つたちゃんが、池さんに来るようになってから、1ヶ月が過ぎた。
病気のせいで、傾いたり歩行が不安定だったりしていたつたちゃん。
椅子に座っていても、ずり落ちそうになって、支えるために座布団がたくさん必要だった。
意思もなかなか通じない時があって・・・でもいつもつたちゃんはいい返事をしてくれるのだけれど・・・
「ほうかね」
「ほうよ、ほうよ」
「それがの・・・ほいでの」
「これがの・・・ほんでの」
つたちゃんとの会話は、「間」が最高に面白くて楽しい
お風呂上りに、ちょっとのびた髪を、れいこさんに綺麗にくくってもらって、嬉しそうなつたちゃん。
最近ではちゃんと椅子に座って、安定した体勢でいる時間が長くなり、おしゃべりを楽しむ余裕もでてきた。
つたちゃんは水が大好きで、お茶を全然飲まない。
でも、紅茶は大好きで、「こりゃ、甘い。美味しいわね」と喜んでくれる。
キュウリが大好物で、キュウリもみは、隣のひろこちゃんのお皿からもちょっと拝借してしまう。「キュウリ好きなん?」と聞くと、「ほうよ~。ほうなんよ~。」と笑う。
この1ヶ月で、本当につたちゃんは元気になった。
そして、表情がとっても豊かになって、綺麗になった。
そして・・・思う。
目に見えるこういう変化。
嬉しそうな目や表情、そして、スタッフとの会話や食事を楽しむゆとり。
人が人らしく生きるためには、
手や足が動く、しゃべる、食べるということ以外に、
こうしたことが大切なことなのだと。
・・・というより、ある面で、
こういう精神的な安定こそが、
体の機能にも良い影響を与えるのだと思っている。
ちょっとテンポが遅いけど、皆が笑うとつたちゃんも「えへへ」と笑い、「ほうでえ。ほうかね~。」と微妙な相槌を打つ。
ヒロ君が来た時も、みんなと一緒に握手し、「ほうかね。ほりゃよかった。」と涙を流して喜んでくれた。
「遊びに行こう!」と誘うと、
「ほうで~~。ほうかね~~。」と自分から立ち上がり、出かけるようになってきたつたちゃん。
暖かくなってきた春の日差しの中で、
皆と一緒に、たくさん出かけて、いっぱい動いて、いっぱいおしゃべりして、
もっともっと元気になったらいいね。
ね、つたちゃん
病気のせいで、傾いたり歩行が不安定だったりしていたつたちゃん。
椅子に座っていても、ずり落ちそうになって、支えるために座布団がたくさん必要だった。
意思もなかなか通じない時があって・・・でもいつもつたちゃんはいい返事をしてくれるのだけれど・・・
「ほうかね」
「ほうよ、ほうよ」
「それがの・・・ほいでの」
「これがの・・・ほんでの」
つたちゃんとの会話は、「間」が最高に面白くて楽しい
お風呂上りに、ちょっとのびた髪を、れいこさんに綺麗にくくってもらって、嬉しそうなつたちゃん。
最近ではちゃんと椅子に座って、安定した体勢でいる時間が長くなり、おしゃべりを楽しむ余裕もでてきた。
つたちゃんは水が大好きで、お茶を全然飲まない。
でも、紅茶は大好きで、「こりゃ、甘い。美味しいわね」と喜んでくれる。
キュウリが大好物で、キュウリもみは、隣のひろこちゃんのお皿からもちょっと拝借してしまう。「キュウリ好きなん?」と聞くと、「ほうよ~。ほうなんよ~。」と笑う。
この1ヶ月で、本当につたちゃんは元気になった。
そして、表情がとっても豊かになって、綺麗になった。
そして・・・思う。
目に見えるこういう変化。
嬉しそうな目や表情、そして、スタッフとの会話や食事を楽しむゆとり。
人が人らしく生きるためには、
手や足が動く、しゃべる、食べるということ以外に、
こうしたことが大切なことなのだと。
・・・というより、ある面で、
こういう精神的な安定こそが、
体の機能にも良い影響を与えるのだと思っている。
ちょっとテンポが遅いけど、皆が笑うとつたちゃんも「えへへ」と笑い、「ほうでえ。ほうかね~。」と微妙な相槌を打つ。
ヒロ君が来た時も、みんなと一緒に握手し、「ほうかね。ほりゃよかった。」と涙を流して喜んでくれた。
「遊びに行こう!」と誘うと、
「ほうで~~。ほうかね~~。」と自分から立ち上がり、出かけるようになってきたつたちゃん。
暖かくなってきた春の日差しの中で、
皆と一緒に、たくさん出かけて、いっぱい動いて、いっぱいおしゃべりして、
もっともっと元気になったらいいね。
ね、つたちゃん