さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

小布施『浄光寺』

2009-12-11 09:30:40 | 閑話休題
りんごと温泉めあてに長野へ、宿泊先のユースホステル「おぶせの風」の朝食時に知り合った人に誘われて、浄光寺に参詣しました。
最近、副住職が自由に楽しみながら筆で字を書く「筆遊び」に力を入れている。観光客の体験入学が可能。
副住職の朝の読経の後の説教・・・・宗派の会合で、全国から大勢の若い僧侶が集まり講演会があった。「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七の「人生山あり、谷あり」のお話・・・
私の母親から小さい時に教えられた3つの教えのお話・・・
①お坊さんは、背中を拝んでいただけるような人にならないといけない。人格を高め、精進しなければならない。
②毎日の日の出、1月1日の初日の出を拝むのは意味がある。12月31日の日の入りを拝みなさい。1年間、無事に過ごせた感謝の思いです。
③歳よりのお話を一生懸命、心から聞きなさい。多くのことが学べます。
・・・朝から心が洗われる良いお話でした。

浄光寺は国の重要文化財;薬師堂(室町初期1408年建立)があり、2008年で建立満六百年を迎えた。2007年に茅葺屋根も葺き替え工事を行い綺麗になっている。薬師如来は人々の寿命を延ばすことを本願とする二世(現世と来世)利益の仏様との事。毎月1日11時から薬師堂内で護摩法要が行われ、誰でも祈願できる。また縁結びのお薬師さんとしても親しまれている。
茶店の隣には、ご霊泉(湧水)が出ておりペットボトルで持ち帰れる。

島田洋七「おさのばあちゃんの楽しく生きる方法語録」
○嫌われているということは、目立っているということや。
○通知表は、0じゃなければええ。1とか2を足していけば5になる!
○葬式は悲しむな。丁度よかった、しおどきだった。
○人がこけたら笑え、自分がこけたらもっと笑え。人はみんな、こっけいだから。
○生きていることが面白い。なりふりかまうより、工夫してみろ。
○人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切。
○ケチは最低!節約は天才!
○「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し冬は夏に感謝しんしゃい。
○時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め!
○世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。
○今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、
着物を仕立てたり、忙しか。
○あんまり勉強するな! 勉強すると癖になるぞ!
○今日、明日のことばかり考えるな。百年二百年先のことを考えろ!孫や曾孫が五百人くらい出来て、楽しくてしょうがなか。
○二股の大根も、切って煮込めば一緒。まがったキュウリも、きざんで塩でもんだら同じこと。
○貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。うちは明るい貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。
○「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分らん」
「じゃあ、答案用紙に『私は日本人です』って書いとけ」
「漢字も苦手で・・・・・」
「『僕はひらがなとカタカナで生きていきます』って書いとけ」
「歴史も嫌いでなあ」
「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ」
○頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏も、五十年たてば、みーんな五十歳になる。


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