さいたま地家裁川越支部の人事訴訟係としての３年間の勤務の最終日となった。
さいたま家裁飯能出張所への填補勤務（毎週火曜日）の最終日を迎えた。
弁護士の非常勤裁判官である「家事調停官」に近い勤務実態になるかと思ったが、常勤裁判官である「家事審判官」としては、主に審判事件に時間を費やさねばならず、調停に深く参加することは難しかった。
やはり、調停のみを担当する日を作れる体制が望ましいだろう。
弁護士の非常勤裁判官である「家事調停官」に近い勤務実態になるかと思ったが、常勤裁判官である「家事審判官」としては、主に審判事件に時間を費やさねばならず、調停に深く参加することは難しかった。
やはり、調停のみを担当する日を作れる体制が望ましいだろう。
民事裁判の判決は、ゲームの「ストライクアウト」に似ていると思うことがある。
１本の判決で、本訴・反訴・併合事件の２～３件の裁判が一挙に解決し「既済」になる場合があるから。
もちろん、併合事件の判決を起案するのは、単純に２～３倍になるわけではないにしろ、それなりに手間は増える。
１本の判決で、本訴・反訴・併合事件の２～３件の裁判が一挙に解決し「既済」になる場合があるから。
もちろん、併合事件の判決を起案するのは、単純に２～３倍になるわけではないにしろ、それなりに手間は増える。
冤罪の責任は、無実を見抜けなかった警察・検察、当初の弁護人、裁判官のほか、犯人視報道を続けてきたマスコミにもある。
さらに言えば、そういう先走り報道を期待する側にも問題があるだろう。
よく分かっていない事件について、あまりにも結論を急ぎ過ぎる傾向も反省すべきだ。
私は、裁判前の犯罪報道はあまり見ないようにしている。
さらに言えば、そういう先走り報道を期待する側にも問題があるだろう。
よく分かっていない事件について、あまりにも結論を急ぎ過ぎる傾向も反省すべきだ。
私は、裁判前の犯罪報道はあまり見ないようにしている。
26日の宇都宮地裁・足利事件再審無罪判決での裁判長の言葉から。
「通常ですと、判決宣告後に適当な訓戒ができることになっていますが、本件では自戒の意味を込めて謝罪をさせていただきます。」
どういうふうに謝罪をするのかと注目していたが、なるほど、裁判官が自らに「訓戒」をする形で謝罪をするというのは、刑事訴訟規則221条「裁判長は、判決の宣告をした後、被告人に対し、その将来について適当な訓戒をすることができる。」にうまく根拠付けてあって、名案だったと思う。
全裁判官の自戒としたい。
「通常ですと、判決宣告後に適当な訓戒ができることになっていますが、本件では自戒の意味を込めて謝罪をさせていただきます。」
どういうふうに謝罪をするのかと注目していたが、なるほど、裁判官が自らに「訓戒」をする形で謝罪をするというのは、刑事訴訟規則221条「裁判長は、判決の宣告をした後、被告人に対し、その将来について適当な訓戒をすることができる。」にうまく根拠付けてあって、名案だったと思う。
全裁判官の自戒としたい。
川越支部の書記官室は、刑事部が北向き、家裁が南向きになっている。
担当事件に照らし、適正配置とも言えよう。
担当事件に照らし、適正配置とも言えよう。
三遊亭円生の襲名が大きな話題を呼び、盛り上がっている。
高座で決着を付けるというのは名案だ。
どんな結末になっても、ファンは清々しい気分になれそう。
（写真）
鳳楽に高座対決を挑んだ円丈の近著「ろんだいえん」
高座で決着を付けるというのは名案だ。
どんな結末になっても、ファンは清々しい気分になれそう。
（写真）
鳳楽に高座対決を挑んだ円丈の近著「ろんだいえん」
現在フジテレビで毎週放送されている「サザエさん」のエンディングには、家庭裁判所が出て来ることを知った。
波平とフネが街角で喧嘩していると、人だかりができて、そこは家庭裁判所の前だったというシーン。
高齢者離婚の話にならなくて幸いだった。
波平とフネが街角で喧嘩していると、人だかりができて、そこは家庭裁判所の前だったというシーン。
高齢者離婚の話にならなくて幸いだった。
著名人の墓参りをする「墓参ラー」が増えているそうで、彼岸のテレビニュースでも取り上げられていた。
