さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

峰の原高原のカタクリ群生

2007-05-09 23:12:14 | 閑話休題
カタクリ
信濃毎日新聞の朝刊ニュースをたよりに峰の原高原

□春植物(スプリング・エフェメラル) この群生地は、北向きの湧き水のある広葉樹の雑木林という典型的な条件を持っている。山野草のカタクリは春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。言葉の意味としては、「春の短い命」くらいの感じである。早春だけ地上部を展開し、広葉樹の葉が茂る5月~6月頃には葉や茎は枯れてしまう。地上に姿を見せる期間は約二カ月だけである。種子にはアリが好む物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げている(同様の例はスミレなどにも見られる)。
 春植物の仲間:ニリンソウフクジュソウ(福寿草)アズマイチゲセツブンソウ など

□カタクリの生育  発芽1年目の個体は細い糸状の葉、2年目~7・8年程度までは一枚の葉だけで過ごし、鱗茎(球根)が大きくなり、二枚目の葉が出てから花をつける。

□片栗粉  昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指す。
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