さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

北京にて

2011-06-23 10:47:30 | 海外旅行
北京首都国際空港
中華人民共和国北京市に位置する国際空港。2009年には前年比17%増の6530万人が利用し、中国最大の空港、世界第三の規模を持つ。空港は1958年に開港し、1999年に日本のODAを受けて大改造が行われ、3倍の広さになった。この時、第2ターミナルも建設された。北京オリンピックに備え、第3滑走路や5階立ての第3ターミナルが完成。


中華人民共和国、通称中国(ちゅうごく)は、1949年に中国共産党によって建国された社会主義国家。首都は北京市。
□人口 約13億人
世界人口60億人のうち、5人に1人は中国人。但し、国内の潜在的な人口は、統計上含まれない黒孩子(ヘイハイズ)や盲民と言われる浮浪民の人口などによって大きく変わり、実数ははっきりしない。
人口の94%を占める漢族のほか、チワン族、ウイグル族、モンゴル族、チベット族、回族、ミャオ族、イ(彝)族、トゥチャ族、満族など、政府が認定している55の少数民族よりなる多民族国家である。
多くの国と隣接するが、仲がよいのは、北朝鮮、ロシア、ミャンマー等。
□分離・独立運動
(1)チベット自治区
1950年に中国政府は人民解放軍を中央チベットに派兵、1951年にラサを占領し、チベット全土を侵略したが、1959年に「改革」に反発したチベット人が蜂起(「チベット動乱」)した。しかし中国軍の強力な反撃により弾圧、ダライ・ラマ14世は多数の難民と共にインドへ脱出して、亡命政府を樹立。2008年3月14日には、チベット自治区ラサで、僧侶や市民のデモ。
(2)新疆ウイグル自治区
新疆ウイグル自治区でも分離・独立を目指す勢力が国内外に多数存在、中国政府は情報統制を行なっている。独立運動の規模等は明らかではないが、 チベット自治区と同様に虐殺・虐待事件が多発しているのではないかと指摘されている。
(3)内モンゴル自治区
中国政府は内モンゴルにおける分離運動も警戒しており、指導者の粛清と漢民族移入政策をとっている。1995年には「南モンゴル民主連盟」(SMDA)を「分離活動を行なう」非合法組織として告発し、70名以上のメンバーを逮捕。2010年に刑期が満了した後、人権活動家のハダとその家族が政府によって連れ去られ行方不明となっている。



万里の長城
城壁の遺跡、ユネスコの世界遺産(文化遺産)。「八達嶺」長城は、海抜1000メートル、平均の高さは7.8メートル、(中国では1里=0.5Km)
長城を作ったのは秦の始皇帝だといわれている。現存している「万里の長城」の大部分は明代に作られたものである。戦国時代から北の異民族に備えるために長城を建設していた。
モンゴル人の建国したモンゴル帝国は難なく長城を越えて侵入し、中国(華北)は3世紀もの間、北方民族の勢力下に置かれた。南方から興った中国人の王朝である明がモンゴル人の王朝である元を北方の草原へ追放すると、元の再来に備え、明は長城を強化し、ようやく現在の形になった。よく「農耕民族と遊牧民族の境界線」と言われるが、実際は草原の中に建っている。
2006年4月に行われた中国の学術団体「中国長城学会」の調査によると、万里の長城が有効保存されている地域は全体の2割以下で、一部現存している地域も3割であり、残り5割以上は姿を消しているとの報告がされた。
2009年4月、国家文物局は総延長は、6,352kmから8,851.8kmであると発表した。


北京ダック
炉の中でパリパリに焼いたアヒルの皮を削ぎ切りにし、皮に、ネギ、キュウリを包んで食べる料理。



北京オリンピック会場「鳥の巣」
コメント
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