池さんで働くおばさんの日記

デイサービス「池さん」の大ちゃんママのブログです。

NPO会員研修会

2006-01-31 22:29:31 | NPO未来サポートネット
 時間差のブログ!
27日金曜日に、未来サポートネットの会員向け研修会を行いました。

NPOでは、設立と同時に2年間の事業計画と予算書を提出することになっているので、今年の4月に新たな事業計画をたてることになります。

この1年半、講演会などの企画を行ってきましたが、さて新しい計画をどうすればいいか、それよりなによりもっともっと皆で元気をだして活動していくために何をしたらいいのか・・・なんてことを聞いてみようと、NPO支援センターの方に来ていただいて、話し合ってみることにしました。

ワークショップ形式で、「取り組んでみたいこと」「今、気になること」みたいな感じで深めていくうちに、いろんなことに気付かされました。

子どもを取り巻く問題、いっぱいいろんな問題があって・・・すぐに始められることもあって・・・やらなきゃいけないこともあって・・・

私自身が一番気づかされたことは。

やっぱ、みんなでいろんなことをしっかり話さなくては駄目だということ。
計画を立てて、手伝ってもらうだけでなく、立案の段階からしっかり議論することが大切だということ。
話していくうちに、自然と課題や方向性が見えてくるということ。
そして、気持ちを共有していかなければならないということ。

ともすれば、できるだけ皆の手がかからないように、できる人だけで集まって、こじんまりとまとまってしまいがちだけど、思いを共有しなければ、前に進めないということ。

NPOは、決して仲良しクラブになってはいけないということ。

・・・

しっかり考えて、新年度にそなえたいと思っています。
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畑!!!

2006-01-28 23:47:16 | デイサービス池さん
ついに、念願のでっかい「畑」が、池さんに登場しました~~~!!!

職員の人の所有する畑だけど、これが半端じゃない~~~!!!

小高い丘の上にある畑。とにかくでかい。そして荒れ放題!

娘の友人(新婚さん!)の旦那(若干25歳?)が、耕運機を持ってきてくれ(・・・おっと、運転して現地まで30分くらいかかって行ってくれて)休日を使って(・・・おっと、予定があったのに休んでくれて)スタッフと一緒に耕してくれました。感謝感謝。

私ともう1人のスタッフが、昼のおにぎりを持って現地へ行った時、目にした光景は、全身「くっつき虫」(正式な名前は知らないけど、体にくっつくとげとげの泥棒とも呼ばれている雑草)だらけのスタッフたち!!!!!!!帽子がハリネズミみたいになっているのを見て、「私には絶対無理」とすごすご帰りました。ごめんね。

全身ハリネズミは、身長くらいある雑草と格闘した証!!!!!

一日かかって、なんとか畝ができあがりました~~~!!!すご~~~い!!!

ほんとにほんとに皆様・・・お疲れ様!

いろんな人の善意に支えられていろんな事ができてます。

・・・そして、さっそくジャガイモを植える予定となりました。

みんなの願いは、ジャガイモパーティー!!!!!

こうして、池さんの春のお散歩コースが一つ増えました
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1秒の世界

2006-01-20 23:42:59 | つぶやき
最近、夕食後は満腹状態でコタツでうたた寝が日課。
今日も、いつものように、コタツに首まで入ってぼんやりなにげなく見ていたテレビ番組の特別企画「超地球ミステリー・・・」に愕然。

もうろうとした頭でよく覚えていないけれど、1秒間に地球から失われていく緑や動物が映し出されていた。

環境の悪化で、緑が失われ、動物が死滅し、砂漠化が進み、氷がとけ続けている

唯一の救いは、最後に映された中国の学校で行われている植樹プロジェクトだったと思うけど、そうして復活していく緑より、圧倒的に失われる緑の方が多い。

二酸化炭素量増加に伴う気温上昇は南極にも2.5℃(だったと思う)の気温の変化をもたらし、生き残れないペンギンの子どもたちの苦しそうな映像は、涙を誘う。

「今、自分に何ができるのか」という問いかけで番組は終了したが、地球に暮らす人々がこの危機的状況を知ることから始まるのかもしれない。ビデオにとればよかったと後悔したけど後の祭り。

夏になるとクールビズなんかで、結構盛り上がるこの話題。でも冬の間は巷の話題から少し遠ざかってしまうのが現実。

地球の将来は本当にあるのかな?やっぱ砂漠にさそり???