私も、一昨年の９月には大岡越前（赤坂豊川稲荷）と遠山金四郎（巣鴨・本妙寺）、昨年の３月には鎌倉・東慶寺の著名人たちの墓所に参る機会に恵まれた。
お目当ての人以外にも、色々な人の墓に巡り会えるのが楽しみだ。
今年の３月は機会が無かったが、４月からは外人墓地の探訪を試みてみたい。
（写真）
巣鴨・本妙寺には、江戸時代の棋聖・天野宗歩の将棋駒形の墓もあった。
私も、一昨年の９月には大岡越前（赤坂豊川稲荷）と遠山金四郎（巣鴨・本妙寺）、昨年の３月には鎌倉・東慶寺の著名人たちの墓所に参る機会に恵まれた。
お目当ての人以外にも、色々な人の墓に巡り会えるのが楽しみだ。
今年の３月は機会が無かったが、４月からは外人墓地の探訪を試みてみたい。
（写真）
巣鴨・本妙寺には、江戸時代の棋聖・天野宗歩の将棋駒形の墓もあった。
21日は、旧岩崎邸庭園で「弥太郎と龍馬」の講演会が開催された。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で岩崎弥太郎役の香川照之のあまりにも汚い怪演が物議を醸している。
地下浪人から出世するごとに、汚さが５段階に改善されていくのだそうだ。
最初は弥太郎というよりも、与太郎みたいだった。
今回は、お嫁さんをもらって３段階目の「ゆ」太郎くらいになったようだ。
ただし、講演によると、史実としては、弥太郎と龍馬は長崎時代の数ヶ月間しか接点はなかったらしい。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で岩崎弥太郎役の香川照之のあまりにも汚い怪演が物議を醸している。
地下浪人から出世するごとに、汚さが５段階に改善されていくのだそうだ。
最初は弥太郎というよりも、与太郎みたいだった。
今回は、お嫁さんをもらって３段階目の「ゆ」太郎くらいになったようだ。
ただし、講演によると、史実としては、弥太郎と龍馬は長崎時代の数ヶ月間しか接点はなかったらしい。
１９日の日テレ「Ｓ―１バトル」の優勝賞金１億円には驚いた。
獲得した「NON STYLE」のドラマ仕立てのネタは、同局「エンタの神様」のスタッフが協力して作ったものだそうだが、同番組も翌日には７年間の幕を閉じた。
今週は、今回のお笑いブームの先駆けとなったNHK「爆笑オンエアバトル」も最終回になるという。
どうも、ブームもピークを過ぎたようだ。
（写真）
エスワンバトルのCMに語呂合わせで起用されていた鉄腕アトム
獲得した「NON STYLE」のドラマ仕立てのネタは、同局「エンタの神様」のスタッフが協力して作ったものだそうだが、同番組も翌日には７年間の幕を閉じた。
今週は、今回のお笑いブームの先駆けとなったNHK「爆笑オンエアバトル」も最終回になるという。
どうも、ブームもピークを過ぎたようだ。
（写真）
エスワンバトルのCMに語呂合わせで起用されていた鉄腕アトム
３月の裁判官会議の重要な議題は、４月以降の事務分配だが、あらかじめ根回しされているので、会議の本番で議論になることはほとんどない。
最も重大な利害関係があるのは、新たに転入する裁判官だが、まだ構成員ではないから正に「欠席裁判」である。
短時間で終わってしまい、この忙しい時期に管内全域から集まる時間がもったいないので、３月は裁判官会議は開かずに常置委員会の権限で決めて、６月の裁判官会議で追認する慣例にしている裁判所も少なくないようだ。
最も重大な利害関係があるのは、新たに転入する裁判官だが、まだ構成員ではないから正に「欠席裁判」である。
短時間で終わってしまい、この忙しい時期に管内全域から集まる時間がもったいないので、３月は裁判官会議は開かずに常置委員会の権限で決めて、６月の裁判官会議で追認する慣例にしている裁判所も少なくないようだ。
昨日は夕方から、さいたま地家裁の裁判官会議。
４月からの新しい事務分配を決める重要な会議だ。
夜は恒例の懇親会。
転出予定の裁判官たちが、相次いで転勤先と抱負を披露し、盛り上がった。
４月からの新しい事務分配を決める重要な会議だ。
夜は恒例の懇親会。
転出予定の裁判官たちが、相次いで転勤先と抱負を披露し、盛り上がった。
