池さんで働くおばさんの日記

デイサービス「池さん」の大ちゃんママのブログです。

池さん的つどい場

2021-06-28 17:20:07 | デイサービス池さん

池さんの隣の敷地にある「池さん本店」

本店というのは、世の中では一番中心となるとかなんとかの意味なんだろうけど、池さんの場合はただ単純に「池さん本店」という名前。

正直な所、どこが池さんの本店なのだか、支店なんだか、出張所という所があるのかないのか、事務所が家なのか、家が事務所なのか、まったくもって超曖昧ではあるのだけど、まあそんなこんないつもの池さん。

なんだか、最初っから何書いてるのかさっぱりの状況ではありますが、

ムシムシと毎日暑いし、雨ばかりだし、

大ちゃんも今月6回の講演の最後が終わって、お疲れ様、本当にヤレヤレやっと一息の感じだし、

もう月末だし、

世の中あれこれいろいろと忙しそうだし、

というわけで、

頭の中もぐちゃぐちゃとしております今日この頃。

 

6月ももう終わり。

ということは今年も半分終わったというわけ?

どうしよう。

地球の自転の速度が速くなってんじゃないかと思ってみたり、

そのうちぐるぐる回りが早くなってしまい、地球から振り落とされるんじゃないかとつまらないことを考えたり。

 

失礼しました。

で、初めに帰って、

池さん本店は現在、デイの食事、配達のお弁当用の「台所」兼「つどい場」として使用中。

もともと皆が集まる場所なのだけど、何しろこんなご時世だから、沢山で集まってワイワイとやってしまうのはご法度だし、他の事情もあり長い間お休み状態だったけど、「まごのて」ができてから、いろいろと手も入れて綺麗になった。

一応まごのての事務仕事を本店でやっているので、いつも誰かがいるという環境になった。

おまけに、ちょっと遊べるように駄菓子などを置いてみたものだから、雰囲気が変わって賑やかになった。

なんともこの状況を一番喜んだのは、じいちゃんばあちゃんたち。

ちょっと歩けば本店に着く。

車いすでもひとっとび。

なので、散歩がてらにやってくる人たちが増えてる。

本日、やってきたじいさんたち。

 

まず「やっとるか~?」から始まって、

「コーヒーおくれや!」

となり、

「パン、ないんか?」

となって、

「土産に持って帰るものがな何かないか?」

で、できたてのシソジュースを分けてあげたら、

「こりゃあええわあ」

「手作りだから、美味しいよ」と私。

「皆にあげるけん、もう1本もらえんか?」

となり、

「次はコーヒー、入れとってよ。」と注文。

まるで、勝手気ままな喫茶店状態。

常連さんが集まる近所の喫茶店風。

「また来るけんの。」

「よそへ行くより、よっぽどええわ。」

と超楽しんで時間を過ごす。

 

1週間に1回デイに来る人が、デイに来ない日に、つどい場に来てくれた。

お孫さんと一緒に、遊びに来てくれた。

お話して、お茶飲んで、さんざん笑って帰って行った。

笑って笑って、帰って行った。

 

ちょっと寄り道して、ちょっとおしゃべりできる自由な空間。

ずっとそう思って来たけど、今やっとそんな感じで過ごせるようになったのが嬉しい。

 

大頭のばあちゃんたちも来てくれる。

車で3分ほどの距離だから、ドライブがてら、ちょっと遊びに来てくれる。

おしゃべりしながらお菓子を食べて、いつもとはちょっと違う時間を過ごしてくれる。

 

なんかええな~と皆を見ながら、冷えたお茶をコップに注ぎながら、幸せな気分になる。

お弁当を作るためだけではなく、食事を出すだけでもなく、ただのフリースペースとしてだけでもなく、

いろんな人がいろんな想いを抱いて、ただ遊びに、ただおしゃべりに、ただ胸の中を話しに来てくれる、そんな場所に。

 

まごのては、活動を開始しています。

マコちゃん手作りのおしゃれなのれんと、可愛いバス停仕様の看板が目印です。

 

 

 

 

 

 