なんて思ってしまいつつ、でもコタツに入ってぬくぬくしている自分が情けなくなる今宵。

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ケンケン

2006-01-17 23:34:48 | デイサービス池さん
 風もなく、暖かく穏やかな冬の日。

 昼食後の午後のひと時、のどか過ぎる・・・静か過ぎる・・・???
と思っていたら、いつも来るケンケンが風邪引きで連日欠勤!!!だったことに気づく。

 かわいい盛りのやんちゃな3歳児も、流行の風邪には勝てなかったらしい・・・

 オープン当初から連日「大ちゃんとこへ、お仕事行く~~~!」と張り切って出勤し、たとえ朝起きれなくても、遅刻してでも来たケンケン。大人顔負けの営業力で来た人に愛嬌を振りまき、時々悪さをしては管理者に「ケンケンはもう首!」と言われてもめげることなく、通ってきたのに。

 そのケンケンが、風邪・・・。だから・・・静か・・・。

 賑やかで、わがまま言ったり泣いたりする子どもの声がないと、家がこんなに静かになる・・・って本当に久しぶりに実感した。

 「池さん」には、やっぱり子どもがいなくちゃね!!!

 ケンケン 早く元気になってまたお仕事来てくださ~い。
 大ちゃんママ、待ってるよ~ん
 


 
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Aさんのこと

2006-01-15 14:01:41 | デイサービス池さん
 「池さん」を利用してくれているAおばあちゃん。要介護4で、左の不自由な方。
今までのいろいろなところのデイサービスを利用されていたけれど、今月から私達のところへ来てくれるようになった人。

 今までは、おかゆに刻み食、特浴を利用していたらしい。

 私達のところは、ごく普通の生活を基本としている。できる限り日常の暮らしの中で、普通に暮らして欲しいと思っている。

 「池さん」では、皆と同じ食事をし、ごくごく一般的な1人用の家庭風呂に入る。

 食事量が少なく、水分補給に難点があると「おかゆ」 体に不自由なところがあると「特浴」という一般常識は、小規模施設の利点を活かして、賑やかな雰囲気とマンパワーで乗り越えられると実感している。

 いろいろな体調の人が一緒に食事ができるようにと、池さんでは昼ごはんは「寄せ鍋」の日が多い。やわらかい食材がいい人にはお豆腐やうどんを入れ、お肉や野菜も好みで取り分けられるから。おまけに鍋の後のお雑炊も超美味!ときている。満腹になり、一休みした後、時間を気にせず、ゆったりと入るお風呂は最高!湯船に気持ちよさそうにつかり、「これはヒノキ風呂かいね?温もるわ」と、自由の利く右手で顔を洗うAさんの表情は、いきいきと輝いている。(でもでも、池さんのお風呂はヒノキではなく、ただ普通のユニットバスなんだけど・・・)

 ヘルパーの実習で経験した「特浴」は、確かに介護度の高い人を短時間で、しかも大人数入浴させるためには必要な機械ではある。けれど、全く自力で動けない人を除き、少なくともAさんのように、介護者が付き添えば、半身が不自由でも普通浴が可能な人もいるはず。可能な限り、普通の生活ができるよう支援していくことこそが、私達介護に携わる人の務めではないかと感じている。

「生活の質」・・・たとえ、介護が必要な日常であっても、少しでも心豊かな生活を維持していくことができればいいと思う。食事も入浴も、「生活」の質という意味から考えると、私達の日常の大きな部分を占める「楽しみ」であるはず。

 Aさんに出会い、改めて「介護」ということの意味を考えている今日この頃。
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成人式

2006-01-09 23:40:35 | つぶやき
昨日は、末っ子の成人式
私が確か28年前に着た着物に袖を通して、晴れの日。
着付けを終えて、カメラの前で照れたように笑う娘に、夫と共に「かわいいねえ」を連発し、まさに両親揃って親ばかの鏡!

