、笑えるシーンもあり・・・と不思議なバランス感のある映画でした。パク・チャヌク監督の独特の世界観ですね。
シン・ハギュンの演技も良かったし出番も多くて満足。
7.Dr.パルナサスの鏡
テリー・ギリアム作品は好きだったりそうでもなかったり・・・なんですが、ヒース・レジャーの遺作でもあったので、見てきました。
ヒース・レジャーが主役じゃなくてびっくりしたのですが・・・
トム・ウェイツ演じるらしくない悪魔が面白かったです。実はパルナサスと遊びたかっただけじゃないの? と思わせるかわいさがありました。
独特の映像美も良かったです。3Dの対極を行く映画だなーと思いました・・・
8.のだめカンタービレ最終楽章後編
映画の出来としてこんな上でいいのか? と思う部分もありますが、そこそこ良かったかなあと・・・
ラン・ランの演奏が非常にはまっていて、ショパンのコンチェルトやモーツァルトの2台ピアノでは演奏で感動できたのが良かったです。
ついに手元吹き替えまでなしで演奏シーンを演じた樹里ちゃんにも拍手! 水川あさみさんもコンチェルト頑張ってました。
9.乱暴と待機
美波ちゃんが出ると言うのでちょっと見てみるかな・・・くらいの気持ちだったんですが、こんなに笑える映画だったとは(笑)
浅野忠信さんの怪演がもうおかしかったです。
意外にハートウォーミングな話でもあったりして。予想外に良かったです。
10.ノルウェイの森
村上春樹全然読んだことないし、松ケン目当てだけで観に行ってどうだろう・・・と思ってたんですが、意外に話にもついていけました。
何よりも風景やインテリア、衣装など、映像が美しかったです。
11.ペルシャ猫を誰も知らない
政府に自由な活動を禁じられながらアンダーグラウンドで活動するミュージシャンたちの半ドキュメンタリーと聞いて興味津々で観てきました。
ストーリー展開はややベタかなと思いつつ、ペルシャ語(一部クルド語も)のポピュラー音楽が面白かったです。思わずサントラ買ってしまいました。
Hamed Sayed Javadiと牛小屋メタルバンドNikaeenが良かったなあ。
この映画のためにイラン国内に戻れなくなってしまったというゴバディ監督の後日談もリアルでした。その後どうなってるのかなあ。
12.ハリー・ポッターと死の秘宝Part1
ダークな色調など全体の雰囲気はすごく良かったです。
話も端折りながらも上手くまとめていたのでは。
でも、前半のハリーがイライラしている部分をカットしてしまったため、(以下一応ネタバレ反転文字)ドビーの死がただのベタなシーンになってしまって不満です・・・
でも全体的には面白かったです。次でどうまとめて来ますかね。
13.ガフールの伝説
話はベタな感じでしたが、とにかくフクロウたちのCG映像が素晴らしかった! 戦闘シーンではフクロウたちがスパルタンに見えました(笑)
14.コララインとボタンの魔女
独特の怖かわいい?ダークな世界観が良かったです。
15.ラブリーボーン
物語のテーマには共感するのですが、ところどころ表現的に「えっ」と思わせるようなところがあり・・・トータルとしては低い評価になりました。
最後のスージーの台詞は泣けたなあ。
16.かいじゅうたちのいるところ
ジム・ヘンソンスタジオによるかいじゅうたちの着ぐるみやオーストラリアロケの風景など、映像は素晴らしかったし、かいじゅうたちが遊ぶ場面も期待通りでよかったのですが、全体的に話のテンポが悪く、マックスの気持ちにあまり共感できなかった私としては今イチな印象になってしまいました。映像は本当に素晴らしかったんですけど。
しかし、スパイク・ジョーンズ監督が菊池凜子さんとねえ・・・これ見た頃には想像もつかなかった事態です(汗)
17.アリス・イン・ワンダーランド
あまりにも話がベタでストレートすぎて、なんだかティム・バートンらしく感じられず、低い評価に・・・。
映像はかわいかったですけどね。
18.十三人の刺客
クライマックスの斬り合いの場面はなかなかでしたが、全体的な話の筋があまりにもベタすぎて私にはちょっと・・・時代劇って苦手なんですよね。
そんな中、稲垣吾郎さん演じる暴君の妙に現代的なキャラクターが異彩を放ってました。
19.プリンセスと魔法のキス
ディズニーにしては面白いストーリー展開だったかなとは思うのですが、やっぱりディズニーだな・・・と私には思えてしまいました(汗)
鈴木ほのかさんの歌声を満喫できたのは良かったですが。でももっと歌多いと良かったのにな・・・
というわけで、最初にも書きましたが、本数少ないながら全体的な質は高かったかなーと思いました。
でも、ここ数年DVD買いたいと思うほどの映画に出会ってないなあ・・・
ついでに今までの年間映画総括のリンクを貼ってみます。(自分が便利なので・・・)
2009年に観た映画総括
2008年に観た映画総括
2007年に観た映画総括
2006年に観た映画総括
2005年に観た映画総括
そして今年観に行く予定の映画。
1月22日公開「グリーンホーネット」
1月29日公開「GANTZ」
2月25日公開「ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島」
3月5日公開「アレクサンドリア」
3月26日公開「紙風船」
春公開「ブラックスワン」「GANTZ PART2」
7月15日公開「ハリー・ポッターと死の秘宝part2」
7月29日公開「トランスフォーマー3」
秋公開「ステキな金縛り」
公開時期未定「サッカーパンチ」
面白い映画に出会えるといいなあ。個人的にはザック・スナイダー監督のサッカーパンチに期待ちう。(主演がエミリー・ブラウニングちゃんだし)