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今年の夏至に

2021-06-21 21:15:17 | デイサービス池さん

あ~なんということでしょう~♪

すっかりブログご無沙汰している間に、気がつけば、自分で自分のページにログインできない状態になってしまっている始末。

それほど、時間が経ったのだと改めて感じた次第です。

というわけで、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

うつになったネコのナウちゃんは、尻尾の毛も少しだけもとに戻ってはいますが、まだ後追い状態のため、朝、本店に行けば窓から中が見える塀の上に、昼、池さんに行けば、私の靴を脱いである裏口の前の椅子の上に、事務所にいると一番近くの玄関前に座って、じっと私を待っている感じ。

ただ、もともとの気質がものすごく気まぐれなネコなので、だからと言って抱っこされたいというわけでもなく、ただじっと見ているだけで満足のナウ。

ご飯もいっぱい食べるようになり、寝る時は私の枕の所へ来て眠っているので、たぶんもう大丈夫でしょう。

それにしても、この繊細さ、不安が強く、神経質、・・・まあ、ナウちゃんが特別というわけでもないようで、振り返って考えてみれば、ワタシを含め、これまさに池内家の性質そのもののような気もする今日この頃です。

 

相変わらず世の中は雑然。

オリンピックもどうなのか。

いろいろな思惑と計算と打算がうごめき、選手の気持ちや関係者の気持ちはどこにあるのか、どうやら国民は少し離れた所で見ているしかないような、楽しみにしてよいのかどうかも、結局のところ分からずに早くもこの時期。

情報は与えられているようでも根拠に乏しく、自分で判断するべき情報は偏ったものでしかないような気がしないでもなくて、どこでどう判断するべきなのか。

ワクチンもオリンピックも社会生活も、なんだか、全てがなし崩しになってゆくことが何より怖い気がするのは私だけ?

 

さてさて、池さん新聞を読んでいただいている方々は、もうご承知だと思いますが、いろいろな経過を経て池さんは「まごのて事業部」という新しい部門を創設致しました。

買い物やお出かけやご飯づくり、病院への送迎など、孫ができるほどの小さなお手伝いをという想いで、「まごのて」という名前を付けました。

いつも思うけど、介護保険はやっぱり限られた人が、決められた範囲で、決まったことしか使うことができないわけ。

ちょっと美容院まで行きたいとか、年金を郵便局で出してから買い物したいとか、お天気がいいからシーツ洗いたいけど大きいから干せないとか、父は薬を飲んだか忘れるからちょっと見てほしいとか・・・いろんな生活のシーンの中で必要なちょっとの手伝いと言うのは、毎月の計画による決まった範囲と決まったこととは別に存在するのだと、いつも思う。

そのちょっとの手伝いがあるかないかで、生活の質はきっと変わってくるような気がするし、家族が忙しくても安心だし、一人でも家でもう少しの間頑張って暮らせるかもしれないと思ったりできるんじゃないかと思うわけ。

地域で暮らすということは、自分の家で暮らすということは、ずっと変わらずに元気ならいいけど、車にも乗れなくなるし、足も弱るし、でもやっぱり自分で見て買い物したいし、自分で好きなものを買いに行きたいと思う気持ちは、きっとみんなが持ってる気持ちだと思うの。

優しい息子や娘が週末には買い物に行ってくれるけど、みんな忙しいのわかるし、やっぱり気兼ねなく買い物に行けたらいいなと思う。

この年になって、自分のことに置き換えて考えてみて、今はそう思う。

だから、今まで池さんが自主事業として、フミちゃんのお薬確認に行ったり、ご飯届けていた時のように、必要な手伝いを必要なだけ、必要なタイミングでできたらいいなと思った。

なので、ぜひ「まごのて」ご利用くださいね。

お年寄りだけでなく、一人で子育てする若いお母さんも。

小さい子供連れてると、病院へ行くのさえ大変だものね。(私も昔、そうだった。)

仕事で大変でご飯作るの大変ですという時は、まごの手のお弁当をどうぞ。

季節のお野菜で作る全部手作りの昔ながらのお弁当。

池さんご飯のお弁当です。

ぜひご利用下さい。

 

というわけで、本日、夏至。

太陽のエネルギーを感じながら、新しい扉を開ける時。

夏に向かう時の溢れる力をつかみ取り、新しいステージを生きてゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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