弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

裁判ルールを 勉強しない 怠慢・不正な 漫画本

2006年05月30日 00時36分26秒 | 未分類
「ビッグコミック スペリオール」に再連載が始まった「雨の判決」。
前号までのあらすじには「晴れて裁判官となった雨宮が見たものは、想像とは異なる、不公正で、怠慢な裁判所の姿だった。」とある。
しかし、新たな裁判官漫画が始まったと期待した岡口裁判官や私が見たものは、想像を絶する、荒唐無稽な漫画だった。
前回の連載では合議室に証人を連れてきた東京地裁刑事部の雨宮判事補。次回は自ら東京地検に乗り込む。
問題点の指摘は、岡口裁判官のHPの意見に私も全面的に同調する。
なんで、兄弟誌「ビッグコミック オリジナル」の大傑作「弁護士のくず」のように、弁護士に監修を頼まないのだろうか。