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弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告になった竹内浩史のどどいつ集

どんな真面目な 優等生も 時間なければ 間違える

2006年05月01日 22時21分00秒 | 裁判
裁判官の多くは、学校の優等生がそのままなったような人たちである。
しかし、優等生であっても、難しい問題を短時間で解けと言われたら、答を間違うことは避けられない。
直前のどどいつに、次のような返歌をいただいた。
「どんなしごとか わからんだけに じょうほうこうかい すすめてね!」
確かに、裁判官は「人も時間も足りている」と無理して言ってしまう傾向があるようだ。
先日、同期の弁護士から、裁判官はゆとりをもって仕事してもらうのが一番と言われ、嬉しかった。

国民みんなが 使用者だから 勤務条件 考えて

2006年05月01日 08時55分19秒 | 世相
一般的には賃金を受け取る労働者の立場の人が多い国民も、裁判官を含む公務員に対しては、使用者的な立場にある。
どのような内容と水準の公務に、どの程度の人数で、どんな勤務時間と休息、報酬等の勤務条件で従事してもらうか、決めなければならない。
一方的に人数を減らし、報酬を安くすればいいというものではない。
同時に仕事も減らすのでなければ、それはそれで使用者としての「いいとこどり」になってしまうからだ。

安く良い品 求めたならば 低い賃金 長時間

2006年05月01日 00時12分42秒 | 世相
今日はメーデー。労働者の祭典だ。
ただ最近感じるのは、社会のあらゆる分野で、相手のことを考えず自分さえ良ければいいという「いいとこどり」の風潮が蔓延し、結局は弱者が知らず知らずのうちにしわ寄せを受けているのではないかということ。
かつての日本人のように「安かろう悪かろう」、安物であれば品質が低くても仕方ないと割り切った方が賢明だったのでは。
そうでないと、結局、消費者であると同時に生産に従事する労働者でもある自らの首を締めることになりかねない気がする。