家を建ててからはや30年。
家を建ててすぐにこの家はツバメの目に留まり、ツバメのペアは巣を作り始めましたが、たまたま隣家が火事になり、危険を感じたツバメは巣作り途中でどこかへ去って行ってしまいました。
13年前同じ敷地にある母屋を建て替えた時、再び偶然にもツバメの目に留まりツバメのペアが巣を作り始めましたが、丸い外灯の上はあまりにも不安定に見えましたので、ワタクシは夫に頼んで安全に巣を作れるよう(余計なお節介)台を作ってしまいました。
人の匂いがして危険を感じたのか、(やっぱり)ツバメは巣作りをやめてしまいそれきり姿を見せることはありませんでした。
その後ツバメに見放されたの如く、(寂しいことに)我が家にはツバメが巣を作ることはありませんでした。
ネコがいるからかなとかカラスが近くを飛ぶからかなとか、いろいろ理由を考えてみても原因は(もちろん)わからずじまい。
日当たりもいいし周りは田んぼだから餌もいっぱいだし、人の出入りではここら辺で一番だから安全だし。
なのになぜ来ない?
やっぱりうるさすぎるか?
人の出入りも多すぎるか?
車も半端なく出入り多いしな~?
毎年ツバメが飛ぶ頃になると「うちに来て~~~!」と叫びたくなるような感じです。
なぜツバメなのか、なぜツバメに我が家に来てほしいのか、ワタクシ自身でさえわからないほどまったく不可解な心境ではあるのですが、とにかく「ツバメさ~~~ん、来てくださ~い!」てな感じの春を過ごしておりましたところ・・・
昨年「初めて」ツバメが池さんに巣を作りました。
あまりの嬉しさに、その時作った池さんグッズの手拭いにもツバメのイラストを入れたほどです。
毎日ワタクシたちを楽しませてくれたペアのツバメは子育てを終え、無事に6月末6羽の子ツバメたちが元気に巣立ってゆきました。
ツバメはどうやら同じ巣を使うようで、今年も来てくれるかな~と首を長くして待っておりましたところ、来ました来ました!
去年の巣は少し傾いて半分は欠けてしまっていましたが、4月に帰ってきたツバメのペアが修理し始めたではありませんか。
またまた余りの嬉しさに我を忘れそうになるほどでしたが・・・
今年は、なんとなんと大頭の宅老所にもペアのツバメが巣作りを始め、しかもテラスのライトの上なものでまたまた余計なお節介をしないように、でもこんな急な角度の上に上手く作れるのだろうかと心配しておりましたが、このたび2か所のツバメの巣は無事に完成と相成りました。
そして、この連休から2箇所とも巣ごもりを始めております。
どうか無事に雛たちが生まれ出ることができますように。
今後のツバメたちの様子は、随時報告してゆきたいと思っていますのでお楽しみに。
きっと・・・たぶん・・・ツバメはきっと・・・見守ってくれる・・・ワタクシたちを・・・かならず・・・