NHK「国際報道」より。
香港国家安全維持法では、「国家安全に関する犯罪」の刑事事件を審理する担当裁判官を、政府トップの行政長官が指名できる。
中国政府が自認するとおり、もはや名実ともに、香港には三権分立は存在しない。
香港国家安全維持法では、「国家安全に関する犯罪」の刑事事件を審理する担当裁判官を、政府トップの行政長官が指名できる。
中国政府が自認するとおり、もはや名実ともに、香港には三権分立は存在しない。
(朝日から抜粋)
中国上海市浦東新区の裁判所は28日、新型コロナウイルスで都市封鎖された武漢の様子を取材、発信し、騒動挑発罪に問われた元弁護士の張展氏(37)に対し、真偽不明の情報を流し社会を混乱させたとして懲役4年の実刑判決を言い渡した。
(写真)グローバル・スタンダードという言葉は好きではないが、かの国の弁護士や市民に対する弾圧は目に余る。
世界の常識となっている人権を擁護できないような国に、国際社会をリードする資格はない。
中国上海市浦東新区の裁判所は28日、新型コロナウイルスで都市封鎖された武漢の様子を取材、発信し、騒動挑発罪に問われた元弁護士の張展氏(37)に対し、真偽不明の情報を流し社会を混乱させたとして懲役4年の実刑判決を言い渡した。
(写真)グローバル・スタンダードという言葉は好きではないが、かの国の弁護士や市民に対する弾圧は目に余る。
世界の常識となっている人権を擁護できないような国に、国際社会をリードする資格はない。
裁判所の年末年始休暇は、12月29日から1月3日までの6日間。訴訟法にも規定があり、その間は法定の申立等の期間が満了することはない。
今日は期日が入ってないので有休にする予定だったが、記録閲覧申請に対する許可印を押すために、午前中だけ有休を返上して登庁。
(写真)名古屋の新名物シャチハタ饅頭
今日は期日が入ってないので有休にする予定だったが、記録閲覧申請に対する許可印を押すために、午前中だけ有休を返上して登庁。
(写真)名古屋の新名物シャチハタ饅頭
映画「AWAKE」から。
今日のEテレ「将棋講座」でも取り上げられていた。
将棋電王戦での阿久津主税8段とAWAKE(将棋ソフト)との対局を脚色したストーリー。
阿久津8段が研究で知ったAWAKEの弱点を咎める指し手を選び、わざと角を打たせて、僅か21手で投了に追い込んだ。
人間ドラマとして映画になるほどの対局としては、他には坂田三吉王将の例くらいしか思い浮かばない。「銀が泣いている」の名言を生んだ名局もある。
今日のEテレ「将棋講座」でも取り上げられていた。
将棋電王戦での阿久津主税8段とAWAKE(将棋ソフト)との対局を脚色したストーリー。
阿久津8段が研究で知ったAWAKEの弱点を咎める指し手を選び、わざと角を打たせて、僅か21手で投了に追い込んだ。
人間ドラマとして映画になるほどの対局としては、他には坂田三吉王将の例くらいしか思い浮かばない。「銀が泣いている」の名言を生んだ名局もある。
毎年末恒例の通天閣での干支の引継式も中止。
それならば、あの下らない駄洒落もやめればいいのに、ホームページ上で発表したそうだ。
(写真)平和だった昨年末の通天閣界隈。
まさか、この提灯が不法占拠だったとは。
それならば、あの下らない駄洒落もやめればいいのに、ホームページ上で発表したそうだ。
(写真)平和だった昨年末の通天閣界隈。
まさか、この提灯が不法占拠だったとは。
予約してなかったので、少し高かったが奮発して、ピエール・エルメのクリスマス・ケーキを初めて買った。
TBS「林先生の初耳学」でギャル曽根がパティシエに挑戦していた名店だ。
七芒星の形のケーキ。なかなか凝っている。
TBS「林先生の初耳学」でギャル曽根がパティシエに挑戦していた名店だ。
七芒星の形のケーキ。なかなか凝っている。
一昨日の最高裁決定から。
メイラード反応という専門用語は初耳だった。
肉や玉ねぎを焼いたり炒めたりしたときに褐色になるのも、パンやご飯のお焦げも、メイラード反応の例だという。
(写真)一足早いクリスマス・プレゼントとなったか。
メイラード反応という専門用語は初耳だった。
肉や玉ねぎを焼いたり炒めたりしたときに褐色になるのも、パンやご飯のお焦げも、メイラード反応の例だという。
(写真)一足早いクリスマス・プレゼントとなったか。
香港最高裁の今月21日の判決から。
(中日新聞より抜粋)
香港終審法院(最高裁)は、デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」について、香港政府の訴えを全面的に認め、合憲と認める判断を下した。一審では香港基本法(憲法)に「違反している」と判断したが、最終的には政府の主張を全面的に認める結果となった。覆面禁止法は香港政府が昨年十月、緊急条例を発動し、立法会(議会)の審議を経ないまま制定、施行。今回の終審法院は、許可を得た集会でもマスク着用を禁止することは合憲だと判断した。「マスクをかぶることで法的責任や警察の調査から逃れやすくなり、デモ参加者を大胆にさせる」と指摘した。
(中日新聞より抜粋)