合併したから、成人式も西条ですることになったらしい。
なんで、なんで・・・
育った小さな町で、顔見知りの人たちに囲まれて、親も「にやけた顔」でアッシー君をして、ひさしぶりに会う親たちとおしゃべりしたり涙ぐんだりしたかったのにな・・・残念でたまらない。
来賓や祝辞は、育った地域の学校の先生やいつも見守ってくれた人たちだけで十分・・・と思うのは私だけ?

長女も長男も、公民館で成人式をした。ほとんどの子どもたちが顔見知りだから、「大きくなったね」と声をかけることができた。やんちゃな子どもたちには「今何しよん?まじめにせないかんよ」と声をかけることができた。そして私も夫もカメラ小僧になり、子どもたちの成長を自分の目で確かめることができた。

今回は家でお留守番。出かける前に携帯が調子悪いと騒ぎだし、「たくさんの人だから携帯がないと皆がどこにおるかわからん」と兄まで巻き込んですったもんだのあげく、なんとか充電完了し、お隣の同級生の車に便乗して出発した娘。「どんな式だった?」と娘に聞くと、「あんなもんじゃない。」とそっけない返事。久しぶりに逢った友人たちの話題の方が、彼女の興味のすべてだったらしい。

北の方では、今年も成人式のばかげた様子が、テレビに映し出されている。暴れる子どもたちと関係なく、ただただ祝辞を読むだけの大人がいる。

「成人式」という行事が、行うだけのものとならないで欲しい。「成人」するということは、もう社会の中で1人の人間として生きていけるということ。甘えや言い訳も、子どものようには通用しないということを自覚するべきけじめの時。

「成人式」という式典が、青年たちの心に響くものであってほしい。背筋を正し、未来への決意を胸に抱く意味のある1日となってほしいと思う。


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お正月

2006-01-01 15:47:06 | つぶやき
皆様、明けましておめでとうございます。

ドタバタ毎日過ごしているうちに、あっという間に2005年が終わってしまった感じです。ブログの更新もしないまま、ご心配をおかけしてしまいました。

私は、元気で生きてるよ~ん!!!

「2005年は人生の大きな転機の時」と占いにあったとおり、本当に大きな転機の年となりました。悩み苦しみ、そして復活、スタート。

いつの時も、平坦な人生などないと思って生きてきたけど、こんなにも環境が変わることもめずらしいかな?

ひとまず近況報告と新年の誓いから・・・

「池さん」・・・同じ夢を見る仲間たちと一緒に、今とても充実した毎日を過ごしています。経営的にはとても大変だけど、笑いとおしゃべりと日々の暮らしは、きっとどの人にとっても、希望と価値ある毎日につながると考えています。

NPOの活動・・・地道に続けています。最近は個人の相談が大変増えていて、それだけ悩みを持つ子どもたちや親が多くなっているということかもしれません。相談窓口をご紹介したり、お話を聞いたりしていますが、誰かに相談するとそれだけで心が軽くなるのかもしれませんね。いろいろな面で「池さん」という居場所も役に立っているようです。未来サポート独自の活動としては、会員向けの研修会を1月27日に行う予定です。場所は小松公民館。PM7時30分~PM9時まで。今後の企画や立案などについて教えていただきます。会員の方、ぜひご参加くださいね。

「まちづくり懇話会」・・・10項目にわたる議論も最終段階です。17年度末の提出へ向けて大詰めを迎え、提言書をまとめる最終段階に入りました。行政用語一杯の堅苦しいものではなく、中学生にも読めてそこから議論を発展させられるわかりやすいものに仕上げたいと考えています。

「結いの会」・・・2月に共催を予定していた四国フォーラムは会場の関係で、松山での開催となりました。残念。でもめげずに2回目の講演会を企画したいと思っています。

そして「我が家」・・・末っ子が成人式を迎えます。小さくて良いから小松町でこじんまりとして欲しかったけど、今年から西条市合同の成人式となります。
小さくていつまでも子どものままのような気がするけど、子どもはいつの間にか巣立つ準備をしています。夢が大きく花開く日もあとわずか。心のこもった美味しいケーキをつくれる憧れのパテシエになる日ももうすぐです。

そして・・・穏やかな天気の初春に。
たくさんの人に支えられ、多くの出会いの中で、今ある幸せをかみしめています。
どうか、すべての人が幸多い1年を過ごすことができますように。今年もよろしくお願いします
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