今までに何度も何度も考えを巡らせたこのテーマ。
何も深く考えなくても、ほとんどの場合なんとか生きてゆけるわけだし、何もめんどくさく掘り下げなくても毎日は過ぎてゆく。
でも、せっかく与えられたこの命。
この世に生まれることができた唯一の命。
どんな世の中になろうとも、たとえ願わない不穏な社会を生きなければならないとしても、
「どう生きるか」ということを考えながら生きて行ける人でありたいといつも思う。
いろんな人がいる。
いろんな家族がある。
それぞれの人の人生は、見事にさまざまで、色とりどりの個性に溢れている。
いろんな人を見ていると、人の数だけいろんな考え方があって、
家の様子や家族のありよう、暮らしぶりが垣間見えた時、
その人の日常が想像できた時に、
その人の思考の根拠が何となくわかったりする。
人の「考えること」と暮らしぶりは、決して無縁ではない。
移り変わる社会の中にあっても自分らしく生きてゆくために、
少しでもよい時間を生きるために、
考えることを続けていきたいと思っている。
「人は漆黒の中に生きている」とどこかに書いてあった。
暗闇の中にいる時は、自分がどこにいるのかわからない。
空に瞬く星が、自分を照らしてくれてこそ、初めて自分を自分で見ることができるのだと。
どこかで見たこの言葉は、いつも頭の中にある。
照らしてくれる光があるからこそ、自分を見失うことなく、前を見ることができる。
坂村真民氏は言った。
「闇深ければ 光もまた強し」
ひとつひとつ、考え続けて、道を探していきたいと思う。
生活を整え、心を整えて、また1週間を始めよう。
今回の「どう生きて行くか」で思いだしたのですが明日カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞した「PLAN75」が封切られます。
この映画を見て、現実にこんな制度が出来たら私自身はどうするだろうと考えてみたいと思います。
突然のコメント失礼しました。
老いは誰にもやってくるもの。私も日々、現実の問題として感じています。できるはずだったことがしんどくなったり、集中力がなくなったり、好きだったはずの運転がめんどくなったり、いろんな現実と今まさに向き合っています。
現実を意識しつつ、ゆるやかに老いを生きてゆきたいと思っていますが、それを誰かに、どこかで、線引きされるとちょっとな~と思ったりもしますが、いろんなことを考えながら、これからの日々を歩きたいと思ったりしている昨今です。
コメントありがとうございます。