香港終審法院(最高裁)は、デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」について、香港政府の訴えを全面的に認め、合憲と認める判断を下した。一審では香港基本法(憲法)に「違反している」と判断したが、最終的には政府の主張を全面的に認める結果となった。覆面禁止法は香港政府が昨年十月、緊急条例を発動し、立法会(議会)の審議を経ないまま制定、施行。今回の終審法院は、許可を得た集会でもマスク着用を禁止することは合憲だと判断した。「マスクをかぶることで法的責任や警察の調査から逃れやすくなり、デモ参加者を大胆にさせる」と指摘した。
昨日は、朝から晩までテレビ三昧だった。
普段の日曜日でも、午前はEテレの「将棋講座」と「NHK杯トーナメント」、夕方は「笑点」。
さらに昨日は、新番組の女流将棋「白玲戦」(BSフジ)、ドラマ「うつ病九段」(NHK BSプレミアム)、「M-1グランプリ」(テレビ朝日)の敗者復活戦と決勝戦が加わった。
いくらテレビ好きの私でも、こんなに見続ける日は空前絶後だろう。
(写真)女流棋戦8番目のタイトル「白玲」の意味を説明する清水市代女流7段。
普段の日曜日でも、午前はEテレの「将棋講座」と「NHK杯トーナメント」、夕方は「笑点」。
さらに昨日は、新番組の女流将棋「白玲戦」(BSフジ)、ドラマ「うつ病九段」(NHK BSプレミアム)、「M-1グランプリ」(テレビ朝日)の敗者復活戦と決勝戦が加わった。
いくらテレビ好きの私でも、こんなに見続ける日は空前絶後だろう。
(写真)女流棋戦8番目のタイトル「白玲」の意味を説明する清水市代女流7段。
今回の出版編集作業は、前作よりも格段にはかどった印象がある。
一箇所に集まっての会議や合宿ができなくなった分、zoomで適宜、意見交換を重ねることができ、編集や校正もメールで十分行えた。交通費も全くかからなかった。やればできるもんだ。
一箇所に集まっての会議や合宿ができなくなった分、zoomで適宜、意見交換を重ねることができ、編集や校正もメールで十分行えた。交通費も全くかからなかった。やればできるもんだ。
新刊「イマドキの裁判」では、高裁民事の一回結審や、コロナ渦の下での開廷、さらにはIT化の促進等についても取り上げている。
今春の緊急事態宣言の下では、全国の裁判所で開廷を一斉に取り消したが、行き過ぎだったのではないかという批判や反省もある。
県境をまたぐ移動をしないという条件下でも、例えば、県内の当事者の一方が裁判所に出廷することを希望し、他方も開廷に同意した上で出廷権利を放棄し(あるいは県内から出廷し)、結審に異議を述べないという場合は、開廷は可能だったとも思われる。
しかし、現在の民事訴訟法では、下級審で口頭弁論を一度も開かず、あるいは当事者双方とも不出頭で結審することは想定されていない。IT化に伴う法改正と同時に再検討すべき課題だろう。
今春の緊急事態宣言の下では、全国の裁判所で開廷を一斉に取り消したが、行き過ぎだったのではないかという批判や反省もある。
県境をまたぐ移動をしないという条件下でも、例えば、県内の当事者の一方が裁判所に出廷することを希望し、他方も開廷に同意した上で出廷権利を放棄し(あるいは県内から出廷し)、結審に異議を述べないという場合は、開廷は可能だったとも思われる。
しかし、現在の民事訴訟法では、下級審で口頭弁論を一度も開かず、あるいは当事者双方とも不出頭で結審することは想定されていない。IT化に伴う法改正と同時に再検討すべき課題だろう。
新刊「イマドキの裁判」では、インターネット上の匿名の名誉毀損問題も取り上げている。
民事裁判の手続は大幅に簡略化されつつあり、刑事事件としての摘発も相次いでいるところだ。
昔は、せいぜい便所の落書きのレベルで、誰も気にしなかった。しかし、匿名で全世界に向けて発信できるとなると、放置はできない。
あらゆる文明の利器は、卑怯者に悪用されると、とんでもないことになると痛感させられる。
民事裁判の手続は大幅に簡略化されつつあり、刑事事件としての摘発も相次いでいるところだ。
昔は、せいぜい便所の落書きのレベルで、誰も気にしなかった。しかし、匿名で全世界に向けて発信できるとなると、放置はできない。
あらゆる文明の利器は、卑怯者に悪用されると、とんでもないことになると痛感させられる。
このところ新判例が相次いでいるのが、非正規雇用労働者が「同一労働同一賃金」を求める裁判。
元々は、経営者側の要求により、労働者派遣法の制定・対象拡大を初め、非正規雇用労働者を増やし、賃金を抑えてきた歴史があるので、法改正という追い風があるとはいえ、労働者側の闘いも容易ではない。これまでのところ、諸手当では善戦しているものの、基本給・賞与・退職金では苦戦している。
新刊「イマドキの裁判」でも、最近の最高裁判例まで取り上げて論じている。
元々は、経営者側の要求により、労働者派遣法の制定・対象拡大を初め、非正規雇用労働者を増やし、賃金を抑えてきた歴史があるので、法改正という追い風があるとはいえ、労働者側の闘いも容易ではない。これまでのところ、諸手当では善戦しているものの、基本給・賞与・退職金では苦戦している。
新刊「イマドキの裁判」でも、最近の最高裁判例まで取り上げて論じている。